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変革_4
暴れていた男たちを追い払い、
路地裏が静かになる。
「あ、あの、ありがとうございます」
「いや、礼は要らねえから
早く引き取ってもらえねえかな?
びーびーうるさくて昼寝も出来ないんだが」
「パパー」
悪態をつく男の後ろから幼い女の子が
地面に座る方に抱きついた。
「あぁ、良かった。本当に無事で」
抱きつかれた側も涙を流して抱きつき返す。
「本当にっ。ありがとうございます」
「おじちゃんありがとー」
「おじちゃんじゃねえ、
おにいさんと呼べ。
さっきの奴らが仕返しに来ないウチに
早く帰りな」
「ありがとうございます」
娘の父親に手を差し出して
力強く引っ張り上げた。
立ち上がらせる勢いが強すぎて
肩を貸す体勢になると、
少女の父親に小声で耳打ちする。
(ここらは子連れだと色々アブねえ。
戦えないなら住みづらくても山の方に行きな。
アッチならいざとなった時力使っても
文句は言われにくい)
(分かりました)
それから父親は娘の手を引いて
路地裏を出ていった。
やっと静かになったと
ため息をついた途端、
落ち着きのない元気な声で呼ばれた。
「兄貴ー! 飯掻っ払って来ましたー!」
「おう。良くやった」
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