前へ目次 次へ 47/63 姫の家 姫の家は他の家の五倍程の大きさだ。 兵士達が総出で作ったらしい。 作りもしっかりしている。 近くには兵士の詰め所が有り、グラッドは自宅を持たず、そこを住処としていた。 姫の近くに居たいのだろう。 姫はもう帰ってきているだろうか。 姫の家の前には二人の兵士が護衛として立っていた。 「おやっ。シェパード隊長。今日は姫様の家か」 兵士は扉を開けてくれた。 「姫様はもうじき帰ってくるからな。喜ぶぞ」 俺は体をふるって埃を落としマットで足の裏をふいた。 さて、姫の家を散策だ。