日曜日の魔女 2
「ほんとにかっこいいねーゆうくんにこんなお友達がいたなんて」
「えーおにいちゃんいいなー」
「斉藤くんにはいつも仲良くさせてもらってます」
服を着替えて1階に降りてみると、目をキラキラ輝かせてる女の子2人にサインを書いてる僕の友達
眉目秀麗、優美高妙、容姿端麗
まぁ簡単に言えばイケメンの恭介さんじゃないすか!ちーす!
「何しちゃってんの!?ただの一般人の分際で」
「いやお前ほどじゃないさ」
「じゃあ斉藤くんもきたので俺はこれで」
「えぇえ、もういっちゃうの?まだいればいいのに」
「またきてくれるよね!さっきのお話おもしろかったよ」
僕がいない間に な に が あ っ た
大人気かおい
「さていくぞ、ゆうすけ」
「待て、どこにだ。僕は状況を一切理解できてないぞ」
恭介は呆れた様子で
「おいおい、前に俺ん家来たとき頼んだだろ」
「記憶にございません」
いや、だってまじで覚えてないんだもん
頼みがどうとかは言われたし説明もされたけど、こいつの家がボロすぎてイライラしてた僕は全く聞いてなかった。
「仕事を手伝ってほしいんだ」
簡単に言うと、恭介の今やってるバイトの人手が足りないので暇そうな僕に手伝ってほしいといったとこであった。
「すまん。今日は図書館で量子力学とフーリエ解析の勉強しなきゃいけないから無理なんだ」
大嘘である。1日家で寝転がる気満々だった男の台詞である。
「ちなみにバイト代もでるぞ。金一封だ」
「何してんだよ恭介!早くしないと置いていくぞ!急げ」
お金のない今の僕にとって非常にありがたい申し出であったわけで、喫茶店で詳しい仕事の内容を聞くこととなった。




