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ビンボーイ 1
「ぶわははははは!バカだバカがいる!ふ、ふつーそれ聞くか!う、ウケる!ったははははははは」
教室にて恭介が俺を指差しながら爆笑して転げ回ってる
そのアホみたいな顔にもうイケメンの面影はないわけで…
体育館を爆笑の渦に包みこんだ僕は教室で担任から公開説教を受けている
「いいか、こう見えて教師の給料は少ないんだぞ。どうやって1ヶ月遊んで暮らせばいい?授業もめんどくさいのに課外での残業代の出ない仕事。採点に課題作りに面談etc もうね、人生楽したい」
ただの愚痴じゃねぇか(笑)
キーンコーンカーン♪
「おっ鳴ったな。よし、これで俺の人生教育論を終わる」
「もういいんですか?」
「早く帰りたいからな!」
そう言って我らが担任は親指立てて颯爽と教室を出て行った。
入学式初日は色々あったけどこれで帰れるのか
そう思ってまっすぐ家に帰ろうとした僕だったけど
恭介が相談したいことがあるらしく家まで案内されている。




