↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/33

総督を追い詰めましたが女を人質に抵抗してくれました

遅れてすみません。

 私が赤竜をセドリックが青竜を退治して、残りの黄竜は竜ちゃんがブラスターを放って退治していた。

 小さくてもさすがヤマトの守り神、竜神様だ。

 ほとんど一撃で倒していて後は暇そうにしていた。

 暇なら他の奴を手伝えって私が叫んで慌てて手伝っていたけれど

「竜神様を手足の如く使うなんてちょっと罰当たりでは無いですか」

 アラレの言葉は聞かなかったことにしよう……


 驚いた事にセドリックも裏切ること無く古代竜を一匹倒していた。

 ここまでは嘘をついていないらしい。

 帝国兵にも第六皇子を見て動揺が走っていた。


 アオイ、ソウヘイが魔導師を倒して、サツマも魔導師を一人倒していた。


 私達は帝国軍の誇る強力な主戦力を叩き潰していた。



 残りは帝国軍5万だけだ。

 こちらは2万だが、勢いでぶつかればなんとかなるだろう。


「ようし、者ども、いくぞ。突撃!」

 私は最前列で叫んでいた。


 ヴオオオオ!

 ホラ貝が鳴る。


 後方にいた全軍2万が突撃に入った。


「おい、やばいぞ」

「敵が突撃してきたぞ」

「ここは逃げろ」

「おい、貴様等待て」

「誰が待つか」

「ヤマトの奴らに殺されるぞ」

「逃げろ!」


 対する帝国軍は私達が突撃してくるのを見て、戦う前に戦意喪失、逃げ出した。


 私が前もって赤竜の攻撃を反射して帝国軍の主力を叩き潰していたのも大きかった。

 一部勇敢な指揮官が撤退を止めようとしたが、逃げ出した帝国軍は止めようが無かった。


「追え、追うのじゃ!」

「「「ウオーーーー!」」」

 ヤマト軍は逃げる帝国軍の後ろから襲いかかっていた。

 辺りは必死に逃げる帝国軍を撫斬りにするヤマト王朝軍という構図になった。


 でも中々帝国の主将ボドイン総督には追いつけなかった。


「ユキ様。ボドインは大将にあるまじき奴で、どうやら大勢が決まる前に逃亡始めたらしいです」

 私に追いすがってセドリックが報告してくれた。


「竜ちゃん!」

 私は私の腕の中に小さくなっていた竜ちゃんに声をかけた。


「ギャオーーーー!」

 竜ちゃんはあっという間に大きくなる。


「ギャーーーー」

「竜が出たぞ」

「こ、降参します」

「降参しますから命だけはお助けください」

 その辺りを必死に逃げていた帝国兵達が直ちに剣を放り出して土下座してきた。


 帝国兵もヤマトの作法にも慣れてきたらしい。


 でも今はそれどころではない。


「セドリック、案内してくれ」

 私は驚いているセドリックの手を引いて、竜ちゃんの上に飛び乗った。


「竜ちゃん。総督のボドインを追って」

「この集団の先にいるはずだ」

「ギャオーーーー!」

 そう咆哮すると竜ちゃんは飛び上がった。


 そして、一気に加速する。

「な、なんだこの風は」

 セドリックは吹き飛ばされそうになって慌てて竜ちゃんにしがみついていた。


「竜ちゃん! スピードアップよ!」

「ギャオーーーー」 

 私の声に竜ちゃんはスピードアップした。

「えっ、おい、これ以上速くなるのか?」

 驚くセドリックを無視して竜ちゃんは先頭目がけて飛んでくれた。


「「ギャーーーー」」

「「飛ばされる!」」

途中にいた帝国兵士達を吹っ飛ばしていく。


「ユキ、あの馬車じゃ無いか」

 セドリックが指さしてくれた。


 逃亡する帝国兵士達のはるか先を土煙を出して疾走している四頭立ての馬車を見つけた。


「ようし、竜ちゃん、あの前に着陸よ」

「ギャオーーーー」

 竜ちゃんは加速してくれた。

 

「ギャーーー」

 セドリックが竜ちゃんの加速に悲鳴を上げる。


 竜ちゃんは急加速すると一気に馬車の前に出た。


そして、急降下して馬車の前に舞い降りてくれた。


ヒヒーーーーン!

 四頭の馬が竿立ちになって馬車は止まりきれずに横転した。


「竜ちゃん。良くやったわ」


 私は竜ちゃんの前に飛び降りていた。


 セドリックが降りてこないと思ってみたら竜ちゃんにしがみついて気絶していた。


 まあ良いわ。ここなら私が一人で出来る。


「アラン・ボドイン、出てこい!」

 私はクサナギの剱を抜き放って叫んでいた。


「貴様が反逆者、ユキか。オラ、降りるんだよ」 

 一人の男が、一人の女の首にナイフを突きつけて降りてくれた。

「ヤマトの民か」

 私の民を人質にしてボドインは降りてくれた。


「ギャオーーーー」

 それを見て怒り狂った竜ちゃんが叫んでくれた。


「貴様等静かにしろ! この女が死んでも良いのか」

 ボドインが叫んでくれた。


「ボドイン、馬鹿なことは止めろ」

 私はボドインを止めようとした。


「煩い! 少しでも動いてみろこの女の首を刎ねるぞ!」

 ボドインは脅してきた。


「貴様、そうやってシンノジョウも殺してくれたのか」

 私はきれていた。


「姫様。私は殺されても構いません。こいつを殺してください」

 健気なことにその少女が言いだした。

 そんなこと言われたらこの子を殺させることなんて出来ない。

「煩い、女、貴様は黙っていろ」

 ボドインはヒステリックに叫んでいた。

 これはやばい。下手したら切れたボドインが女を殺してしまう。


 これ以上帝国に好きなことをさせるわけにはいかなかった。


 しかし、どうする?

 私は躊躇した。


「反逆者ユキ、女を殺されたくなかったらすぐに剣を放棄しろ」

 ボドインが大声で喚いてくれた。


 女の首筋に剣が食い込む。

「ヒィィィィ」

 さすがの女の子も剣を突きつけられて声が震えていた。

 一筋の血が女の子の首から流れ出していた。


ここまで読んで頂いてありがとうございます

女にの運命はどうなるのか?

この女の子はとあるエドのユイちゃんです

お楽しみに!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私のお話、ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。

前作

『悪役令嬢に転生したのを知ったのは断罪されて婚約者に顔面を蹴られた時でした。ツンデレ兄と辺境で米作りして一からやり直します』https://ncode.syosetu.com/n5024mh/

前前作

『悪役令嬢にしない為に還暦のおっさんは学園に入学する! 恋した女の娘の為なら皇子だろうが聖女だろが叩き潰します!!』https://ncode.syosetu.com/n6630ly/

私の今一番熱い人気の作品はこちら

表紙画像
1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

■【3千字のSS商人の娘の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/


■【アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DD3SHSJV/


■【楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/86f757d2dd7d3674900eac6783288ad5/

■【小説家になろう記載ページ】『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……』https://ncode.syosetu.com/n9991iq/


表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
2巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【3千字のSSドレス工房の主の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/2/


■【アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DGQ7J6VH/


■【楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/178537d615973d18a4cb8adc53c66c16/

3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【3千字のSS連れ子様の護衛騎士・シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/3/


■【アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/-ebook/dp/B0DK55BWGS/


■【楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/e9901759f61337b88109b29ff7a5ffb0/

ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

アルファポリスのレジーナブックスにて

【書籍化】

しました!
2023年6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
表紙画像
表紙絵をクリックしたらレジーナブックスの説明ページに飛びます。


■アマゾンへのリンク

■楽天ブックスへのリンク

■hontoへのリンク


手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

なろうの掲載ページ『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

第一部は書籍化の規約上3分の1残して後は他者視点で繋いでいます
「えっ、ゲームの世界の悪役令嬢に生まれ変わった?」
頭をぶつけた拍子に前世の記憶が戻ってきたフラン、
でも、ケームの中身をほとんど覚えていない!
公爵令嬢で第一王子の婚約者であるフランはゲームの中で聖女を虐めて、サマーパーティーで王子から婚約破棄されるらしい。
しかし、フランはそもそも前世は病弱で、学校にはほとんど通えていなかったので、女たらしの王子の事は諦めて青春を思いっきりエンジョイすることにしたのだった。
しかし、その途端に態度を180度変えて迫ってくる第一王子をうざいと思うフラン。
王子にまとわりつく聖女、
更にもともとアプローチしているが全く無視されている第二王子とシスコンの弟が絡んできて・・・・。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。


私の

3番人気の作品はこちら

『モブですら無いと落胆したら悪役令嬢だった~前世コミュ障引きこもりだった私は今世は素敵な恋がしたい~』https://ncode.syosetu.com/n8311hq/

私の

4番人気で100万文字の大作の作品はこちら

『皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!』https://ncode.syosetu.com/n8911gf/



このお話の前の話

『悪役令嬢に転生させられた地味令嬢ですが、ヒロインの方が強くて虐められているんですけど……』https://ncode.syosetu.com/n7240kb/

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。