常識ないの?女子トイレ-34話
Sサイズの爽健美茶を片手に、こはるが来た
「ごめんなさぁい、みんなぁ」
シャギーに切られた茶色い髪の毛
襟足跳ねて、長く白い首には黒いチョーカー
167cmまで伸びた背丈、元バレー部
こはるが始めたアルバイトは
リサイクルショップ、セカンドストリート
大学入学したての頃は髪の毛をピンクに染めていたがカラーの持ちに悩んでた時期
始めたアルバイト、勤務上ヘアカラーには
規約があるそうで潔く茶髪に変えた。
意外やピンク髪にも執着はなく彼女自身も
今のスタイルが気に入ってるみたい。
髪の毛の茶色に合わせ最近はブラウンの
カラーコンタクトをつけている
黒いチョーカーダボダボとした赤いチェックシャツに
ボディラインを拾うVネックの黒いリブニット
黒くやや太い履いたデニムは穴だらけ
そこから覗く網タイツ
今日彼女が履いてるスニーカーは黒く
靴底だけが白く、ぐにゃぐにゃとしている。
【MIHARAYASUHIRO】のスニーカー
アルバイトを始めたおかげで
買えた靴だと、私にキラキラとした目で
話してくれた。
靴底は粘土で作られていて
推しとお揃いだと語ったこはる。
この時の説明はとても長かった
..彼女は服や靴コロコロと変わる子だ。
凝り性のこはるバイトの疲れから
今日、遅刻した
「こはる、ちゃんと寝れた?
すまん、腹が痛いので、私はおてあれー
にいく」
「ウケる、シェイク飲むからじゃん」
口実は作った。席を離れサークルの女の子達が
私に目線が向けていない事を確認。
..飛び回るヨルを睨む
死神のような存在と「目が合い」
「かかってこい」の手の動き、
手のひらを前に、前後
くい、くい、と、奴へ。
奴は、羽ばたくのをやめた
細い身体が誰にも触れないよう着地する。
今日も奴の服は黒い。
カサついた生地、フード付きのロングコート
首には黒い石が連なったネックレス
襟ぐりが緩い白いカットソーを着て
片膝だけ大きく穴を空けたスキニーパンツ
履いている黒いスニーカーはロゴやマークはなく、靴底だけが白い
ヨルを女子トイレの中へ促し鍵を閉めた。
「大丈夫か?」
「大丈夫。だけど問題しかない
なに?あんた、どんだけ好きなの?私のこと」
ヨルは寂しそうな顔で私を見つめる
「最近、貴女は辛そうだ」
….早朝のバイト、大学の人間関係に
疲れているだけだ。
私とヨルは見つめ合う
「やばい、キュンキュンしてきた」
低く渋い声が聞こえた。まただ..
すぐヨルが怒鳴る
「ゼン!いつから….!」
姿を消して、全がつけていた
「あのさ、今ここで警察呼んだら捕まるよ?
おじさん」私達は女子トイレの中だ。
元より少しだけ低い私の地声はえぐみをます
「この、変なおじさんはあなた達だけしか見えてないよ 意味ない 意味ない」
石北海斗が髪を染めると全も髪が染まる
金髪の根元だけか黒く伸びたショートヘアー
ぐりぐりとした大きい瞳、涙袋は
わずかに膨らんでいる。
鷲の鼻の形のように鼻は長く、歪曲し
血色の悪い唇。、
この存在は、ゴツゴツとした小さな身体
焼けた肌に、紫色のペイズリー柄のニット
赤い生地星柄のパーカーも重ね着している。
白と黒線の太いストライク模様のズボン。
足元は以前兄が履いていた
黒くカクカクとしブーツ。
「お前の服はいつもおかしい」
「ヨルこそ、ズボン破けてる、転んだの?」
「….わざとだ、破いた」
「片っぽだけ、変なの」
ヨルはスゥッと大きく息を吸い大きな声で
「アシンメトリーはモードの技法だ!」
ヨルは怒った。キレどころが分からないヨル
だが、全く持って怖くはない。
「あのさ、おじさん何がしたいわけ?
おばちでも与えたいの?」
私は全を睨みつける
「え、僕の事、神かなんかだと思ってるわけ
ゆりちゃん….じゃあなかったね
僕の海斗と一緒だ」
「今は」「ゆりちゃんで」
全は女子トイレの中私に近寄り、
しゃがみこみ上目遣いで私の顔を見る
「本当はアサ..でしょ、?」
私は睨んだまま黙った
「だって僕達たまたま不老不死で
産まれただけじゃん、そんでもって
人になって遊べたりしてさ、
僕達死なないからなにしたっていいじゃん
しかもさ」
全はビニール袋に入れたポテト
をつまみだした。
「君たちは、美男美女としても産まれた
わけでしょ?ヨル、アサ、いいなぁずるい
それと、なんであなた達同士はデレデレで
二人とも僕にはツンデレな訳?」
….この存在が考えてる事も、返す言葉も
分からない。
「ゼン、やめろ愚かことが私は
嫌いだ。いじめるなど気分が悪い」
「ヨルくんこわい、ごめん」
ヨルは小さくぼやく
「マグロナルドのバンハーガー」
..??私は意味がわからず、首を横に振り戸惑った
「ん?で?」
「でりやきマッグハーガーを家の近くの
マグロナルドでいいから夕飯
に食したい」
「一個でいいの?」コクリとヨルは頷く
….ゼンはヨルにでたらめに物事を
教えておちょくっているとすぐに気づいた
「ところで震えたうさぎちゃん、お連れの
パンクガール達随分またせてるんじゃない?」
私に顔を向けた全
「あぁ、うざっ」喋っただけの私は手を洗う
「もう先出てるから」と
大崎崎からLINEが届いてた。
店を出てすぐ、四人は外で待ちくたびれていた
「ゆりりんさー、寒いのにお腹くだしそうなの
飲んじゃってやっぱりドMじゃん」
「あっごめ..」
「ねね!これインスタ
私、ここの眼鏡欲しくて」
「わ!四角!え!4,000円!
手持ちでも足らん」
「花子、食い過ぎー 可愛いのあったら
うちかったげるよ」
「咲ちゃん!太っ腹!」
「えっバレた?えっうち太った?」
「この眼鏡….私のと、どう違うのでしょうか?」
話についていけない。会話のラリー
女の子四人の会話ちくわ耳の私
どんどん話題が変わる
….話しに集中できないのは
姿を消して、二つの存在がずっと
後ろにいるから「気が気じゃない」
「私ははサムライマック!一択!」
「ウチ、エグチ」「ん〜!フィレオフィッシュ
りんりんは?」
「いやぁ、実はマクドナルド人生で
五回ほどしか行ったことなく….
前に食べたハンバーガー
もうなくなりました、なんだったかな?」
「えぇ!そうなの、で、ゆりは?」
「あっ….」流れから察する、好きな
ハンバーガーのメニューを皆公言してる
二つの存在に気を取られ
「でりやきマッグハーガー」
咲がすぐに高笑いした
「あんた!かみすぎ、
呪文みたいになってるじゃん
てりやきマックバーガーね!」皆が笑う
….後ろから怒りの気配を感じた
「ゼン!また、私をバカにしてたのか!!」
うずくまり、全は腹を抱えて笑いだした
「ヨルめちゃめちゃ可愛い〜アハハハ!」
ヨルは全の星柄のフードを掴み 空へと飛んだ
上空、私達の前へと二つの存在は羽ばたいた
「アサちゃん今日もえっちだね〜」
全は空の上でタバコに火をつける
みるみるこの存在はは幼くなり、上空
石北海斗になったタバコを吸うと、学生になる。
こはるが、よろけ転びそうになった
「おお、部長どうした」
「いやぁ疲れてるのゆりだけじゃないわ」
こはるは、ため息をついた
「石北が一瞬空飛んでタバコ吸ってる幻覚見えた」
すかさず、咲は
「こはる、シフト入れすぎたまには断りな?」
こはるを心配した、ギャル。
神はおちょくり、死神は飛んだ、
私達は、死神とデートをしたモールへと赴く
ギャル行きつけの服屋があるそうだ。
店内、ギャルの咲は金ない花子に服を買う。
「次!前ゆりと行ったとこ!」
モールからモールへ
所謂、「地雷系」のお店へ 5人は
足並み揃えて歩いてく




