哲学とお金-13話
おぢさん化現象。やめて
—こはるの車は哲学で
私達の居心地はセパレート
向かう先は@hikiyoseneet
服屋さんだ。頭の中のポエム
な病は有名になりすぎた
私のせいだ——
日曜は海斗君とデート
私は柴犬。こはるはうさぎ。
お互い二人は白のパーカー
こはるはもふもふ。
私は普通、?
今日は土曜日。
狙いは豹柄。デニムジャケット
明日は日曜デートに向けて
明日のデートの事はこはるには
伝えていない。 石北も岩永も
有名人? 通いで高校から
免許を取っていたこはる。
助手席に私 運転はこはる
BGMはSoundCloud
こはるが好きなミュージシャンは
(sic)boy as Sid the Lynch
だった。 サンクラの自動再生から
バンドサウンドのようなラップが
自動再生で色々かかる。
自動再生なのに手動の再生より
個人の趣向が伝わる時代になっていた。
-福屋-@hikiyoseneetからの
DM
「お連れ様を招く時はご連絡頂きたいです」
昨日の帰り道にソッコー連絡した。
こはると全さん
文章は簡潔にテキトー
こはるには、
サブスクとか言うとややこいから
めちゃめちゃ安い服屋いかん?
とだけ。 私はゲットした
柴犬のパーカーを見せて
「かわいい!」って
返ってくると思ったのに
「独特…ハイセンス..」
としばらくして返信が来て
続け様 「イイズェ」
と有名俳優のスタンプ
こはるは
「見返りを求める優しさ
って愛って言えるのかな?」
と言う話題。
めんどくさく..ならない私
「こはるの推しの話」より
この時は話しがいがある話題だった
「色々考えたけど、人間綺麗じゃないよね
人は見た目じゃないとかいうけどさ
なんだろう。見た目が外にきてる
っていうか 外見を整えようとも
しない人は自分のことばっかしか
考えてない。 身内といる時だけは
声は大きいし そう言う奴らほど
語るオタク話しも品がない。
みんなの前で下ネタ言えない奴が
はだけた二次元の女の子が挿し絵の
小説に発情してさ、
リアルの女の子の陰口言ってる。
話しかけられないくせに」
こはるは
「ゆり様って言われる由縁だわ..
火力高いね続けて」
「私のお兄ちゃんさ、
まぁ少し話題に出してたよね
元ホスト。身なりとかかなり気を遣って
るくせに、発言がほんと汚い。
だけど、なんていうか
行動にほんと見返りがないんだよね
私に服くれたんだけど
一言だけ、やるって
オフホワイト?
っていうブランドだったから
検索かけたら、値段見て
びっくりした。 定価は
Tシャツなのに2万とか3万とか
怖くなって調べるのやめた。
ブランドの事。
だけどさ、ホストって。ね?
そういう仕事でしょ。
女の子罠に嵌めて
お酒飲ませて、
身体売らせて、
恋人ごっこ。兄が1番
見返りのない愛だけど
それは私が身内だからで
関係値も仕事としての
種族値も見返りのない愛は
お兄ちゃんが1番矛盾してる
…なんか、スピってきたな」
こはるは
「石田くんともゆり付き合ってたし
人生経験深いよねーゆり
が石田にいくとわ。
アイツわたし昔から
ちょっとウケつけなかったんだよね
あーでも。
私、イケメン好きだけど
近すぎる人がホストって
結構嫌だな。 ゆりの
お兄ちゃんは見てみたいけど
絶対美形」
「こはるってほんと周り見てるよね
本当バレーのセッターって感じ」
「あっ!駐車場ここにする!」
全さんのお店に行く前に
近くの駐車場に停めて
ご飯を食べる事にした。
おっきいスーパーの
広い駐車場。だから
料金はタダ。
お店の時間は
「17:00〜」
現在「13:00」
【この話やめよっか】
とは切り出さず
車を停めた。
フツーに降りる私。
バダン。ドアを閉める
こはるは
「おらぁ!」と言って
パタン。と締めて
「あっ半ドアだ」
バダン.!
鍵でロックをかけた。
お互い髪が伸びてきた
ピンクが薄くなって
てっぺんが黒
少しプリンな事を気にする
こはる。
前髪を作るか否か
中わけ
ウルフカットの金の
インナーカラーの私は
色を入れるかどうか
ちょっと迷っていた。
こはるは
「いやさ!ゆりは
ほんと効率厨
あんなに頭いいのに
空海行くのは
3周まわってバカ!
私はもっとバカだけど」
「えーだって、学校
…しゃばい?けど
みんなが通学してる時間
寝れるの楽じゃね?
スロットで勝った日
タクシーで行ってるし」
「…訂正しよう天才だ。
インナーカラー
私もすればよかった!
維持楽だもん!
プリンのもうピンクやだー!
染めるの高いー!
蓮くん、彼女いたー!
もう無理!」
私は、
蕎麦屋に誘うか悩んでいた。
こはると世界観が違いすぎる。
私は行きたい。
おそるおそる私は
「なぁんかちゅるちゅるしたの
食べたいなぁ」
こはる
「いやぁ..そうねぇ
冷たいうどんとかいいねぇ」
私は
「逆ばりオタクなもので
ワシはそばが好きなのじゃよ」
「えーーー」が来ると覚悟する
諦めの境地、意外な返答
「ワシが1番好きな食べ物は
実は蕎麦なのじゃよ」
「えーーーー!!!!!!」
うさみみの
こはるがビクッとする
「え。普通でしょ?
蕎麦美味しくない?
逆にゆりうどん派
だと思って合わせた
今日服白だし。
あ、私もか」
今日の私は 白の柴犬のパーカー
白いウエストがゴムの
カーゴパンツっていうのかな?
靴だけ黒のadidasのスニーカーだった。
全身白で靴だけ黒。
こはるは
ふわふわ白うさぎは
羽織るだけ
へそ出しタンクトップ
黒くて褪せたスキニー
ジーンズ靴と
白いぺったんこの
スニーカーだった。
運転は動きやすさ重視。
私は
「お汁飛ぶのとか気を使った?
うどんの方にしたの」
こはるは
「頭回るけど天然だよね..
冷たいつけ麺なら
うどんも蕎麦も一緒
蕎麦屋はどこか知ってるのかい?
美少女ゆりよ」
「ラーメンつけ麺
わし、残念。
案内するよ」
ナビは使わない。勘。
「頼むよー残念なイケメン」
「えっとぉ、あーあったあった。
入り組んでてもやっぱ迫力が
あるからすぐ分かるな」
「わ。すごーい こりゃあ
一人じゃハードル高い。
ゆりナイス。」
麺 楊柳星 と 大きい看板
本当に分からん。ほしだけは
読める。 最後はせいだろうとしか
分からん!
こはるは
「あーようりゅうせいって読むのかな?」
「え!あようりゅうって読むんだ
なんで分かるの?」
「あーなんか服調べてる時に
同じ漢字の楊柳シャツ
って商品名あってね
ネットでポチった。
サイトに読み方書いてあった
あー
うさぎじゃなくてそれにすれば
良かった。もう暑いし
蕎麦屋にはあのシャツ
が合う」
こはるは
「そば行きたいっていっててよねー!
あーあー!服もメイクも
合わせたのに、まぁいいや!
うさぎと柴犬のが
うちらっぽい!いこーぜ!」
「おっおうふ、いこ」
笑うとこはるは目が線になる。
私はこはるの目の形がとても好きだ。
予想通りはハードルを超えた。
着物を着た女将
「いらっしゃいませ
ようこそ(ようりゅうぼし)へ」
二人は 【あっぼしなんだ】
「空いてるテーブルと
お座敷 お好きな方へ
おかけください」
真っ白な髪の
緑色の着物を着た女将
席に座る。
ごくりと唾を飲む
メニューを開く
少し怖い。
絶対高い..と思ったけど
てんざるで2000円
1番安いそばでも1100円
高いけど。許容範囲すぎた
私はこはるに
「あっこんな。もんか」
こはるは
「ねっ!クオリティ高すぎ」
BGMはなく
おばぁちゃんがちらほら
品のあるおばあちゃんは
「じゃあまたね」
と着物の女将に手を振って帰ると
私達に
「あらぁ素敵 漫画のキャラクター
みたいな美少女二人。
ここのお蕎麦、本当にいいよ
いいねぇ若いって、私も
若かったらそんな格好したかったな
じゃあね。お二人」
と黒のロングシャツを着た
マダムはモデルのように歩いて
帰った。
二人は
「すげーーー」
内装は木造。和の陶器
「どうぞ」と女将
「暑いお茶」 この頃店は
二人きり。 ここでは
品のない話はしなかったけど
する必要もなければ
したい思いもなかった
二人とも天ざるそば
を選んだ。 ここなら
高くて別にいい。
食べながら話すのは
バイトどうするか
「いやーバイトどうしよっかなぁ
高2の夏休み一回だけ
スーパーやったけど
何するか本当悩む、ゆりは?」
「んー、一旦わたしせんことにしたー
お小遣い貯金結構ある」
「いいなぁ!え、いくらもらってるの」
私は
「あー言ってなかったね
嫉妬しないでよ。
中学まで月1000円
高校からは3000円」
こはるは旋律が走る。
「えっ….」
「だから引かないでよ!
えっこはるはいくら?」
「わたし、高校の時
月4000円でごねてた」
「…え?まじ?」
「え!なんでなんで!」
【計画通り】
お小遣いの話今まで隠してた。
もっと貰えてる人がいるのは
知ってた。けど
岩永家のお小遣い制は
「幼稚園入学からだった」
その時から毎月1000円を貰ってた。
岩永家は父がこの
お小遣い制度を作った。
【毎月1000円@5000円貯金できたら
2000円の物をプレゼントする】
私たちはこの制度だったから
今まで誕生日プレゼントをねだった事も
なければ買って欲しいと思った事もない。
保育園生に渡す千円。
なんて贅沢だろうか。
欲しいものは
お菓子かおもちゃ。
土日が8回
基本の休み
1000÷8=125
休みに一回 125円しか
使えない計算。
基準が低すぎる?
否 お菓子は大抵
「買って〜」と親の前で
言ってたら「いいよ」と買ってくれる。
ゲームセンターのカードゲームを
一回の遊びで2回たまにやる
その程度で良かった。
その娯楽は保育園生で
ちゃんと飽きる事ができた。
…兄は同じお小遣いなのに
中学1年までゲーセンの
カードゲーム
めちゃめちゃしてた。
保育園は
たまにやる女の子用の
ゲーセンのカードゲーム
一ヶ月に使うのは200円
800円の貯金。
そう。7ヶ月で
5000円の貯金は確保+2000円の
ボーナス実質7000円の価値
私は保育園年長の頃になると
5000円貯めては+2000円を上乗せして
貯金を減らして
7000円の おもちゃとか
ぬいぐるみとか ぬいぐるみとか
いい物がポンと集まる
私の部屋のぬいぐるみは
保育園生の頃に買ったもの
のみだった。
小学生からは+2000円ボーナスは
廃止になった。
【落とし玉一年に一回三万円】
地獄耳から後で親に回収される
話はけっこー聞いてたけど
私たちはそこの心配がまるでない
【父がしっかりしてる】
そして、私も。
3万円×6 =小学校の 6年間
180,000円 (18万)
3万円×3=中学校の 3年間
90,000 (9万円)
+ ———27万円
部屋のたんすに全く手をつけず
貯金した。保育園生にして
貯める喜びを分かっていたから。
何よりありがたかったのは
「月に1000円しかお小遣いないから
遊べない」とかいいつつ
中3では 27万の貯蓄
【嫌な付き合いを断りやすい月1000円】
1000円のお小遣い 一年12ヶ月
一年で12,000×9年(小中学)
10,8000円 (10万8000円)
10,8000円(月千円)の
お小遣いは財布でやりくり。
靴とかは母が買ってくれる。
私が買うのは雑費だけ。
たんすに27万円は眠ってる
高校に上がると 口座を作った
27万円はソッコー口座へ
そしてその口座高1の春に
父親が108,000円【10,8000】
振り込んで378,000
高校からのお小遣いは
3年間の一撃だった。
36ヶ月 3000円
108,000円
私はこの
口座の308,000円は手をつけず
【年に一回3万のお年玉】
雑費に充てた。
デートや友達との遊びは
親から
交通費だけせびった。
中学までの月千円のお小遣いは
高校入学頃財布にに2万円はあった。
お年玉9万+2万の=11万円で
高校はやりくりした。
銀行口座は
30,8000+大袈裟な親戚
10万の大学入学祝いが集まった
40,8000
父からまた一括のお小遣い
「バイトもできるからね
お父さん誕生日12/12だから
大学四年分はこれ。と」
12万円をまた口座に
振り込まれ ¥52,8000
52万8,000円の貯金
家から大学はちかい。
交通費もかからない
私が使うのはたまにの外食
とたまに買う服のみだった。
現在貯金は毎回
1000円投入するだけの
スロットの+で
今の貯金は今現在53万
私の貯蓄は53万です
と伝えると
—-こはるはうさぎのように
震えていた。——
このお金の回し方は
全て私のお金の考え方だった。
柴犬のポケットに
忍ばせた、ノートとペンで
私はこはるに教えてあげた。
気分はまるで
新世界の神だった。




