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社会見学 情報監査統制局 武装戦闘特務隊 編

ポーン

「で、ここにハティーさんがいるんだよね、、?」

そう思いながらエレベーターを降りた。

そして目の前の扉には、

〚情報探査課〛

と、書かれていた。

「ここにハティーさんいるかな?」

そういいドアを押してみた。

「、、、?」

取っ手らしきヘコみを見つけ、引っ張ってみる。

「…???」

開かない。

〈情報探査課員の証明書を提示してください〉

「もってる訳なくない?」

仕方ない、レイに聞こう、、

ザザ、、

「あれ、、通じない。」

〈情報漏洩を防ぐため、当階層での通信は禁止されています〉

「えぇ、、困るんだけど、、」

しょうがない、緊急通信を、、

ピー!

〈警告 高位通信を試みられた形跡を発見 エレベータールームをロック、

〝簡易制圧射撃を行います〟〉

ガガガガ

「ねぇ、これやばいんじゃないの?」

と、ニーナが遠い目をする

「明らかにヤバそうなヤツ出てきたんだけど?」

「まぁ、でもコレくらいなら、、」

ズガガガガガガガガガガ!!!!

「〘プロテクション〙!」

カカカカカカカカカン

シュゥゥゥゥゥゥゥ、、、、

「防げちゃうよね。」

ピー!

〈制圧に失敗〉

ガコガコン

〈結界防御魔法を検知 対結界徹甲弾に変更します〉

バコン、ドガガガガガ!!!!!

「え、ちょ!?」

ガンガンガンガン!

すると、先程まで普通に耐えていた結界がいとも簡単に打ち砕かれた。

「ッ!!〘ハイプロテクション〙!」

ガンガンガンガンダン!バキッ、ピシッ、ピキッ、パキッ、パァン!

さっきよりは耐えたがやはり砕かれた。

「ぐぬぬ、、流石はレイの務めている会社、、セキュリティーがガチすぎる、、」

「言ってる場合じゃなぁぁぁい!!!」

ドドドドドドドドドドドド!!!

全力で走ればなんとか追いつかれないが、ずっとコレだと辛い。

「ニーナ!弓持ってる!?」

「持ってる!」

「じゃあアレ撃って!砲口に矢を打ち込めば中の火薬が爆発するはず!ただ、

砲口が小さいからあそこを狙い撃つのは結構大変なはず、出来る?」

ニーナは弓を引くと、

「当然!」

ヒュン!

ガッ!

「よっしゃ一本破壊!」

リアがポケットから玉を取り出す。

「負けてられない!喰らえ炸裂玉!!」

そういい砲口に投げ入れる、

パァン!

「こっちも破壊!」

その調子で6個破壊すると、

シュゥゥゥ、、

〈簡易制圧システム、停止します〉

「やったー!」

と、3人でハイタッチする。

「さっすがニーナ!リア!

今日も絶好調だね!」

「もちろんだよ!」「コレくらい楽勝だよ!」

そういい勝ちを確信した。

〈〝上位制圧システム〟展開 機動兵隊エクス・マキナ 投入〉

ドォン!

壁が開かれ、奥から重武装の人影が出てくる。

〈侵入者を確認、EI2-EP102機、侵入者排除プロトコルを作動、侵入者を排除します〉

と、無機質な声で告げられる。

「アイリス〜、、私嫌な予感するんだけど。」

キイィン、、、

〈【展開エント・ファルテン】〘高圧粒子砲アーク・ブレイザー〙〉

右手の砲門が輝いた、

「〘ハイプロテクション〙!」

ヴン!

バァン!!

「、、!?」

嘘、竜のブレスも耐えるのに、、さっきの徹甲弾だって、10発は防いだのに、、!

「ヤバイヤバイヤバイって!!アレ当たったら死ぬやつじゃん!!」

ニーナが弓を構える

「〘龍穿閃ドラゴン・ストライク〙!!!」

龍の鱗を貫くアーチャーの上位スキル、

倒せなくとも傷くらい、、

カァン!

「知ってたよ、、」

〈【展開エント・ファルテン】〘対人誘導ミサイル〙〉

ボボボボボボボボ!!

ヒュウウウウウウウ!!!!

「イヤーーーー!!!?ヤバい音鳴らしながら着いてくる〜!!!」

私は練習した血魔術を放った

「〘烈血刃〙!」

ドドドドドドドド!!!!

「おぉ、、凄い!」

リアが感嘆の声を上げる

「あのヤバそうなのはコレでなくなった!」

〈【展開エント・ファルテン】〘対人誘導ミサイル〙〉

ボボボボボボボボ!!

「わーいおかわりだ〜!いやあああああああ(泣)」

「盗賊スキル、〘炸裂玉〙!」

バラッ!

ドドドドドドドド!!!!

「うっし!」

〈対象の脅威度を再設定、【展開エント・ファルテン】〘ブローニングM2重機関銃〙〉

ドンドンドンドン!

「あの兵器威力おかしいでしょぉ!?あの連射速度と威力はなんなのよぉ!?」

「あいつ攻撃系のスキルも全然効いてないし、どうしたものかなぁ、、」

う〜ん、、どうするかなぁ、、

血魔術で一番威力のある魔法かぁ、、

あれとか、、?

「手のひらを合わせて相手に狙いを合わせる、、」

血を圧縮して、、血の粒、血栓を混ぜて、、魔法で圧縮、

「解き放つ!」

烈穿血閃レツガケッセン〙!

ズドン!!

バキィン!!

〈・・・頭部損傷、損傷率2%自己修復機能を起動、戦闘行動に支障はありません〉

ギッとコチラを睨みつけてくる

ジャキッ

「こ、渾身の一撃がかすり傷、、」

ど、どうしよ、、

すると、、

〈・・・〉

いきなり男が停止した

〈【解析】魔力パターン合致、個体名、スティアール・シェイル・アイリス

非敵対対象、戦闘行動を終了します〉

魔力パターン、、?

あ、そう言えば、、、

〜〜〜

「アイリスを探すために機動兵隊エクス・マキナにアイリスの魔力パターンを覚えさせた魔石から

魔力パターンを覚えさせてる、コレで探し出したんだ、事前に相談なくすまんな。」

〜〜〜

ってレイが言ってたような、、

「というかセキュリティーあるなら最初っから言っときなさいよアイツ、、」

と、リアが文句を言う。

「あの、ここのドア開けてくれますか?」

〈了、解錠します。〉

そういいパネルに触れると、

ピピッ

と言い開いた。

「ありがと〜!」

と、ニーナが先に行ってしまう

「あ、ちょっとぉ、、」

慌ててお礼を伝え部屋を抜けた

〜〜〜

社員の人を捕まえ、ハティーさんの場所を聞く

「あ、レイ様の奥さんのアイリスさんと、そのお仲間の弓使いのニーナさん、

暗殺者のリアさんですね、お話は伺っております。

ハティー局長の下にご案内しますね。」

「な、なんで私達を知って!?」

「というか、、もう、ジョブチェンジしたのサプライズにしたかったのに、、」

と、リアが嘆く。

「えぇ!?おめでと〜!」

と、ニーナがリアを褒めていた。

私達が驚き、聞いてみると。

「私達は情報監査統制局員ですよ?

そんなもの当然のように調べ上げ済みです。

本日当社へレイ様に会いに来たものの、本日レイ様はお仕事中でいらっしゃいません。

しかたなく帰宅しようとしたところ、当社の複合多重結界に阻まれ帰宅出来ず、

社員証もないため原色様型に証印を貰い帰宅を試みている最中で、

現在はリズ様の証印を貰い、ハティー様、ローズ様に証印を貰おうとしている最中だそうで。

あ、そう言えば、そろそろお誕生日会だそうで、おめでとうございます。」

怖っ!全部バレてる!?

「着きました。」

「やほ〜!話は聞いてたからはい証印!」

そういいポンと証印を押した。

「今日はカイン居ないから、ローズの居る武装戦闘特務隊まで転移で飛ばすね!

私達原色はこの結界に阻まれないから転移で飛ばせるから安心して!」

「ありがとうございます!」

(話が早すぎて怖い、、)

足元に魔法陣が浮かぶ。

「じゃあまたね〜!」

ヒュン!


目の前の景色が変わる。

「ここが武装戦闘特務隊?」

すごい、本当に転移した、、ん?

「あの転移で家まで送ってもらえばよかったんじゃ?」

ポク、ポク、ポク、ポク、チーン

「ふぁあああああああ!!!!???」

「うるさいなぁ、どした?」

「あ、ローズさん、、」

いつのまにか居たローズさんに

「あ、、証印、、もらえませんか?」

「あぁ、事情は聞いてある、はい。」

ポンと押すと、

「あ、ついでに見学してくか?」

「え?いいんですか?」

ローズは大きい扉を指すと、

「あそこで今から一大イベントが起こるんだ。」

「なにがあるんですか?」

と、聞くリア。

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンの獲得儀式をやるんだ。」

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン?」

と、聞いてみると。

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンは、名前の通り、意思がある武器だ。

その武器は所有者を選ぶ。使いたければ、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン

倒さなきゃいけないんだ。

ランクは4段階、

低位 強い剣

中位 剣聖が扱うような剣

上位 勇者が使うような剣

最上位 神の切り札のような剣

の4段階

最高位は10種に分類される。

魔人種 龍帝種 神獣種 精霊種 幻獣種

天界種 地底種 海王種 古代種 近代種 だ。

ちなみに、私も最高位を一本持ってる。」

と、あからさまにドヤるように手を構えた。

「召喚 〈龍帝剣 イグニス〉!」

赤い光の粒子が集まり、

深紅色の大剣が出てきた。

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン、龍帝種の名持ち(ネームド)だ。

名持ち(ネームド)はその名の通り、名前が付いている意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンでな、ネームドではない武器と比べ、約1.5~2倍もの性能を誇る、

愛称ではなく正式な名を持つ武器だ。

コレは低位の意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンでもついてることもあれば、

上位でも名がない意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンもある。

ちなみに上位のネームドが極稀に進化や変異を遂げたものが最上位だ。」

へぇ、、面白そう!

「その意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンがここにあるんですか?」

そう聞くと

「あぁ、今あそこの広間には、上位が5本公開されるんだ、中にはネームドもある。

どうだ?よってくか?」

「行きたい行きたい!」

ニーナがぴょんぴょん跳ねる。

「わ、私も見てみたいな。」

リアも興味が隠せないようで、そわそわしている。

「私もみたいです!」

ローズさんはニヤッと笑うと

「いいぜ?見てくか?意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンの調伏の儀式を。」

そういいドアを開けると、

「うわぁぁぁぁぁ!?」

ズドォン!!

「、、、なんですあれ?」

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンの調伏中のわたしの部下だ。流石は上位、

かなり強いな。」

「、、、ちなみに上位ってどれくらい強いんです?」

「お前たちの世界で言うなら、、、ザッとドラゴンくらいじゃないか?」

一匹で国を滅ぼすドラゴンに匹敵する上位クラスの意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン、、

「かっこいいなぁ〜!」

ニーナが興奮で震える。

「ローズさん!私もやってみたい!」

「そういやおまえ達は誕生日近いんだったか?

いいぜ、勝てたらあげるよ。」

パッと明るくなると、

「よし!やってみる!」

そういいニーナが部屋に入る。

中には戦闘場と、観覧席があって、社員たちが見ていた。

「ローズ大隊長!?」

「うっすお前ら、私の客でな、調伏してみたいと言うから体験させたいんだが、

構わないか?」

「「もちろんですローズ大隊長!!」」

迫力が凄い、、

「うっしゃ!やってみる!」

そういいニーナが戦闘場に刺さっている意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンに近づく

「あれ、、剣しか無いの?」

「いや、試練が始まると、そいつの最適な武器に変化する。」

それを聞いたニーナが接近する。

すると、

カタカタカタ、、

「一本が動いてる!?」

「ほう、試練に値するか。下手な使い手が近づいても、

反応すらしないことが大体だが、、、中々腕が立つようだな。」


カッと光る

同時、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンが弓に変化した。

「調伏開始!」

《試練を開始します。自動戦闘機能オートバトルモード起動します。》

光の矢が出現し、ニーナに放たれた。

ヒュン!

ニーナはそれを間一髪避け、弓を引いた。

「〘龍撃ドラコニック・ストライク〙!」

スカッ!!

「おぉ、!アイツ結構やるじゃねえか!」

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンを掠めるが、

平気そうに反撃を開始する。

閃烈連射撃スラスト・ショット

矢を凄まじい速度で連射し始める。

「えぇ!?凄い!アレ使いたい!!!」

ドドドドドドドド

「私だってドラゴン倒したことあるもん!」

ドドドドド

「〘暴風撃トルネードショット〙!」

流星撃スターライト・レヴェリー

空中から光の矢が降り注ぎ、暴風撃トルネードショットがかき消される。

一発一発が致命的な攻撃なのは、

矢に込められた魔力がモノを言っていた。

不意に、ニーナが矢筒を投げ捨てる

「矢筒を捨てた!?何やってるんだあの嬢ちゃん!?」

「これで、矢は〝私の手にもってるやつしか無いよ。〟」

そう言い、矢を放った、

「〘多段射撃マルチ・ショット〙ォ!」

負けじと、矢を〝3本〟同時に放った

(あれ、、?)

マルチ・ショットってたしか、、

すると、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン

魔防壁フォースバリア

結界を展開し、矢を弾き返す。

「君と戦って、戦闘中、思ったんだよね。」

「防具でも、盾でもない武器が、〝コレ、防げる?〟」

ドゴォン!!

突然、飛来した矢が、

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンの障壁を撃ち抜いた。

(本来〝4本放つ〟〘多段射撃マルチ・ショット〙を、1本キープして、

矢筒を捨てる、、これで〝条件スキル〟の条件を満たした、

その一本に、、矢のストックがもう無い状態でのみ、威力を底上げする、

最後の一射(ラストショット)〙を込めて放って、

正面に張った防壁を貫くなんて、、

すると、降り注いでいる矢の雨がやんだ。

カン、

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンが、ニーナの前に落ちた。

「こ、コレって、、?」

恐る恐る聞くと、

「、、マジ?調伏しちゃったの?上位ランクを?」

ローズさんは頭をポリポリかくと。

「やるじゃねえか、約束だ、持ってってやれ。」

「わ〜い!!」

そういい弓を拾うと、

ニーナの右手に、ローズさんのように腕輪が付く

「おぉ、、」

「それが意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンの腕輪だ。

〈召喚〉と、唱えてみろ。」

「しょ、〈召喚〉!」

白い光が集まると、

さっきの弓が出現した。

《やられましたわ、あんな使い方するなんて、》

「うわ喋った!?」

《意思があるんですよ?喋りますわ。それより、ニーナって言ったかしら?

手入れはしっかりやりなさいよね?》

「うん!まかせて!」

「いいなぁニーナ、私も欲しいんだが。」

と、リアが言うと、

「じゃあやってみれば良い。」

と、ローズが言ったのを聞くと、

「じゃあ、、」

そういい、部屋に入った。

カタカタカタ

「やった!反応したぞ!」

審判の人が叫んだ

「調伏開始!」

《試練を開始します。自動戦闘機能オートバトルモード起動します。》

一本が飛び上がると、フッと消えた、

「な、どこに、、」

ヒュン!

「ッ!?」

カァン!

「危ないな、、首を狙って来た、、」

すごい、アレに反応したの!?

短剣が空を舞う、

リアと衝突するたび、

金属の叩きつけられる音が鳴り響く。

「あの剣、たまに消えてるけど、もしかして潜伏スキルを使ってるの!?」

カァン!カァン!

「やるな、まるで一流の暗殺者と戦ってるみたいだ、、!

〘ワイヤートラップ〙!」

そういい、ワイヤーを張り巡らせる、

が、短剣はやすやすとそのワイヤーを斬る、

閃光弾フラッシュバン

パァン!!

「な、目が、、!?」

すると、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンが急に反転し、リアの首元へ高速で、向かう

「ック!!?」

カァン!カッカッ

咄嗟に弾いたが、リアの短剣が弾かれた。

「リア!」

ローズは残念そうに言う

「ダメか。」

しかし、その瞬間リアが目を覆ってた手を離し、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンに手を構えた。

「残念でした、暗殺者は職業効果で目潰しが効かないんだよッ!〘強奪スティール〙!!」

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンがリアの手元に出た瞬間、

リアの手に〝黒いナイフ〟が出現した、

「一か八かだ!喰らえ!〘背後からの強襲バックアタック・ストライク〙ッ!!」

ドゴォン!

と、音が響く

カァン!カラカラカラ、、

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンが弾かれ、地面を転がった。

「暗殺者は最低でも2本は武器を持っている、覚えたかな?」

そう言うと、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンが消失し、

リアの右手に腕輪が装着される。

「す、すげぇ、、あっさり調伏しやがった、、!?」

「アイリス、君たちに言っておこうか。」

そうローズさんが遠い目をすると、

「お前達は勇者パーティかなにかか?」

「い、一応違うとは思います、、はは、、」

私は愛想笑いしか出来なかった。

《よろしくな嬢ちゃん》

「あぁ、よろしく頼む、」

そういい自前のナイフを拾うと、

カァン!と弾かれる。

「え、あれ?」

《いや俺が居るんだから要らんだろ。》

それを見たニーナが恐る恐る自分の弓を掴むと、

ペシッ

《わたくしが居るのに他の武器を使うんですか!?》

「えぇ、、?」

「あ〜、、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンはな、、特に上位だと

自分が一番だと思ってるフシがあってな、、同系統の別装備を装備することを

拒否することが多々あってな、自分よりかっこいい装備が近くにあると、

《これでいいでしょ?》的なノリでその装備の見た目になるんだよ、

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンを手に入れたら長い時間かけて他武器使って良いか

交渉しなきゃいけないんだよ、、」

えぇ、、めんどくさそう。

リア達があわててなんとか交渉しているのを横目に、

「じゃあありがとうございました、、」

「なんだお前は要らんのか?」

と、ローズさんが聞く

「いえ、私は2人より弱いので、、戦って勝つどころか、認められすらしませんよ、、」

しかしローズさんが口を挟んだ

「そんなことは無いと思うがな、魔力量ならそこ二人より高いぞ。」

えぇ、そうなのかなぁ、、

「まぁ挑戦するだけしてこいよ、なんか面白くなってきた。」

そういいグイグイと押してくる。

仕方なく部屋に入る、

社員さん達がどんな戦いが見れるのかと期待の眼差しを向けるが、

(荷が重い、、)

そう思いながら前を見上げた、その瞬間、

バキッ!!

「え?」

突然、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンを収納していた箱からなにかが吹っ飛んだ。

ヒュンヒュンヒュンヒュン!

そのままの勢いでコチラに飛んでくる。

「なんのつもりだ!」

そういいローズさんが飛んでくるが、

ガキン!

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンが地面に突き刺さる。

キキ、、

そして、コチラに向けて、取っ手の部分を少し傾ける

淡く光り、コチラにアピールする。

「ロ、ローズさん、、コレは、、?」

ローズさんが目を見開き、しばらく悩む

「、、、あ〜、、まさか、いや〜、、何回か見たことはあるんだが、、

最後に見たのは3500年前だな、、」

ローズさんが咳払いをする

「稀にあるんだ、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンの試練をパスするヤツが、、

そいつは、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンにめちゃくちゃ気に入られると発生するんだ。まぁ要約するとな、、

〝貴女に一目惚れしました、ぜひ、私を貴女のお力にならせてください。〟

よ〜するに、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンのプロポーズだ。」

「えぇ!?困ります!?私、旦那さんがいるのに、、」

ローズさんは困ったように言う

「振ってもらっても構わんが、、その、だな、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン

プライドが高めでな、、渾身のプロポーズを断られると、『この人に使って貰えないなんて、私の存在意義は何だったんだろう、、どうせこの人に使って貰えない位なら、、』って絶望してな、、、

〝その場で自壊、折れるんだよ〟」

プライドは高いのになんて脆いメンタル、、、

そして重すぎる愛、、

「ちなみにそいつは問題の名持ち武器、〝アリス〟だ。

性別はないし、結婚してくれってわけじゃないから安心しろ。」

へぇ、、私の名前とそっくり、、

そういえば、、今まで使ってた神杖、、レイには内緒にしてたけど、、折れちゃったんだよなぁ、、

冒険者になってからずっと使ってたセール品だし、、買い替えようと思ってたし、

ちょうどいいかも。

「も、貰います!!」

「あ、もらうのね、まぁ良いけど。ほらお前ら!冒険者に負けっぱなしで良いのか!?

調律者の維持見せてやれ!!」

「「ハッ!!!」」

ローズさんから貰った意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンを抱え、

本当に貰って良いか聞くと、

「どのみち一度調伏すると他のヤツらは使えないから。」

と、貰ってしまった。

私達はこの調子で上の階へと上がり、早く家に帰ろう、

そう思い、この階層を立ち去った。

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