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社会見学 終 

「ここが人事特別内務局ね、、用事もないし、早めに上いく?」

「だね、そろそろ布団で寝たい、、」

《先にわたくしの手入れもね?》

「ヴッ、、」

ニーナが苦い顔をしながら笑った、

「そうだな、、楽しいが、、私も帰りたい、、」

そういった時

「うちの会社、仮眠室あるけど?」

と、不意にアルトさんが背後に出現した。

「あ、アルトさん!?」

「やぁアイリス君、最近あったばかりだけど、

今度はうちの会社で迷子かい?」

そう言いながら私達の手元を見て少し驚く、

「、、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン?なんで君たちが、、?」

「あ、コレはローズさんに貰いました。」

と、言うと、

「え?でもアレは調伏しないと手に入らないはず、、調伏しちゃったの?」

「はい。」

隠すことでもないと思い返事する。

「まぁ私の場合は、一目惚れされたっぽくて、、」

するとアルトさんは面白そうに言う。

「へぇ、、、アレ調伏したの、、いっそうちの会社で働く?」

しかしリアは反論した

「いや、冒険者は結構稼げる職業だから平気だ。こう見えて、結構稼げてるんで。」

するとアルトさんは手帳を取り出すと、

「ちなみにうちの給料ね。」

そういい手帳を覗き込んだ2人、

「これ年収ですか?」と、リア

「いいや?月収。夏と冬にはボーナスでるよ。」と、アルト

「ボーナス?」と、ニーナ

「3ヶ月分のお給料が臨時収入出るの、だいたいコレくらい。」

そういい手帳にサラサラと書く。

「ゼロが1,2,3,4,5,,,えぇ、、!?でも、、冒険もしたいしなぁ、、」

「ローズの部隊には、冒険者部隊があって、冒険しながら魔物倒して、

サンプル送って、たまに仕事で来てもらって大物倒して、、

当然、実力以上の敵は振られないから。

宇宙は広すぎてねぇ、、人員はあるだけ欲しいんだよ。」

シーン

「アイリス、、」

「どうしたのリア?」

リアが意を決したように言う

「私冒険者辞めようかな。」

「え?そんなに良いの?」

と、思わず突っ込む。

恐る恐る年収の欄をチラ見する

20,000,000

え、、?

「これは、、えっと、、レイ達のお給料ではなく?」

「うん、〝一般調律者の年収〟だね。」

これは、、冒険者やめたくなってもおかしくはない値段だ、、

冒険者は稼げる、、と言っても、

私達冒険者の4倍近くあるこの給料は魅力的に映る、、

「い、一旦考えますぅぅ!!!」

そういい3人で部屋を飛び出す

ドン!

「いてて、、あ!」

「ただいま、アイリス。」

そこにはレイが立っていた。

「おかえり!」

そういい抱きつくと、

「あ〜、、私達を忘れないでいただけるかなオシドリ夫婦よ。」

と、ベルさんとカインさんがレイの後ろに立っており、

私の後ろにも当然リアとニーナ、アルトさんが立っている。

「いやぁ、大変だったよ、、ん!?」

俺はアイリスの腕に着いている腕輪を見る。

「、、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン?なんで持ってるんだ?」

と、聞くと、

後ろからローズが来る

「アイリス達が意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンを調伏したんだよ、、

びっくりしたぞ。」

(まじかよ、意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンを調伏するとは、、しかもこの魔力

上位ランク、、アイリスのに限ればネームドじゃねえか。)

ローズから詳しく話を聞いた俺は、、

「この俺を差し置き人の妻口説くとはこの意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン

俺に喧嘩を売ってるのか?」

ヌヌヌヌと魔力と殺意が漏れるが、

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンに性別は無いので溜飲りゅういんを下げる

アイリスがところで、と話を切り出す。

「レイの意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンって何?やっぱ大鎌?」

「ん、あぁ、、その、、」

〜時は数十万年程遡る〜

リズが全員を呼び出した。

そう、装備者によってその形を変え、意思を持ち所有者を選ぶ、

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンの開発に成功したのだ。

ローズが

「やっと完成したな、1000年の苦労が報われた、、」

という。

他の原色も上々、全員が満足する性能だった。

「じゃあ、調伏をするよ、この7本は最高位の意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン

持った瞬間形が変わり、使うためには個人個人で調伏してね。」

と、リズが言う。

ハティーが返事をし、

リズから意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンを掴む。

細身の双剣にと変化する

「僕は、、《魔人剣 ディアブロ》だね、細身の双剣かぁ、、毒も乗りやすくて良いね。」

満足らしい、

ベルが手をかざす

古めかしい本になる

「私は、、《地底書 アルカナ》、、魔導書ねぇ、、私の趣味をよく分かってるじゃないか。」

ハティーが手をかざす

細く長い棒の先に、鋭い刃先が付く

「私は〜《神獣槍 グングニル》、取り回し良いね〜こういうの好き〜!」

結構その人に合う武器らしい、

カインが手をかざす

細長く、鋭い刃、スラリと長い剣となった

「俺は、《海王剣 エクスカリバー》、、エクスカリバーって水に関連してたのか、、」

エクスカリバーって湖の女神から与えられた聖剣では、、?

続いてローズが手を構えた

大きく、深紅の大剣が出る

「私は、、《龍帝剣 イグニス》、ほう、凄まじい力を感じる、、」

剣好きだな意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン

そしてアルトが手をかざす

大きく平たい形状に変化する

「、、《天界盾 イージス》盾、、まぁ元々守護を司ってたし、、まぁ、、うん。」

意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポン、、ウェポンとは、、?

(さぁ、俺だ、何が出る、、?

太刀とかかっこいいよなぁ

聖剣も羨ましいなぁ、、魔導書でもいいな。)

手をかざす、

細長く変化する、しかし、太めだった。

(おぉ、太刀か!?聖剣か!?もしかして刀だったり!?)

先端が剣のように鋭いものが出る。

(剣だ!さぁ、邪剣か!?聖剣か!?神剣もいいな!!)

光が収まる。

茶色の細長い胴体、およそ130cm、鈍く光る金属部品とトリガー、

先端についた三十年式銃剣、、知ってるぞ、、

1905年、明治38年に、大日本帝國陸軍に正式採用され、

日露戦争以降、その精度と頑丈さから、

第一次世界大戦中と、第二次世界大戦初期に主力小銃として扱われ、

威力不足から交代され姿を消した、、

通称アリサカ銃と言われた歩兵銃、、

「、、、〘三八式歩兵銃〙じゃねぇかあああああ!!!?」

「サンパチ、、なんて?」

銃が大好きで調べまくっていたときに知って好きになった歩兵銃、、

なるほど、銃好きの本能が剣を抑えぶっちぎって現れたと、、

「《古代銃 オールドハンター》、、かっこいいネームドだな、最高じゃねぇか。」

〜〜〜〜

「ということで俺の意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンはこの、

《古代銃 オールドハンター》、特徴はなんと言っても特殊弾の多さ、

しかも弾数無限という壊れっぷりでな、

特殊な弾丸も撃てるんだが、」

・魔弾 必中必殺で、どこまでも追尾し、空間を跳躍し、あらゆる防御を貫通する弾丸

「この魔弾が、、6発までは良いんだが、7発目はこの銃が好きなところにぶっ放すから、

実質1日6発までだな、しかも、ここの銃剣も、致命属性を持ってるんだ。」

「致命属性、、?」

致命属性について言う

「最大体力値における相対的割合攻撃、、まぁ簡単にいうなら、、10回刺されると死ぬ。」

「怖っ!!」

俺はため息を付くと

「まぁ俺達原色や特色が10回刺されても痛いだけで死なないんだがな、、」

そこは対策されてるんだよね。

「へぇ、、世の中って広いんだねぇ、」

そんな強い武器なんだ、凄いなぁ、、

ふと、アイリスは疑問を口にする

「え?その必中必殺で、どこまでも追尾し、空間を跳躍し、あらゆる防御を貫通する弾丸連射してくる

その銃に勝ったの?」

「ちなみにローズの意思を持つ武器インテリジェンス・ウェポンは」

「もういいよ!!?」

これ以上はキャパオーバーだよ、

「レイ!帰るよ!お仕事たまってるんだから!」

「おいおい、今度は内務かよ、泣けるぜ」

「いってら〜」

渋々屋敷に転移で帰る

「やっぱデカいな、、売って一軒家に建て替えないか?掃除面倒くさいし、、」

「侯爵ならお手伝いさんくらい雇いなさいよ。」

と、リアに正論パンチを喰らうが華麗にスルーする。

「じゃあ私はこの弓の手入れしてくる〜。」

「あ、私も新しい武器の手入れを、、」

と、リア達はそうそうと部屋へ戻っていく

「じゃ、まずこの手紙、処理してくれる?」

と、5束の紙が置かれる

「うわ〜、、どう見ても100通はあるな」

「125よ。」

そうか、ヴァンパイアは物を数えるクセが出来ると言う、

「アイリス〜。」

「どうしたの〜?」

ニコッと微笑むアイリスにドキッとする。

あぁ、この人、俺の奥さんなんだぜ?

誰に自慢してるんだか。

「で、この手紙は一体何の手紙だ?」

アイリスはふてくされると、

「自分で見て。」

と、頬をむくませぷいっと顔を逸らす

「どうしたんだよ、全く、、」

そういいながらレターナイフを取り出しピッと開ける

そして中身をみてぎょっとした。

「、、、何故お見合いなんだ?俺はもう妻が居るって公言したよな、

なんで逆に増えてるんだ?ていうかコレ全部!?なんで俺なんだよ!?」

縁談のお手紙だった。

アイリスはそっぽ向きながら言う

「レイはそれだからダメ。だってよく考えてよ!レイが周りからどう思われてるか!」

アイリスは仰々しく言う

「たった1年で侯爵まで上り詰め、国を救い、若くて顔もよくて優しくって悪い噂も無くて、

お金持ちだし、倒れた妻のそばに1週間以上寄り添い続けた愛妻家!しかも第一王女教育係!

、、、モテるよ、そりゃあ、、」

・・・なんだその完璧超人は?

え、改めて俺のステータスそうなってるの?

「あぁ、、で、コレと。

だが残念!俺にはすでに正妻が居る!それを理由に全部一方的にぶった切って、、」

「この国は一夫多妻制だよ?」

「・・・」

「この国の法律では、

〝侯爵の夫は最も愛する正式な妻1人を正室とし、次に愛する妻を側室としては3人までとし、

好ましい女性を愛妾として6人までとし、計4名までを妻とし、6名の愛妾を持つことを認める〟

って決まってるの、知ってるでしょ?」

「…そういやそんなんあったな。

なんだ?じゃあ俺はこの手紙を誠心誠意真心込めてお断りの手紙を書くのか?」

と、震えながら聞く

「それだけじゃダメよ?

侯爵未満の家はともかく、

侯爵以上、特に王族ならメンツを気にするから断るなら

断る手紙を送った〝上で〟最低1回は拝謁しなきゃダメよ?」

、、、

「ドッペルゲンガーを片っ端から」

「余裕でバレるし、怒られるじゃ済まないわよ?」

・・・

ポスッ、、

俺は力なく机に突っ伏すと。

「紅茶、ロックで」

「そんなお酒じゃないんだから、あと紅茶には氷入れちゃダメよ。」

全力でため息を付くと

「侯爵未満は定型文を手書きコピペする、

侯爵以上は、、後回しだ、一旦山を片付ける、、」

そういい並列思考と高速演算を起動する。

「は〜い頑張って♡」

〜5分後ォ!!〜

「終わった、、あと25枚は侯爵と公爵と王族だけだ、、」

「5分であの量を片付けたの、、?お疲れ様、、」

しかし

本番はこれからだ。

「さぁまずは一番面倒くさい王族を片付けるぞ。」

王族or皇族からの手紙はとてもわかり易い。

本当に真っ白な手紙に金の模様が入ってたりする。

そして蝋封に国の紋章が入ってる。

「さぁ、これは何処だ。」

・・・これは、、

「クライス国、、ここだな。すでに嫌な予感がするから捨てて良い?」

「ダメに決まってるでしょ。」

だってさ、

自分の国の王族からの縁談ってさ、

大っ抵が、

〝他国に渡してたまるか〟

っていう人材への切り札みたいな物だ。

それこそ側室でも構わないってレベルだと思われてるんだろ。

「ハァァァァ、、、さて、縁談(地獄)呼び出し(ちょっとマシな地獄)か、、」

いざ、、オープン!

〝貴殿におかれては、いよいよご壮健のことと存ずる。

此度の偉業、まことに比類なきものであり、心より敬意を表します。〟

よし、まずは上々、、普通の書き出しだな。

さぁ、、運命の別れ時だ!!

〝ついては、その人となりに深く関心を抱き、

王家として一層の親交を結ぶべく、縁談の話を進めたく存ずる。〟

はい、縁談(地獄)です本当にありがとうございました。

さて、この国には第五王女まで居るはずだ。

侯爵への縁談なら第五、、良くて第四第三が現実的、、

別の世界に居たときに聞いた話では第二王女まではあった。

が、やはり第五第四が無難で多かったな。

〝つきましては2日後までに、第一王女のミコトまでご連絡ください〟

「  」

「あら大変、第一王女様なんて、レイも出世したね〜。」

…ふふふ、、

「2日後まで、、?良いだろう2日後と言わず今すぐ行ってやるわァァ!!!

アイリス!出かける準備するぞ!」

「は〜い、なんとなく察してたからもう準備してるよ〜」

「さすが俺の嫁だ優秀!可愛い!愛してるッ!」

「うへへへへ、、///」

と、またもやバカップルぶりを披露するレイとアイリス。

さて、そうして彼らは王城に訪問と言う名の殴り込みへと向かった。

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