遠方会議
〈【宣告】我らは第六指揮機隊である。
〔龍帝ノ戦火〕貴殿達へ宣戦布告する。
これより我ら機動兵隊、第六指揮機隊が相手だ。
しかし、哀れな貴殿らに、残念なお知らせだ。
この隊の指揮権は現在我ではない。〉
え〜、なんか凄いことになってるんだけど。
「これより、貴様らに死を下す。我は、、漆黒の調律者、黒である。」
、、まぁ、名乗りはこんなもんかな?
その名を聞いた〔龍帝ノ戦火〕が悲鳴を上げた。
「馬鹿な、、!漆黒は現在欠けて、、!!」
(ど〜でもいいなそんなコト。)
「全機、〔龍帝ノ戦火〕を殲滅せよ。」
《了解》
すっげ〜、いつの間にこんな強くなってるの?うちの兵器達。
とりあえず、眼の前に居るこいつ、、なんか雰囲気が違う気がする。
「貴機の名を問おう。」
〈アーサーです。〉
(アーサー?突撃機だからか?
というかこいつ壊れかけだな、、時間を稼いでくれたのか?)
「最期の望みを聞こう。」
〈、、冒険者の仲間に会いたい。〉
(仲間、、?あの栗色の髪の娘と、フード被ったあの少女か。)
「分かった。連れてこよう。」
シュン
「いた、来てもらおうか。」
「あ、はい!!」
「わかりました。」
ヒュン
「アーサー!!」
「アーサー!ごめんね、、ごめんね、、」
(???、、何に謝ってるんだろうか、、)
〈エマ、言いたいことがある。時間がないから聞いてくれ。〉
〈シロからの遺言だ。〘お祭りに行けなくてごめんね。〙、、と。
ディアンからの遺言だ。〘俺の盾の魔石は、3丁目のパン屋の娘に渡してくれ。〙、、と。〉
〈そして、、俺からの遺言だ。〉
「嫌だよぉ、、死なないでよ、、アーサー、、!」
〈エマ、これを、、〉
「、、指輪、、?」
〈エマ、、愛している。僅かな時間だが、、結婚してくれ。〉
(え〜!??うっそ機動兵隊が人間にプロポーズ!?
はぁぁぁ、、、凄いな、感情を手にしたか。)
「、、、はい、、!」
(そして成立してる、良かったな、、)
〈あ、そうだ、、チョコを、、〉
「チョコ?」
(チョコ?機動兵隊は味覚が無いはずでは?)
〈お前にもらったチョコレート、
味覚ができたら、、食べるつもりだった。〉
(は〜ん、味覚ができたから食べるんか。)
〈おいしいよ、お菓子を作るのが、、好きだったな。エマは、、〉
「うん、良かった、、!」
(、、、これ俺はお邪魔か、って、あいつ近づいてきてるな。)
「死ねぇぇぇ!!」
「うっさい!今良いところなんだ邪魔させるか。〘空間断絶・断〙」
ドォン!
「、、カッ、、」
「〘封印〙」
はい、切り札は封じた。これで使えまい。
〈だから、、もし次逢えたなら。〉
「うん、、」
(まだ来るか!!)
「〘空間断絶・断〙〘封印〙」
〈ちゃんと夫婦になろう。〉
「うん、、!約束だよ、、!」
、、そろそろ良いかな。
「アーサー、シロ、ディアン、3機、、いや、3人に告げる。
、、、よく頑張った。よくぞ持ちこたえた。大義であった。」
紛れもない本心である、異常事態をたった3人で持ちこたえたのだ。
「ご苦労だった、眠っていいぞ。」
、、返事がない。
(聴覚器のオーバーヒートが起こってるな、間もなく終了するのか。)
「貴殿のデータ、及び核は私が、調律者の名に賭けて保護する。お疲れ様。」
アーサーという機械は、愛するものに手を伸ばした。
〈愛してるよ、、エマ。〉
「私もだよ、、アーサー、、」
だが、その手は届くことなく、力なく落ちた。
泣きじゃくる娘を尻目に、私は声を掛けなかった。
約束を果たさねばならないのだ。
「調律者の名に賭け、この者の核を、魂に変換し、保護する。」
魔力がごっそり減ったのを感じる。
淡く光る魂を、空へと還す。
「次は、人間に生まれられたら良いな。」
次はデータを、、
ビー、、
(ん?)
記録中断
正常に記録が終了しませんでした。
データの保存に失敗。
全データの消去を開始。
(うおぉぉぉぉぉ!!!???消えてしまう!!消えてしまう!!!)
データ!データ!保存保存!!
データ消去中
あああああああああ!!!!???
ちょっと!?見てるか!?作者ァァ!!??
〔はいなんでしょう。〕
データ消去止めて止めて!!
〔え〜、、消す流れを考えてたんだけどなぁ、、〕
はよやれ。
〔はいはい。まったく、君はどんだけ物語を捻じ曲げれば気が済むんだよ。〕
はぁ、、物語の構成考え直さないとなぁ、、
記録中断
正常に記録が終了しませんでした。
データの保存に失敗。
全データの消去を開始。
〔チョチョイと書き換えまして、、〕
記録完了
正常に記録は中断しませんでしたが、
データは保存されました。
全データの消去は行われませんでした。
〔はいはい、できたよ。〕
うむ、褒めてやらんでもない。
〔何様じゃてめえ。〕
よっし予定通り。
こういうとき現実改変能力って便利だよなぁ、、
ジト〜
〔あげないからね〕
ケチクセェな。
〔覚えてるからね?君を懲らしめるために出した古龍を食われたこと、
整合性出すためにわざわざ十大古龍作ったんだから。〕
へ〜へ〜、じゃあね〜
〔適当なヤツ。〕
(さてと、、さっさと帰るか。)
このあと会議だし。
どうしよ、、保存したファイル〔重要ファイル・心について〕、、
勢い余って世界に公開しちゃったし、、データ飛び飛びになってるし、、
あ〜、もう良いや知らね。
〜〜〜
俺はいつもの会議室にあった、魔石灯を持ち出し、
白い部屋に入る、
「レイ〜?何やってるの?」
「うお!?アイリス?どうやってここに?」
いつの間にやら背後に居たアイリス。
確か青に預けたはず、、
「青さんに教えてもらった座標を教えてもらった転移魔法に入れたらこれたの。」
「飲み込み速いな、、感心感心。でも仕事だから入ってきちゃダメだよ。」
「は〜い。」
そう言い出ていったアイリスを見送り、ドアを締める。
完全防音の面会室に魔石灯を置いた。
時計を見る。
(5:29、もうちょいか。)
、、、
、、、
、、、30分、
「あ〜、あ〜、通信通信。コチラ第七宇宙の方の黒で〜す。第一宇宙の方の黒居ますか〜」
、、、
「あぁ、すいません、今来ました。すいません、私情により自宅から送っています。」
画面に俺が写った。
襟が引っ張られたように歪んでいるが、まあ良いか。
「そちらの状況は?」
「えぇ、コチラは変わりなく、、と言いたいのですが、、実は天界の使徒団が、、」
〜〜〜〜
〜〜という感じですね。」
「なるほど、やはり、平行宇宙が違えば、動きも大分変わりますね。」
と、画面の前にいる俺が言った。
こうして通信魔法で会議するのは、
同一人物が出現することによる宇宙の歪みを発生させないためである。
「では失礼、そろそろ子供と妻に食事を作らなければいけませんので。」
、、そっちは結婚どころか子供までいるんですかい。
「へぇ、お子さんが、、おいくつですか?」
「12ですね。」
「なるほど、そろそろ『お父さんの服と一緒に洗濯しないで』が始まる年頃ですな。」
「いえ、まだまだ甘えん坊ですよ。一番上の子が今年で8歳になります。」
へぇ、、、8歳?
じゃあ12って何?
「12って、、何の数字ですか?」
画面の前の俺はきょとんとすると
「、、子供の人数ですが?」
へぇ、、子供の人数、、
「ファァァァァァァ!!!???」
「うわ、どうされました?」
「どうしたもこうしたもないわ!?12人って、、6人サッカーで対決出来るし、、
野球チーム1つ(9人)出来んじゃねぇか!!?」
俺(向こうの)は照れたように言う
「えぇ、、妻とは、子供が沢山欲しいと言われまして、、今、妻は妊娠3ヶ月目でして、
双子かもわかりませんが、早く生まれてほしいなと、、」
「そ、、そうですか、、お幸せに、、」
するとドアが開く
「おと〜さん!たいへん!おててからいとがビッてでてきてからまっちゃったの〜。」
「あぁ、分かったよ、今切ったげるから。」
(子供かぁ、、大変そうだな、、糸が手から、、出てきて、、?)
「あなた〜、お腹すいた〜ご飯つくってよぉ。」
き、、聞き慣れた声がする、、いや、、そんなわけが、、
そして後ろからひょこっと出てきた女性を見て絶句した。
「分かったって、もうそろそろ会議が終わるから待っててね、リズ」
「あれ?レイが二人いる、やっほ、別の宇宙の方の旦那サマ。」
間違いなく、、紫の調律者、リズだった。
「ファァァァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁ:;@;:・@「・、「?`{+>*!!!???」
「ではこれで、失礼しm「切るなぁぁぁぁぁ!!!?そこに直れ!!!
君たち〜?ちょっと君たちのお父さんとお・は・な・し!があるから、ね!?」
「「は〜い。」」
パタン。
「えっと、、あの?」
「黙れ、聞いたことだけ答えよ。」
有無を言わさず話を続けた。
「、、えぇ、、、」
「まず、なんでリズと結婚を?いや何、悪いとは言わないけどさ、え、なんで?」
俺(向こうの)は言う
「それは6年前のことです、、、」
〜回想〜
私が過労で倒れたときの話、、
「おい!俺がいない間仕事はどうするんだよ!?」
と、私が言う。
「私達で片付ける、」
と、白、
「そういうのは他のやつに許可を」
「取っている!」
さすがアルト、抜け目がなかった。
「緊急依頼が来たらどうする!?」
「そもそも君働けないでしょ。」
私は簡単に論破された。
「魔法を解除しろ!〘魔法破」
「もう遅い!〘瞬間移動〙!」
・・・
「え?」きょとんとするアルト。
「ふ、、ははは、、甘いな、、〘抵抗〙だ。」
アルトはポカーンとする。
「全く、、君というやつは、、、もう一回送るか、、?」
「アルト?レイの様子どう?」
そう、、そこでリズが入ってきてくれたんだ、、
あぁ、今思い出しても、、寝癖が隠しきれてなくてとても可愛かっ
〘いいから続けろ。〙
、、ゴホン。
リズは私を見つめると、こう言ってくれた。
「じゃあ、レイは私が回収する。私のお家のベットにでも縛っとくよ。」
「そうか、じゃあ頼む。」
そう言った私は、無理に魔法を使い、また意識を失ってしまった。
目が覚めると、ふかふかのベットに寝ていた。
起き上がろうとしたが、どうやらレジストを使ったのがトドメだったのか。
体が動かない。
「レイ、おはよ。これおくすり。」
「、、苦い。」
「わがままいわないの、め。」
私は子供か、と心のなかで突っ込んださ。
そうして、夜寝ている私の横に来ると、
「レイ、おやすみ、」
と、私の布団に潜り込んでスースーと寝息を立ててしまってね、本当に可愛かった、、
(うん、、、どうやら転移に全力抵抗したのか否かで変わったようだ。
一緒に寝てるのは、、うん、、今も月一で来てるし、、変わらんか。)
それからは毎日一緒に同じベットで寝ていたさ。
(頻度が30倍位になってないか?)
そしてな、次の日は
〜1時間後(話の5割惚気だった)〜
そして私の体調が万全になり、とうとう仕事に戻ろうとしたときだった。
リズが一緒に寝よ、と、いつも通りに布団に入ってきた。
だがその夜はちょっと違った、私の服をキュッと握りしめ、
私にこういったのだ。
「好きだよ、、、レイ、、私とずっと一緒になってくれる?」
もう断るなんて、思考の端にも無かったよ、
その場で私はオッケーしたさ、
そしてそのままリズを押し倒し私はリズの【自主規制】、
「分かった!分かったから!!もう良い!!!!
それ以上口を開くな!!!!!!!!怒られる!!!!!!!!!!!!!!!!
「〔というかバンされる!!!!一応全年齢が見られる作品を保ってきたんだぞ!!!!!
頼むからそれ以上その話をするな!!!!〕」
俺と天の声の悲痛な叫びが木霊する。
、、、それから、リズとの子供が出来たことを知った俺は他の調律者たちに報告してな、
祝福されたさ
〜惚気話1時間〜
「今はリズは育休を取っていてな、その分、私がリズの分の仕事もやって、
大変だが、家に戻ったときのリズの笑顔を見ると、疲れが吹っ飛んだ。
美味しそうにご飯を沢山食べるリズを見ると幸せな気分になった。
暴食の代償も弱まって、お腹いっぱいご飯を食べられるようになったときは抱き合って喜んだ、、
初めて生まれた子供は女の子だった。とても可愛くって、、天使みたいで、、もう今も本当に幸せでな、
最初に私をパパと呼んでくれたときはもう感動で泣いてしまって、、、」
「おい、、そろそろ切るぞ、、」
「まぁまて、、リズが更に可愛いところがあってな、、」
(、、、い つ ま で 続 く ん だ ? こ れ 、 、 、)




