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転生最強魔王の引退物語 ~最愛の部下と田舎でのんびり暮らしたい~  作者: 茶巾丸
第5章 魔王覚醒編

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42. ドイラム村防衛隊結成!

俺は家出していたリブラを発見し、失敗で悲しんでいた彼女を説得して連れ帰る事に成功した。

女の子の体になったけどまだ戻れない可能性がゼロという訳じゃない。

リブラとの絆も再確認できたので、戻れなかったら女の子同士の結婚でもいいかなと考えてもいる。


それよりも一つ問題があった、魔王として元の状態に戻ったのなら特に問題なかったのだが女性の体になって本来の能力が復活出来ず、闇の体の時より魔法もスキルも弱くなった、これからの事について村の全員を集めて話し合うことに決めた。


「みんな聞いてくれ!俺は復活の過程で女の子の肉体になってしまい、本来魔王として持っていた力が弱体化してしまった、皆を守る立場だったのに守れなくなった」


「はいっ!」


「どうしたルナリー?」


「魔王様どれくらい弱くなったんですが?」


「たぶんルナリーくらいかな?」


「なるほど、それは弱いですね…って私がめちゃくちゃ弱いみたいじゃないですか!」


いつもの漫才みたいな冗談のやり取りを彼女と交わすと所々で笑い声が聞こえる。

ルナリーはいいムードメーカーだなと思いながら話を続ける。


「まあ、今のは冗談だけど恐らく初心者冒険者より少し強いくらいじゃないかと考えている」


「なるほど」


「そこで俺の力が戻るのと今後の事を考えて、村の守備隊を作ることにした、今から言うメンバーで緊急事態時に村の防衛をして戦って欲しい」


防衛隊という話を聞いて誰が選ばれるかセレネが聞いてきた。


「どのような人選ですか?」


「今から言うメンバーで役割を決めた、まずリーダーはルコットで、前衛がセレネ、ヴァレリア、後衛に近衛騎士団、そして最後の切り札にバルザードだ」


続けてセレネが人選と役割の理由を聞いてきた。


「この人選の理由は?リーダーがルコットなのも教えて欲しい」


「ルコットをリーダーとした理由は元々ドワーフ国の防衛隊長だったからだ、そして沢山の人を使う事にも長けているし、チームを組んで戦うことのスペシャリストだから選んだ、個々の戦闘力差を吸収して纏めてくれると考えているる」


「なるほど」


「そしてセレネを前衛にしたのはタンク役としてだ、攻守に長けている君が適任だと思った、そしてヴァレリアは前衛でアタッカーだ、二人で上手くやってほしい」


ヴァレリアは拳を掌に叩きつけてやる気を見せる。


「アタシは何でもやるぜ!」


「まあ、この二人がいれば余程の敵がこない限り、敗れることはないだろうと思う、圧倒的に強いからな」


続けてルコットが構成と自分の役割について聞いてきた。


「私の役割はリーダー役と状況に応じて参戦という事かな?」


「流石!その通りだ、みんなの指揮を取りながら臨機応変に対応して欲しい」


「近衛騎士団は、本来姫様の防衛役だろうがここにいる間は援助して欲しい」


「解りました、参戦させていただきます」


クラリスと他隊員は戦いの意思を見せてくれた。


「で、バルザードはどこ行ったんだ?」


「あぁ…えーと、父様は洞窟で寝てるかと…」


「全員集合だと言ったのに、ヴァレリア後でバルザードに役割伝えておいてくれ」


「おうよ!任せときな!」


「そして他の村人についてだが、戦闘が始まると解ったらルナリーを筆頭にアルタイル大森林にある大樹に退避してくれ、リアは風の結界が貼れるから簡単にはたどり着けない、怪我人は出したくないから頼んだぞ」


「わかりました!まかせてください!」


村の防衛の件についてはひとまず伝え終わった。

次はもう一つの件についても話し合おう。


「それともう一つ、俺自身のことについても話がある」


皆で連携を確認している所で全員の注目がまたこちらに集まる。


「皆も知っての通り、今は女の子の肉体になってしまった、このまま女性の体で過ごすのに、今までの魔王バルテオスだと名前が似合わないと思う、だから別の名前を考えようと思ったんだけど、何かいいアイデアはないか?」


「はい!」


「ルナリー君言ってみたまえ」


「女性だけどカオスと言うのはどうでしょう?」


真面目なのかふざけてるのか解らないがとりあえず、そんな混沌を招きそうな名前はダメだ。


「却下だ!却下!」


「ぶぅ~、面白いと思ったのに」


ルナリーは顔を膨らせて不満そうな顔を見せる。

続いてエルフのエレーナが手を上げて意見を述べてきた。


「魔王様いいですか?」


「なんだいエレーナ?」


「あの特産物と同じになりますけど、パルテ芋の頭文字をとってパルテ様というのはどうでしょう?」


エレーナの言葉は盲点だった、確かにパルテの名前つけたのは自分だし女の子にも向いてる名称だ、バルテオスより全然いい。


「エレーナの案採用!」


「やった!」


「では、みんなこれからは俺の事を『パルテ』と呼んでくれ、魔王の名前は当面封印で普通の名前で過ごすことにしよう」


「呼び方はパルテ様でいいでしょうか?」


リブラが念の為呼び方を伺ってきた。


「各自の呼び方は任せるよ、今まで通りの呼び方がいいなら呼称付けても構わない」


「わかりました、私は下僕なのでパルテ様と呼びますね」


今回の打ち合わせはこんなところか、最近会議が多いのでまた普通の作業に戻ってもらおう。


「みんな!それでは作業に戻ってくれ、今日はこれで終了だ」


村の平和維持に向けて全一致で動き出すことになった。

だけど後日、女性陣だけで秘密の会議が開かれる事を俺は知らなかった。

一日置き(隔日)の21時から22時頃更新予定、筆が乗ったら他の日も投稿します。

月曜日は投稿お休みです。

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