英雄-真実=何時も通りの主人公
「ん~どこ行った?あのドロボウ」
現在俺ことトーマは俺から大事なものを奪ったドロボウを捜索している。
探知魔法を使っているので近くにいるのは分かっているのだが…
「おう、脅迫状のほうはどうだ、ちゃんと届いているか?」
ん?今なんか声が聞こえたなぁ。この壁の壁の向こう側かな?
「おう、何かよくわからねぇんだけどもよ、開けて見ればわかるだろ」
…は?
ドォン!
なんかムカついたら目の前の壁が吹っ飛んだがまあいいだろう。
「な、なんだおま…ギャア!」
こちらに気付いた男共が何かにはじかれたように吹っ飛ばされたがまあいいだろう。
何処だ、何処にある?あれが無いと困るんだ。
くそっ、何故か目の前がチカチカして視界が殆ど白いぞゴラァ。
止まらねえかなこれ。…あ、止まった。なんだこれ。
まあいいや。さて、あの袋は何処行った。
…ああ、有った。なんか知らんけど縛られて倒れている女性の上に載っている。
「よかった」
そういいながら袋をそっと持ち上げる。…ふぅとりあえずこれで一安心。
帰るか。と思いながら辺りを見回すとあら不思議。
・壁にぶつかって気絶している男共。
・縛られて倒れながら何故かウルウルした目でこちらを見上げてくる女諸君。
・極めつけは手に持った袋を見てニヤニヤしている俺。
はいはい、カオスカオス。
とりあえずこの袋の存在を知られるわけにはいけないのでさっさと袋を空間倉庫に仕舞う。
さて、帰るかな。
「あ、あの!」
ん?なんか袋の下にいた受付嬢っぽい女性に話しかけられた。
「はい?なんでしょう」
「あの、助けていただきありがとうございました」
は?助けた?よく分からんが…
どうやら話を聞く限りこの男共にこの女性諸君は攫われたらしい。
それで、この男共から助けてくれたからお礼をしたいらしい。
ふむぅ、何かくれるんだったら行くかと言うことで、その提案は承諾した。
とりあえず、女性諸君の縄を解くために一人ひとりに声をかけて行ったが本当に大丈夫なのだろうか?
皆一様に顔を赤くして俯いてしまっている。一部ニヘヘと笑っていたり涎を垂らしている。
…あっ
…しまったなぁ。顔見られている訳だから逃げても捜索されるか?
とりあえずどうにかするか考えるか。
「あのぉ、すいません」
「ん?どうかしました?」
先程話しかけられた受付嬢(仮)にまた話しかけられた。
「え、あ、ごめんなさい。えっと、先程ギルドに連絡を入れたのでもうすぐ冒険者さん達がこちらへ来るそうです」
は?マジで?これはさっさと逃げたほうが良いのかも知れん。
「…それは」
「ええ、わかっています。彼女達の保護および聴取はこちらで行います。ですので貴方様はギルドへ向かってください。私が案内しますので」
?よくわからんが…まあいいか。
というわけでギルドに向かうことになったのだが道中は何の面白みも無かったので割愛する。
トーマ
◆スキル
《フラグメーカー》
《主人公補正》
《フィフスジョブ》
《感覚異常 Lv16》
《秀才の凡才》
◆EXP表示不可 next 職人:531,4240 賢者:132,450 アサシン:753,370 軍人:132,450




