シイナ<袋=ど、何処行ったんですか!?
某動画が休日見れなくて憤慨している俺氏
こんなにも動画に依存しているとは思わなんだ…
それはアイリの装備やらを買うために宿屋の主人ジェズさんに教えられた店へ行った後の事。
俺はアイリに小銭を少々渡し、適当に自由行動をとることにした。
ちなみにアイリはその直後、食べ物が売っている出店が多くある、大通りへすっ飛んでいった。
アイツ…この後宿屋で夕食が出るのに大丈夫なんだろうか。(ちなみに夕食は食べきった。すげぇ)
その後、シイナと雑談しながら適当に道を歩いていたのだがどうやら大通りとは大きく外れて何処か人気の無い路地裏の広場に来てしまったらしい。
「ん?何処だココ?なんか変な場所に来てしまったなぁ」
〈そうですねぇ、なんだか暗いですし…。まだ夕方ですのに〉
と言うかコレ完全に道迷ったかなぁ。もう何処から来たかわからねぇな
〈上空から見た感じ、ここら辺って凄く入り組んでいますからね。…どうします?〉
そうだなぁ、迷った時はむやみやたらに動かないほうがいいと聞くが、動かないことには何も始まらないよな。
「よし、じゃあシイナ。俺は個々で待機しているからここから大通りまでの道を上空から見て俺に教えてくれ」
〈うーん、どうしましょうかね~?〉
「ちゃんと教えてくれたら後で思いっきり頭撫でてやる」
〈りょーかーい!〉
大喜びしながらシイナは飛び去っていった。ふっ、チョロいぜ
ドンッ
「おっとすまないね兄ちゃん」
「えっ、あぁ、こちらこそすみません」
シイナが飛んでいった方を見ながらドヤ顔をしていたら汚れたローブを纏った男にぶつかった。
男はそのまま路地の暗がりに消えて行ったが、俺はその男がとても気になった。
それはなぜか。すれ違った瞬間に少しその男の顔がニヤついていたからだ。
「…まさか」
もしかして、と思って俺は自分の制服のポケットに手を突っ込んだ。
――――!?
俺は急いであの男が消えた路地のほうへ走って向かった。
「やっべぇ、掏られた」
…
大通りからはなれた場所に存在する入り組んだ路地街、貧民層と名づけられたその区画はこの町の闇が存在していた。
その区画の一角に立てられたもう誰も住んでいない廃屋にその男はいた。
その廃屋は埃や蜘蛛の巣だらけで空の本棚と壊れたテーブルがある程度で誰かが使っていると言う形跡も無かった。
煤けてボロボロとなったローブを纏った男は薄ら笑いを浮かべながら本棚のほうへ向かった。
そしておもむろに本棚を横にずらすとそこには人が十分に通れる穴が壁にあいており、その先には細い道が続いていた。
男は穴を通り、本棚を不自然が無いように戻してから細道をまた歩き出した。
男は思っていた。まさか道を塞ぐように家が建っているとは思うまいと。今頃は誰もが血眼になって我々を探しているだろう。しかし、我々の要求は時期に通る。誘拐した娘どもは未だに騒がしいが声は届きはしない。このように入り組んだ場所ならばまずバレはしないだろう。物乞いどもにも金を渡して情報操作は済んでいる。
今の自分は気分がいい。そこらにいた間抜けなガキからも簡単にスることが出来た。
何かが入っている袋のようだが、まあいい。目的地についてから開けよう。
そう思いながらその男―――超A級の犯罪集団のリーダーは高笑いをしながら再び暗闇の中へ消えていった。
…たしかに、情報操作を行い、地の利を生かして完璧な拠点を作ったならば一般人では発見・制圧に長い時間が掛かるだろう。それだけ犯罪者たちは念入りに、それはもう穴が無いように念入りにこの計画を組んできたのだ。現に娘達が誘拐されてから現在まで、この町の人間たちは一切の情報をつかめていない。―――――まあ、一般人だったら、の話だが。
「ドロボウ、ダメ、ゼッタイ。…警察に突き出してやる」
執事服っぽい服を着た青年は廃屋の全てを吹き飛ばしながらそう呟き、男が向かった方向へ歩き出した。
トーマ
◆スキル
《フラグメーカー》
《主人公補正》
《フィフスジョブ》
《感覚異常 Lv16》
《秀才の凡才》
◆EXP表示不可 next 職人:531,4265 賢者:132,475 アサシン:753,395 軍人:132,475
アイリ
◆スキル
《気》
《猟犬》
《信頼の努力》
《絶対記憶能力(ノート限定)》
◆EXP 6 next 奴隷闘士:1




