就職試験=(テスト<面接) あるある
会社探し<履歴書書き<<テスト<<<(越えられない壁)<<<面接
ちなみに上は作者の価値観です
「それじゃあギルドに登録するにはまず受付に行かないとね」
「そ、そうなんですか?」
「そうなのよ」
ギルドに入るためにセレナさんを通じて頼んでもらえることになりました。
ギルドの中に入ってまず感じたことは、何というか、騒がしかった。ということです。
多くの人がお酒を飲んだり、歌ったり、それはまるでお祭りのようでした。
「よお~セレナ、どうした、そこの娘は?友達か~?あははっ」
そんなことを考えていると、大きなコップを持った男の人がセレナさんに話しかけてきました
「新規加入者よ。…ていうかあんたら酒臭いわよ!?まだ午前中よ?もう飲んでるの!?」
「お~う、でっけぇ依頼が今終わってよ~その金で飲んでんだ」
「まったくもう…飲みすぎて破産しないようにね」
「わ~かってるってい!」
そのまま男の人は他の人たちの輪に入っていきました
「な、なんだかあの人足元がふらついていますが大丈夫なんですか?」
「あ~大丈夫よ、大丈夫。酔ってるだけだから。…さて、そんなことよりも登録よ、登録。ここにいてもめんどくさいのが絡んでくるからさっさと行きましょう」
「はあ…」
セレナさんはため息を吐きながら奥へと進んでいきました
「あら、お帰りなさい。セレナ。何か御用?」
受付に着くと、金髪の綺麗な女の人がセレナさんに話しかけてきました
「いやなに、新規加入者よ、さっき表で知り合ったの」
「あらあら、まあまあ、可愛い新人さんだこと。はじめまして、私、ここで受付をしています、エリヴィアと言います。気軽に話しかけてくれるとうれしいですわ」
エリヴィアさんは綺麗なお辞儀をした後、私の名前を聞いてきました
「あ、えと、私、アイリって言います!セレナさんも先程言いましたが、ギルドに入りたくてここに来ました!!」
「あらあら、元気もいいわね~。じゃあちょっと待っててねぇ」
そういうとエリヴィアさんは一枚のカードを取り出して、何か作業を始めました
「それじゃあ今から登録を行うから、簡単な質問に答えてね」
質問…?たしか21ページに『面接:質問されたら』というのがありましたね。『面接』という言葉は分かりませんでしたが、これがもしや面接というものではないのでしょうか?
「そ、それは面接というやつですか!?」
「ん?いやねぇ、そんな堅苦しいものじゃないわよ。…まあ、似たようなものだけど、別に加入させないとかじゃないわ」
「そ、そうですか…」
なるほど、似たようなものということはつまり質問内容も似たようなものということと考えてもいいのかもしれません。
えーと、確か21ページには『面接では確実に質問をされることがある。普通ならどんな質問をされるか事前に予測しておいて答えも事前に考えておくのが常套手段だ』って書いてありましたね。あ、それと『まあ、どうせ考えるのも難しいと思うのであらかじめ書いておいた。余り無理じゃないように作った設定だが、何とか合わせてくれるとありがたい』…なるほど、この下に書いてあることをいえばいいのですね
「じゃあ質問するわね…って何見ているの?」
「あ、いえ、なんでもないです!?」
「そんなに焦ってどうしたの、アイリ。緊張しているの?」
「だ、大丈夫です、セレナさん。ちょっと心を落ち着せるために本を読んだだけです」
あ、危ないです、トーマさんの本は私だけのものなんですからもし見られて取り上げられるなんてなったら大変です
それに表紙の裏にも書いてありました。『これはお前だけのものなんだから絶対に人に渡したり見せたりしないように』って!私だけのもの…トーマさんの持ち物…ウフフ
「そう…まあ、そんなに緊張しなくてもいいから、気楽にやりなさいな。エリヴィア、私は酒場のほうに行って来る。あの馬鹿どもに説教しないといけないからね」
「は、はい!がんばります!」
「セレナ、余り五月蝿くしないでね。…じゃあ、まず、名前を教えて頂戴な」 Q:あなたの名前をお聞かせください
「はい、アイリ・ミタライです!」 A:フルネームでハキハキと答えような
「珍しいファミリーネームね…次に、出身は?」 Q:ご出身は?
「ゼノミア王国です!」 A:流石に森の中とか奴隷市場とかは答えられないので知り合いのいる場所にするか
「ゼノミアね。あの国は良い観光名所があるのよね…戦闘経験は?」 Q:過去に似たような仕事したことありますか?
「はい、魔物を数匹程ですが…」 A:有ると無いとじゃあ、仕事量が変わる可能性がある
「家族とかはいるのな?」 Q:ご家族の構成を教えてください
「えぇと、両親がいます。兄弟はいません」 A:話を聞いた限り両親はいる
「なるほどね、じゃあどうやってこの町までやってきたのかしら?一人出来たってわけじゃないでしょ?」 Q:ここまでの移動手段はどうやって?
「知り合いの人の馬車に乗ってきました」 A:少なくとも知り合いと馬車(荷台のみ)は合っているので
「じゃあ、最後に。何でギルドに入ろうと思ったのかしら?」 Q:志望動機は?
「……好きなヒトのために強くなりたいんです」 A:正直に答えましょう
「…あらあら、まあまあ、その好きな人ってもしかしてさっき言った馬車の人?」
「…」
「顔が真っ赤よ。…ウフフ、そんなに好きなのね。良いわぁ、青春してるわねぇ」
「…ウウッ」
顔の辺りが暑いです。うう、恥ずかしい。
「フフフ、じゃあ、これで質問は終わり。じゃあ後はこのカードを持って」
そう言ってエリヴィアさんは先程も見た何も書かれていない、真っ白なカードを手渡してきました。
「これはギルドカード。あなたの個人情報も書いてあるから、身分証明書ってやつね。このカードを持って力をこめて頂戴」
「力をこめるですか…」
「握り潰すのよ」
私はカードを持つ手に力を入れ、思いっきり握りました。
「わぁ…」
するとどうでしょうか、カードが光って『アイリ・ミタライ』と書かれたオレンジ色のカードが手のひらに出現しました
「オレンジ…?赤に近いから多分火の魔法だと思うけど、なんだか感じられるのは炎と言うより太陽だわ」
「…?」
エリヴィアさんは私のカードを見ながら何かブツブツ呟いていました。よく分かりませんが。
「あら、ごめんなさいね。…オホン、説明しましょう。カードの色は貴女の一番得意な魔法適正の色を表しています。火なら赤。水なら青という風にね。だからオレンジと言うのは見たこと無い色だったから…ちょっと興味深くてねぇ」
「はあ…」
「やっほい、エリヴィアにアイリ。登録は終わった?」
魔法…?と思っていたら後ろからセレナさんに話しかけられました
「あらセレナ、酔っ払いたちの対処はもういいの?」
「ええ、私が彼らの奥さんに連絡して連れて行ってもらったわ。やっぱり稼いだお金を全部酒代に使っちゃったみたいで凄く怒られていたけど」
「あらあら、容赦ないわね。…あ、そうだ、セレナ、貴女チームを組む気ない?」
「…え?」
チーム?
「チームか…」
「ええ、貴女にとっても悪い話じゃないんかしら?例のこともあるから」
「確かに…この件は一人では限界を感じていたからね。一人で探すのじゃ流石に骨が折れるわ」
「え?…え?」
何か私が置いてけぼりになって話が勝手に進んでいます…
「それじゃあ決まりね」
「ええ。…ねぇ、アイリ」
「…!?はい、なんでしょう!?セレナさん」
「貴女、私とチームを組んでみるきない?」
…は?
「チーム…ですか」
「ええ、そうよ。チーム。アイリ、ギルドについて勝手がわからないでしょう?それにソロでやるより効率も上がるし、色々アドバイスできると思うわ」
セレナさんにチームに説明されている間に私はふとノートに書いてあったことを思い出していました。
『アドバイスとしてだが、ギルドで依頼を受ける時はなるべく強いやつと一緒に行動しなさい。強い奴は強いやつを引き寄せるらしいからな。あ、ただし信用できるやつにしろよ?特に誰からも信頼されてそうなやつにな』
「…なるほど」
「ん?どうした?私をじっと見て」
「セレナさん…あなた強いですか?」
「え?何?いきなり。いやまぁ、そこらへんの雑魚には負け無いくらいには強いと自負しているけど」
「…よろしくお願いします!!」
私は思いっきり頭を下げてお願いしました
「え?、えぇ。よろしくお願いね」
「はい!!」
こうして私は、セレナ(さんは取れと言われました)とチームを組んで依頼をこなしていくことになりました。
「さて、早速依頼をやっていきましょうか」
現在私達は、沢山の紙が張られている、壁の前にいます
「これは掲示板と言っていろんな人からの依頼を此処に張り出すのよ。…今回はえっと、これを受けましょうか」
「…マモノの討伐ですか。がんばります!!」
私は目的地へ移動している間にギルドのことや仕事のやり方をセレナに教えてもらいました。…よし!これでもっと強くなってトーマさんの役に立って見せます!!
トーマ
◆スキル
《フラグメーカー》
《主人公補正》
《フィフスジョブ》
《感覚異常 Lv16》
《秀才の凡才》
◆EXP表示不可 next 職人:531,4270 賢者:132,480 アサシン:753,400 軍人:132,480
アイリ
◆スキル
《気》
《猟犬》
《信頼の努力》
《絶対記憶能力(ノート限定)》
◆EXP 1 next 奴隷闘士:2




