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ギルド+アイリ=主人公の出番は無くなっていきます

コレの続きを書いていてふと思った。


「あれ?シイナのほうが出番なくなっている…」と。

前回から何事も無く翌日の朝になった。



「それじゃあ、アイリ、早速往ってらっしゃいな」



「はい!…でも、ギルドに入るには如何したらいいのでしょうか?」



不安そうにするアイリ。うむ、確かにその気持ちは俺にもよく分かる。



「そういうと思ってな。ホレ、ギルドの地図とそこに付いたら何をすればいいかのメモだ。参考程度にはなるだろうさ」



俺は表紙に『ギルド必勝法!~数秒後の君を救う方法~』と手書きで書かれたA4ノートをアイリに手渡した。



「わあ、すごい!ありがとうございます!!」



ちなみにA4ノートは俺が元々持っていたカバンの中に入っていたものである。魔法で時を買った直後まで戻したので別に中古と言うわけでもないが。



〈いつの間にこんなものを用意してたんですか…〉



シイナが若干驚いたような、呆れたような声で聞いてくる。そうだな、あえて言うなら昨日の夜に完成した。



〈完成した?〉



うむ、実はこの町に来る前に出会ったエリーの嬢さんからギルドの話を聞いてからな、(妄想が)我慢できずに色々書いていてな。町のヒトとかに色々聞いたりしてようやく俺の書きたかったことを書き終わったんだ。



〈は、はあ、よく分からないんですけど凄いんですね〉



そうだろう。そうだろう!



「あ、あれ?この本、半分ほど何も書いていないんですけど…」



ペラペラとノートをめくっていたアイリが不思議そうに俺に尋ねた。



「ああ、それはな、アイリのメモ帳としても兼ねているんだ。ほら、このボールペンを使ってアイリの好きなようにこのノートの続きを書いてくれ」



といって俺はノートと同じくカバンの中に入っていたボールペンをアイリに手渡そうとした。しかし、アイリは首を傾げて不思議な顔をしていた。



「…ノート?ボールペン?」



「…ああ、そこからか」



地球産の固有名詞は分からないのを失念していた。と言う訳で数分ほど文房具講座をしていたのだが…



「おお!!なるほど!!そういうことだったのですね!!早速ノートにメモしなくては!!…おおお!!!凄く書きやすいです!!!昔使っていた羽ペンと比較になりません!!!新しい発見です!!!」



おぉう、なんかハイテンション過ぎ、『!』多すぎでなんか暑苦しいウザキャラみたいになったぞいきなり。



「ふう、落ち着きました。すいません。…それではトーマさん!このアイリ、ギルドに往ってまいります!」



「お、おう、いってらっしゃい」アイリもよろしくな



俺はそう言いながら部屋から出ようとする二人に向けて手を振った



「いってきまーす!!」



〈ワタシのお願い、ちゃんと聞いてくださいね!〉





「うん、ちゃんと行ったか」



俺は二人が居なくなったのを確認した後、俺はおもむろに部屋の片隅の何もない壁に向かって呪文を唱えた



「とりあえずここでいいか…『最上級 空間: 《屈折した白世界(アナザー・ディメイション)》』」



その直後、眩い光と共に白い扉が壁の表面に出現した。



「よし…」



俺は扉の中に入った。







「はうう…緊張してきました」



現在、私ことアイリは、この町のギルドの正面で固まっていました。ボールペンとノートの事で興奮していましたが、ふっと我に返るととても恥ずかしくなって先程まで顔を赤くして蹲っていたのは恥ずかしい思い出です。そんなこともあって何やら緊張感が急に襲ってきて固まってしまったわけです。…こんな事ではいけませんね、トーマさんのお役に立てなくなってしまいます!



「トーマさんから貰った必勝ノートにも書いてありました。『初対面は大きな声で笑顔で元気良く』って。こんな緊張している状態じゃだめですよね。よっよし…」



「そこの貴女、此処に何か用かしら??」



「ひょわわぁぁ!?」



突然肩に手を置かれ、声を掛けられた私はとても大きな声を上げながら振り向きました。



「…なに?」



振り返った先には怪訝な顔をした女性が立っていました。綺麗な人ですね…



「…どうしたの?だまりこんじゃって」



…ハッ惚けている場合じゃないですよね、『他人にあったらまず挨拶』、と必勝ノートにも書かれていました。…なんて挨拶すればよかったんでしょうか。



「…おーい」



えーと、何ページでしたっけ、確か18、いや23ページでしたっけ?あ~



「ちょっと!?聞いているの!?」



あ、20ページでした。…ん?



「…ふ、ふぇぇ!?す、すいません、すいません!??」



「い、いや、そんなに謝られても困るわよ…」



「い、いえ、こちらこそ話も聞かずに無視してしまって…」



「いやいやこちらこそ知らない人なのに強く当たっちゃって…」



「いえいえ、そんなことだったら私のほうにも非が…」



「…」



「…」



「…ハハッ」



「…フフッ」



何か変な空気になって笑ってしまいました。なんだかおかしいです



「で?結局貴女はこのギルドに何をしにきたのかしら?」



緊張感がなくなった私はトーマさんに言われた目的を話すことにしました



「へぇ~ギルド加入者ってわけね。そう言う事なら大歓迎よ。仲間が増えることはいいことだから」



「そ、そうなんですか?」



なんだかあっさりとしていますね…



「そうなのよ。…あ、そういえば貴女名前は?」



「あ、はい。私、アイリって言います!」



「フフッ…私はセレナって言うの」



そういいながら彼女…セレナさんはギルドの扉を開けました



「アイリ。ようこそ、ギルドへ。歓迎するわ」



そういった彼女の顔はとても眩しい笑顔でした

ノートを手に入れたことにより、絶対記憶能力(ノート限定)をアイリは習得しました


トーマ


◆スキル

《フラグメーカー》

《主人公補正》

《フィフスジョブ》

《感覚異常 Lv16》

《秀才の凡才》

◆EXP表示不可   next 職人:531,4270 賢者:132,480 アサシン:753,400 軍人:132,480



アイリ


◆スキル

《気》

《猟犬》

《信頼の努力》

《絶対記憶能力(ノート限定)》

◆EXP 1  next 奴隷闘士:2

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