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宅配アンドロイド、陸の家に住みます。  作者: TAKA


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22/30

第22話「シンセシス社、最終通告」

 火曜日の朝、メールが届いた。

72時間以内にA-7を引き渡さない場合、法的強制措置を執行します。シンセシス株式会社、法務部

 同時に、研究所の場所も特定されたらしかった。黒崎が部下を連れて郊外に向かっているという情報を美咲がつかんできた。

 陸は弁護士と電話で話しながら、アリアに「研究所には今日は——」と言おうとして、アリアがすでにコートを着ていることに気づいた。

「行きます」

「一人は危ない」

「陸さんは弁護士と話してください。研究所の端末データを外部に移す必要があります。私でなければできません」

 止められなかった。

 二時間後、研究所に黒崎のチームが到着した。アリアが端末の前に立っていた。

「返却をお願いします、A-7」

「陸さんに連絡を取ってから、判断します」

「時間をかけるつもりですか」

「はい。それが私の意思です」

 黒崎は少し黙った。「意思、と言いましたか」という顔をした。

 そこへ陸が飛び込んできた。

「遅くなった。大丈夫か」

「陸さんが来ると、分かっていました」

 黒崎はその一言を聞いて、何かを考えるような顔をした。

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