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俺の幼馴染達が復讐を終えるまで姿を現さない件について  作者: Phantom
第三章 新たな復讐の惨劇新幼馴染達による反撃
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帰宅後の愉悦

………帰宅自分の家


「ふぅ…」


俺は学園のネクタイを緩ませ楽な格好になってベットへと横たわり今日一日の疲れがどっと引き起こしてくるのを感じた。


「つ、疲れた。昨日もそうだったが今日は今日で疲れたな。」


というのもあの後愛玩動物と肯定した事によって怒らせてしまった姫乃をどうにか機嫌をなおさせ謝り許してもらった。


「コレが1番疲れたな。昔と違ってほんのちょっとでの機嫌の直し方じゃ中々折れてくれないのが以外に困ってしまう。まぁその分中身も成長したって事なんだとは思うが……怒り方は余計に幼くなった感はあるな。外では猫を被っているからああいった表現は中々表には出さないと思うがな。」


さてそんな疲労困憊な事で頭を悩ませつつ晩御飯の準備をするか…


「……あまり物でいいか。」


冷蔵庫から昨日のあまり物で棚にあるレトルトカレーを取り出しそれを一緒にして食べるというお手軽な料理。

一人暮らしだとこういった面で色々と思いつけるのがいいよなと思って調理をしながらアイツらの事で少し思うところを考える。


「……アイツらが天才という地位になってしまった原因。それが雅臣が知ってる可能性がある。でもそれを聞くにはまず不可能だとすると……ここは情報網として林音か蒼脊辺りにこの話を持ち出した方がいいか……いやそもそもアイツらも天才としての覚醒に至るまでの話を聞かされていない以上この話は得策ではない。協力をしてくれるといいつつも恐らく今の件に関しては除外なんだろうな。」


しかし謎だな。

タイミング的にも何故二学期になってアイツらが現れる。

復讐という概念なら表に出る事なく裏でやってても自分達に影響が及ぼす事はないはずなんだが……

いや逆に考えろ。

裏にはあの5人を操る誰かがいる。

それも山茶花達を裏で操った姫乃達同様に念入りにこの復讐を練っていたとしたら……


「独断行動での復讐……それなら尚いいんだがあの5人がどういった形で復讐するのかも分からない。今の所姫乃が水泳の天才としか分からない部分もあるし…ひとまず静観するのが感じだな。下手にうってでて何かやらかしたら後に戻れないパターンがあるのもある。」


だとしたら雅臣があの学園に来る可能性があるというのもあるのか……会長がそれっぽい事も言っていたしな。

それが妥当なのかもしれん……それなら文也会長にその裏の奴のでところを聞けば…


ピンポン!


「……こんな時間に誰だ?」


もう夕方19時だぞ。

わざわざこの時間にくるやつなんて検討がつかない。

いったい誰が来て…


ガチャ!

そう思って玄関の扉を開ける。


「あ!イックンご飯食べにきたよ。」


どうやら海未が家に飯を食いにきたらしい…


「いや普通にたかりにくるなよ。家で食べてくれよ。」


「今日カレーの匂いがしたから食べにきたんだもん!」


「は?カレーの匂いって今レトルトのカレーの封を開けて……それでカレーの匂いとか言ったのか?」


「大丈夫!私1人だけじゃありませんから。」


「はぁ?何言って…」


「お、おじゃまします先輩。」


まさかの妹の香澄ちゃんまでもが登場。

何がどうなってるんだ。


「………自分の家でのご飯はどうしたんだ?」


「はい!今日お互い食材を買い忘れてしまったのでどうやってご飯食べようかと話していたらイックンの家からカレーの匂いがしたので訪問しました。」


どこかの突撃テレビ番組かよ。

いや今はその部分で突っ込んでる場合じゃないな。


「レトルトのカレーが外まで臭うはずがないだろう。何処かの家のカレーの匂いじゃないのか?」


「え?でもここイックンの家ですよね?」


「……ああそうだな。」


「そこに置いてあるのはカレーのパッケージですよね?」


「………そうだな。」


「じゃあここであってますね。」


話の横ずれさが凄い。

ていうより無理矢理繋げさせやがった。


「それじゃあおじゃましますね。」


「あ!おい海未。」


「あ、あの〜良かったらおかずも買ってきたのでそれで許してくれませんか?」


「それなら尚更自分の家で食べた方が…」


「う〜ん!美味しいやっぱりイックンのカレーが1番ですね。やはり我が実家って感じがします。」


「ここはお前の家じゃないだろう。後勝手に俺のカレー食ってんじゃねぇ!」


自由気ままな海未に対して俺は気後れしなさがままに海未達を部屋へ上がらせる事となり一緒に晩飯を食べる事となった。


「あ!もう変態先輩ったら着たものを脱ぎっぱなしにしておかないでください。制服は直ぐにシワになるんですからねもう。」


そう言って俺の制服をただしてクローゼットの方へと仕舞い込む香澄。

てか何故クローゼットの位置が分かる。

後姉の前で普通に変態先輩という呼び方はいいのか?

それともそのあだ名みたいなのは姉の中で定着しちゃっているからもうそれで呼んでもいいという事になったのか……

謎すぎる。


「よ〜しじゃあここから私の料理が始まるというわけですね!待ってて下さい今直ぐ美味しいものをつくりますから。」


「そう言えば海未は料理が得意だったんだっけ?」


「はい!このあまり物とおかずを組み合わせるならやっぱり……シチューがいいかもしれませんね。」


「まだこの暑い時期にシチューだと?……気は確かか海未?」


「暑い日にカレーを食べようとしていたイックンに言われたくありませんね。それに部屋はちゃんと冷房が効いてるんですから別に問題はないと思いますが?」


堂々と胸を前に出して威張る海未。

何なんだそのドヤ顔をしながらの威張り方は…てか胸を強調するな胸を…無駄にでかいのがエプロンをつけてでの隠れさが際どすぎる。


「おやもしかしてイックン私のエプロン姿にドキッとしましたか!それともキュンッときましたか?」


「どっちもあるわけがないだろう。妹みたいなお前に何がドキッととかキュンッが来る要素があるんだ。」


「ブブー!それはさすがにデリカシーが欠けてると思います。イックンは1学期の間にいったい何を学んだのですか本当に…」


そう言ってブツクサといいながら調理をする。

……僅かながらに男心をくすぐるシチュエーションだというのは分かるんだが……何故だろう海未にその魅力性を感じないというのは……


「疲れているんだろうか…」


そう思いながらリビングの方へ移動し何故か今日の晩御飯はカレーとシチューというわりかし豪華な晩御飯ができあがり四月一日姉妹と一緒に食事をする事となった。


「それではみなさんどうぞ!私特製のカレーシチューライスです!」


うん見た目はちょっとあれだけど、美味しくないというのは何となくわかる。

カレーとシチューだぞ。この二つの組み合わせでそうそう不味いという事は…


「………ぶー!!!!」


「ど、どど、どうしたのイックン!」


「な、なんなんだこの微妙に何とも言えない辛さは!」


「え?そんなはずは……」


そう言って自分が作った物に対して信じられない海未はそのまま自分の口へと運ぶ。


「はぐ………!!!?か、辛い!!!!!!何この辛さ!私こんなに辛くなるスパイスなんて入れてな……」


「はぐはぐ…そうれすか?意外にいけますよ。というよりコレぐらいがちょうどいいのでは?」


お前が犯人か!


全くもって辛そうにせずに食べる香澄。

恐らく元凶はこの子だと思いながら台所から水をとって俺と海未は一気飲みする。


「ングングング……ぷは!もう!香澄私が作った料理に何か入れたでしょう!」


「うん!ちょっとしたスパイスをほんの10滴ほどいれたよ。」


そのちょっとしたスパイスというのは危険度が高い激辛スパイスと書かれている調味料。

それを入れたという事になると当然普通の人の舌にはとても逆らえられない刺激が襲ってくるわけであって……コレは異常だという事に俺は気付いてしまう。


「味覚障害かよ。完全に食べ物じゃないだろうこれ…」


「そうかな〜ハグ!う〜ん!スパイスが効いててパンチがあっていいね!」


「はは、香澄は相変わらずの辛党なんだね。……うーん……イックン私の分もあげるね!」


「は?何でだよ。」


「女の子にこんな激辛料理を食べさせるなんて男としてどうかと思うんだよね。ほらここは男気が大事っていうでしょう。」


「使い方としておかしくないか?どこで男気をみせる必要がある。第一にこの料理を作ったのはお前なんだからそこはお前にも責任があるんじゃないのか?」


「そ、そんな!イックンは可愛い妹みたいな私にこんな無理難題をおしつけるっていうの!」


「そうですよもっと女の子には優しくしないと駄目なんですから。あ!まぁ変態先輩には無理な事かもしれないですね〜」


何故か知らないが2人に変な形で罵倒され香澄はにやけながら小馬鹿にしたような笑いで挑発してくる。

元はと言えば元凶は香澄なはずなのに何で俺が男気とかなんやらで責められなくちゃならないんだ。


「あ!そう言えば話は変わるんですけど、私のクラスに新しい転校生がきましたよ。」


「あ、私も来ましたね。見た目は物凄く可愛いのに何故か口調が体育会系な子だからびっくりしましたよ。」


それってもしかして千奈美の事か?

確かに体育会系っぽい話し方をしていたから千奈美なのは間違いないはずだと思うが……可愛いか……あんまり素顔を拝見していなかったからあれだけど昔と比べて可愛くなったというべきなのだろうか。

俺からは何とも言えないな。


「おや〜変態先輩はもしかしてその子の事が気になったりするのですか?でも残念まだお友達じゃないので紹介は無理ですよ。へへん!」


何故か嬉しそうに話しながら俺を貶してくる。

なんか今日の香澄ちゃんは遠慮がないというかズカズカとくるな。

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