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俺の幼馴染達が復讐を終えるまで姿を現さない件について  作者: Phantom
第三章 新たな復讐の惨劇新幼馴染達による反撃
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転校生の2人についての心象風景



「いや多分問題ないその子きっと知り合いだから。」


「そうですかそうですか………え?今なんて?」


「いや多分知り合いだって…」


「………」


今度は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしてこっちを見てくる。

なんか今日の香澄ちゃん面白いな。


「な、なな!どんだけ女の子の知り合いがいるのですか!女垂らしですか!女垂らしなんですね!女の子の敵ですよ!敵!」


「ひと聞きが悪い事を言うのをやめてくれるか。単にそうかもしれないという仮定の話をしているだけだろう。」


突拍子となく驚いて立ち上がる香澄ちゃんに俺は平静を保ちながら突っ込む。


「よし!できました!あ、それで何の話しでしたかね?」


しれっと自分用の料理を調理してきてコチラへ持ってくる海未。

俺の家はお前達の家じゃないんだがな。

後さっきの料理とほぼ同じだが……何か隠し味をいれやがったな。


「変態先輩が私のクラスに転校してきた子と知り合いかもしれないって話しだよお姉ちゃん。」


「ああそんな話しだったね〜因みに私のクラスに転校してきた子なんですけど。」


「お姉ちゃん!?」


何気に妹の話をスルーする姉の海未。

うんやっぱり妹の手なづけ方が上手いな。


「私のクラスではやたらと元気な子が入ってきましたよ。それも自己紹介時に面白い事を言っていて私的には好感度高かったです。」


「へ〜どんな事を言ってたんだ?」


「それが自分を我だとか汝らは我が眷属の何とかとか言っていたかな。それで一瞬周りはシーンってなったけど私的にはそこで吹いちゃって思わず笑い出しちゃったよ。」


「ははは、そうか…そうか…」


鶴海のやつ中身ほとんど変わっていねぇじゃねぇか…あの時帰った時の仕草はそのまんまだったのかよ。

外見だけ変えたのが勿体ないにも程がある。


「それでね担任からお怒りを受けて怒られてしまってそのまま廊下で立たされてしまったんだ。ちょっと可哀想だったけどね。」


涙目になって怒られてる姿が目に浮かぶな。


「けどそこから周りの受けが良かったのかその子と仲良くなれてね。コレから私達の教室が明るくなるなってそう思ったな。」


ただ単にやかましいのが増えただけじゃないのか?

誰かとは言わんがここにも五月蝿いのがいるしな。


「え〜お姉ちゃんでも十分にはちゃめいてるのに更にうるさくなるって事だよね?それはそれでその教室は五月蝿いだけの教室になったって事がやっぱり1番の問題じゃないの?」


ズバッと言いすぎだ香澄ちゃん。

いくらなんでも遠慮のなさの発言に驚いたぞ。


「でその子と話をしたんだけどね。」


「もういきなり話したのか?」


「うん周りがどうやって声をかけようかなって悩んでいる姿があったから私から声をかけたんだ。そして意気投合しちゃって…」


まぁ鶴海と海未だったら確かに相性がいいのかもしれんな。

……いやそれは杞憂か…どっちとも正反対な性格してるもんな。内面自体が……


「意気投合?はは、単に向こうが海未の勢い任せで話を合わせただけじゃないのか?」


「何を笑ってるんですかいったい!周りの人達を助けてこその行為なんですから意気投合したに決まってるじゃないですか。」


「お姉ちゃん多分その部分はどうでもいい話だと思う。変態先輩は単純にお姉ちゃんの性格上そんな気の回しの仕方はしないって言ってるのだと思いますよ。」


「………そうなのですよ!」


「理解していなのに肯定したみたいな形で納得するな。てか多分お前のポテンシャルでどうのこうのというわけではなくて周りへの人気がお前への勇気を分けてもらっただけにすぎない話しじゃないのかそれって…」


「ああ〜成る程。確かにお姉ちゃんのバカさ加減で相手とのコミニュケーションをはかるなんてそもそも難しい話しですもんね。」


「そこまでは言わないが…相手との協調性が要になるとしたら動物としての本能によって一喜一憂したというのが1番しっくりくる。」


「だとしたらお姉ちゃんはテレパシーか何かを持ってるって事なのでは?」


「ああ、ある意味そうかもしれんな。良かった…海未が何でそいつと仲良くなれたのか判明したぞ。」


「おおまかに私の事を模索してくれたのは嬉しいのですが……どうにも納得がいきません!完全に罵られた感じがします。」


そんな事を笑いながら話しての食事をして3人との何とも言わない家族みたいな形で談笑しながら2人の転校生の事について話す。

そして海未が今更になって不可思議な事を疑問に思いながら俺達に言う。


「そう言えばあの自己紹介の時どうしてあの子は自分の名前を言わなかったんでしょうか。」


「自分の名前を言わなかった?……それはあれか単に言い忘れていたとか担任が抜けていただけじゃないのか?」


「変態先輩それはまずありえません。担任然り転校生がわざわざ自分の名前を言わないクラス紹介なんてありますか普通。」


「まぁ至極当然だな。けどそいつら何かの天才なんだろ?クラスの奴等が名前を明かしているんじゃないのか?」


「………」

「………」


2人は何故か顰めっ面な顔をして何か言いたげそうな感じでどう言ったものかと目線を合わせる。


「それがなぜか全員知ってるかもしれない間違いかもしれないという思わしきニュアンスで転校生の名前を挙げているんです。」


「……どう言う事だ?」


「何でもその転校生さん2人は2つの名前があるらしいんですよ。それが本当かどうか確かめようにも確かめられずにみんな言い淀んでその場では言わなかったみたいなんですよ。」


「は?いや別にそれならあの名前ですよね?とかこの名前でしたよね?みたいな感じで尋ねればいいんじゃないのか?俺のクラスの杉原澤(すぎはらざわ)野乃美(ののみ)はそれでというか初日にその名前を言い当てていたからコレといった名前違いはなかったぞ。」


「じゃあ一年生だけなのかな?」


「どうでしょう…仮に私達がそれで言い当てられなかったら何かしらペナルティーとかあったんじゃないのでしょうか?」


「………」


いやそもそも朝礼の時に何故か5人の自己紹介が省かれた事があった。

あの時は単に本名を明かさないための行いなのかとばかり思っていたのだが……いや違うなまさかとは思うが


「単純に何の天才かが分からなければハッキリできないのとまだ顔バレとかしてないとかじゃないのか?」


「あ…」

「あ…」


何かしっくりと来たのか2人の反応が目に見えている。


「うん多分そうだよ!皆んな訝しんでいたからちょっと怪しいという感じもあった。」


「それに校長は何の天才かまでも言ってなかったし単に周りが騒ぎだてしてるだけなのかもしれないしね。というより本当にあの転校生達は何かの天才なの?っていう疑惑があってもおかしくないと思いますよ。」


そうコレがわかっているのはごく一部の人達であって完全に周りの人があの5人が天才というのが分かっている奴はもしかしたら少ないのかもしれない。

今回たまたま姫乃は水泳の天才だというのが教室内でざわつき尚且つ既に姫乃の事を知ってたやつがそれを騒ぎだてたおかげでそれが発覚しただけにすぎない。

他の4人はどうかは分からないが昨日今日で何の天才なのか偽名での有名的な名前がなんなのかが分からなければそれは確証を得られない事となる。


「………まいったな。ある意味簡単な事だと思っていたんだが意外に前途多難かこれは…」


「何が前途多難なんですか?」


「いや何でもないコッチの話だ。いやお前達から有益な話が聞けてラッキーだった。たまには一緒にこうやって飯を食べるのも悪くはないな。」


「ぶ〜なんかあまり嬉しくない表現の仕方な気がする。普通に楽しく食べれて良かったという言葉が聞きたかったのに何か転校生ちゃん達の話で嬉しがっているみたいな感じがしてあまり気分宜しくありません。なので今日はもうおいたまさせていただきます。」


若干お嬢様風に丁寧な言葉で帰り支度をする海未。

うんコレは俺が悪いな。


「あ、待ってお姉ちゃん。……変態先輩次に来る時は美味しい刺激のある料理持ってきますね。」


そしてこの状況に関して対して全く興味を示さない香澄ちゃんは何故か舌を破壊させるような料理を持ってくる事を宣言する。

それはマジでやめてほしい。


「………さてと俺も風呂に入って寝るか。」


今日の事に関して色々と整理もしたいし明日は明日でまた情報収集が必要だ。

よって早く睡眠をとって明日に備えよう。


翌日俺は昨日よく睡眠が取れた事で色々な悩みを頭の中で整理して登校してまず何をすべきなのかを判断する。


「まずは一年の教室から行くとするか…鶴海がいれば色々と事が進めるだろうし、何よりもまずは偽名の方から知っていかなければな。」


パン!パン!パン!


「いいっすよ!もう一回いきましょうか!」


「この声は…」


テニスコート?そこから千奈美の声が聞こえ俺はその場所へ向かって本当に千奈美かどうかを確かめる。


「………ここのテニスコートまたいい設備だよな。水泳の施設が別館にあったのも驚きはしたがここはそういうのとか関係なしで誰もが入ってもいい場所となっている。そして…」


パン!パン!パン!


激しくラリー音が響くテニスコート。

そこには汗を散らせながら楽しそうに相手とのラリーをしている姿が目に映る。

しかし俺が思っていたテニスのラリーとは少し違った形で千奈美はその相手の試合をしていたのだ。


「……まじかよ。アイツ1人だってのに、3人相手とのラリーをしている。そんな事あるのか。」


基本的はありえない。単に3人いるだけであって1人ずつボールをうつという傾向もある可能性がある。

そう思っていたのだが…

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