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俺の幼馴染達が復讐を終えるまで姿を現さない件について  作者: Phantom
第三章 新たな復讐の惨劇新幼馴染達による反撃
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2学期新たな学生生活の始まり その4

生徒会長室前……


「文也会長さんは相変わらずだね〜けどまぁ僕達に変な疑いが思われていたという事だけは発覚できてよかったね。そうでしょう新幼馴染達さん。」


「その言い方気に入りませんね。あなた方は神楽坂君の事を捨てた人達のはずです。」


「そうだね僕達は確かに一星君の事を復讐した。けどそれを教えたのは紛れもない君の方なんじゃないのかな三枝(さいぐさ)姫乃(ひめの)ちゃん。いやここではな杉原澤(すぎはらざわ)野乃美(ののみ)ちゃんとでも言えばいいかな。」


「ふふふ、2つ名があるから別にどっちでもいいですけど…できたらここでは本来の名前で言っていただけると幸いですね。小寧々さん。」


「あそうなんだ。それじゃあ改めて言わせてもらうね野々美ちゃん。」


バチバチ!


何故か2人の歪み合いが始まり目でバチバチと言わせながら現状いたたまれない空気になる。


「ちょっとちょっと2人とも落ち着いてってば、何でそんな睨み合ってるのよ。どこで気が触れたとかなかったじゃないのよ。」


「いいえ!この人は今完全に私に喧嘩を売ってきました。それも別に偽名で呼ばなくてもいい名前で呼ぶというのは明らかに侮辱している証拠です。」


「そうそうそれにこの子だって僕にわざわざ偽名の名前で呼んだんだよ。それってさお互いまだ認めてないっていう話になるよね。だからここは歪みあうのは当然だと僕は思うんだ。」


「そんな感想を言うみたいな感じで言われても…神楽坂君どうにかして!」


「………」


「神楽坂君?」


生徒会の文也という人あからさまだった。

何で蒼脊を使ってコチラを動かそうとしたんだ。

寧ろ蒼脊は生徒会にとってはいい駒じゃないか。

アイツは表側ではバカかもしれないが後ろ手ではそれなりにキレる部分がある。

そこを分かっていないというわけではないはずなのに…

俺を利用するという意味すらもよくわからない。

いや違うか……アイツは文也会長は俺の存在に気付いてるのか?……もしかして昔の事を…


「そこまで思い詰めなくても大丈夫ですよ神楽坂先輩。」


「鳴神。どう言う意味だ?」


「文也会長は単にあなたがどう言う人物なのかを確かめたかっただけなんです。コレと言ってなにか裏があってあなたを騙していたわけではありません。まぁ色々と小細工の方はさせていただきましたがね。」


「なら最初っからコチラをつけていたあの写真は?」


「ああ、あれは宇佐木田副会長の自撮りを抜き取っていっただけです。多分ですが、幼馴染同士での何かの記念にと思って撮っていたのでは?」


「コラコラコラコラ!何やってるのよ木葉ちゃん!」


川兎は勢いよく木葉の持っていた写真のデバイスを奪い荒い息をしながらやたらと危機迫った顔で木葉を睨む。


「職権濫用!盗撮は駄目よ盗撮は!」


自撮りで幼馴染達の様子を写真におさめてるやつはどうなんだいったい…それは盗撮なのではないか?


「まぁそのデバイスはただの餌だったのでコレと言って何かが役にたつわけじゃないから別にいいんですけどね。はぁ〜本当に何で私が損な役割を担わないといけないのが意味がわかりませんよ。」


「文也会長は本当に何も考えなしで俺がどんなやつなのか試したかっただけなのか?」


「そうですよ。ですが、私はその話をあくまで文也会長から聞いただけでありその事が本当かどうかは定かではありません。本音を言っているかはたまた違う本音を言っているか…」


「………」


問題点がどうやらまた増えたみたいだな。

生徒会…コレらも敵対対象になるのなら俺はうつてをうってでないといけなくなる。

しかし今はまだ表沙汰にするほどの脅威は感じない。

それならば…


「林音少し話がって何やってんだ2人とも。」


林音に声をかけようとするのだが2人は何故か歪みあっており何に対して歪んでいるのか分からずにいた。


「そうそう!神楽坂君2人を早く止めてよ。よくわけのわからないことで歪みあってるのよ。」


「わけのわからない歪みあいに俺はど静止すればいいんだ。」


ひとまず2人を宥めつつどうにかして喧嘩?みたいなのを止め場を落ち着かせながら事情を聞く。

まぁ事情を聞いてなんともまぁくだらない事で歪みあっていたんだなと心底溜息をつく。


「はぁ〜そんなどうでもいい話で喧嘩するな。第1そんなんで喧嘩しているなら俺なんて1学期の時点で腹いせがやばかった事になるぞ。」


「そう言えば神楽坂君には私達の偽名に関して模索していたもんね。それでも1ヶ月で3人の名前を当てれてたんだから凄いわよ。」


「ふ〜んあのまぜがき一星君がね〜ちょっと信じられないかな。」


「お姉ちゃんそれいつの話しをしてるのよ。一星君は小さい時からやたらと頭がよかったイメージしかないわよ。そのおかげで私達天才という地位にまで上り詰めたんだから。」


天才…そうだ。まだコイツらがいったい何の天才なのかを知らない。俺が引っ越す前に5人は何の取り柄もないただのガキだった。けどそれが今では天才と言われてるんだ。その辺の話し詳しく聞かなければ。


「そう言えばお前達がいったい何の天才なのかまだ聞いていなかったな。周りの奴らが見た事があるとかもしかしてとかって言ってたけれどそんなに有名所な天才なのかお前達。」


………


しかしその答えに対して5人は口ずさみながら何も言おうとはしなかった。


「……あ、あのね先輩ツルミ達は!」


ガシ!


鶴海が何か言おうとしていたのかその腕を勢いよく掴む雪羅。雪羅の目は何かを訴えようとしているのか鋭い目つきで鶴海を睨む。


「なんだ?何かあるのか?俺には言えない理由とかか?」


そう口にだして言った矢先今度は風香が俺に対して鋭い眼光をしてくる。


「………」


この目つきマジだな。


「一星君私達が単に一星君に会いたいが為にこの学園に転校してきたと思う?」


「え?寧ろ今までのやり取りでそう思ってしまうのが普通じゃないのかしら?」


「そうねあなたの言う通りね宇佐木田さん。でも残念ながらそれは違う。既に話してはいるけど私達はある目的の為にここへ転校してきたの。それが何なのかはすぐにわかるよね?」


ああそう言う事か…どうにも感情的に素のままでいたコイツらだったが……言の葉の裏には確実しも事実とは限らない。コイツらは本心を言いつつもちゃんと別の理由も含まれている。それが恐らく…


「復讐か?」


「正解。私達が彼女達に教えた復讐はあくまでも前座。偽名を使ってという案はさすがにそこまでまどろっこしい事までは考えてはいなかったけれど…まぁ確かに偽名があれば惑わせる事もできるし世間的には誤魔化せるという部分もあるものね。正直こっちから提案してアレだけど中々にみものだったよ。」


「それはつまり私達を利用したって事になるのかしら?」


「あれ?言わなかった?てっきり姫乃ちゃんが言ってるかとばかり思っていたんだけど。」


「言ってたな。」

「いってたね〜」


「え!?そうだったの!」


どこまでも相手への底を疑わない宇佐木田さん。

まぁそこがいいところではあるんだが…

今はそこじゃないな。


「でもどこらへんで言ってたのか私分からなかったんだけど。」


「ああ〜それは多分あの病院の時にだなお前達が帰った後に……ん?てか何で林音が知ってるんだ?あの時あそこにいたのは俺と姫乃しかいなかったはずなんだが…」


「え?あいやそれはその〜……ほ、ほら!話の続きを聞かなきゃ!何で復讐しようとしているのかを聞かないと話が進まいでしょう。」


はぐらかしたな。

まぁ単純にあの時コッソリと抜け出したかその辺が妥当だろう。

それに林音の言う通り今は話の続きだな。


「復讐となるとやっぱり俺への復讐って事だよな。」


「うんそう。でも今回私達は自分の名前を打ち明けているし一星君にとってはだいぶハンデをあげてる形だよね。だから私達に対してでの復讐は偽名に関して関わる事と言えばいいかな。」


「偽名?でも姫乃の場合偽名は既に割れてるんじゃ…」


「そうだね。姫乃ちゃんの場合偽名が割れているから一星君にとっては有利かもしれないね。……でも姫乃ちゃんの偽名を聞いて一星君は何かに気がついた?」


「は?何かに気がつく?どう言う意味だ?」


「ふふ、それが今回私達が偽名である真髄を隠している事だよ。コレに関しては一星君に対しての復讐とでも言えるかな。」


「……逆パターンか……なるほど尚更ハードルが上がったというわけか…」


「私達が単に何も考えなしで偽名を使って一星君を復讐しようとしているわけじゃないんだよ。私達の偽名は今もっとも人気急上昇と言わんばかりの周りへの好評を用いている名前を使っている。まぁコレに関してはその内判明されるからいいとして…」


「問題はそこだよな。風香達が俺に対しての偽名で偽る理由…その理由はどんなことに関係しているのかが重要だと言うこと……昔に何かしら約束した事と関係があるのか?」


「ふふ、まぁそれは1人1人違う約束をしているからね。何が正しいのかまでは私達ですら分からない。でも同じ志を持っているのは確か…1人はそれが本当にいいのかどうか寧ろ早く打ち明けたいという心がざわついてどうにかしたいほど君に打ち明けたがってるみたいだけどね。」


風香は鶴海の方へ目線を移すと鶴海は首をブンブンと横へ振る。本当昔からわかりやすいやつだ。髪型や外見が変わっただけで中身はそこまで変わってないんだな。


「分かった。お前達がどうあってでも俺に復讐するなら俺も全力でそれに応えるまでだ。」


「何かヒントとかほしい?」


「いやいずれ個人個人に接触するだろうしいまはまだ何も聞かない事にする。」


「へ〜意外と余裕なんだ。……まぁ別にいいけど私達は私達(・・)で自由にやらせてもらうから早目に対処しないと困るのは一星君だよ。」


そう言って5人組の新幼馴染達はそのままこの会長室前から去っていき、俺に何かしら言おうとしている者もいればまだ名残惜しさがある奴もいた。

正直本当に俺に復讐しようとしているのかも半信半疑な部分もありそんな事しなさそうな奴等を見てただ俺はこの2学期は嫌な予感が1学期と比べてやばいとそう思えてしまった。

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