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最強の騎士、転生しても最強の騎士。  作者: 普通の人間
冒険者学校編
31/60

薬草探し 帰還

「ふう、十日ぶりの我が町に帰ってきたぜ!」

とファルコンが町の中に入ってから馬車の中でそう叫んだ。

「そうですね。竜を倒したとなると更に単位が貰えるんじゃないんですか?」

と俺が言うと、

「そうだな!うは、明日が楽しみだぜ!」

とファルコンはもう完全ににやにやしていた。

「着いたよー。」

と馬車を降りて来たラナ先輩が言った。

「おう!ウィータ、今から片付けをするぞ。」

「分かりました。」

と二人で同時に立つ。

そしてそのまま馬車にあった荷物を降ろしていく。

最初にファルコンが取って次の俺に渡って最後にラナ先輩が降ろしていくという感じだ。

それを何度も繰り返して全て出す。

「ラナ先輩、これは骨が折れますね。」

「そうだねウィータ君。最初の時は苦労したもんだよ。今ではもう慣れたよ。」

とラナ先輩はこれにいたっても練習していたんだった。

一体どれだけ他に何かを習得しているかは分からない。

しかし、これだけは言えるだろう。

ラナ先輩は生粋の冒険者好きで、冒険者であった。

そして全ての荷物を出し終えた。

次はこれを選んで必要なものは各家に持って帰り、要らないものは換金場に行ってお金に変える。

そして変えたそのお金でまた遠征するときの予算にする。

竜の肉は売らない。

それは上場すると凄いことになって町が混乱するらしい。

更に竜殺しって凄いことだとファルコンに言われた。

なので、各家に分けて、他のは全てブルガリーの町にあげた。

それを元手に復興してほしいからだ。

そして冒険者学校は換金の仕方を教えてくれる。

流石冒険者学校、そこまで教えてくれる。

凄い学校だな、と思った。

そして換金し終えたて次はどうしようかと悩んでいると、

「じゃあ俺は報告しにいくから、二人は馬車を戻しにいってくれ。」

とファルコンが言った。

「うん、分かったよ。」

とラナ先輩が言ってファルコンは冒険者学校に向かった。

俺とラナ先輩は馬車を貸してくれた家に行き、お金を払った。

すると、

「いやいや、私の善意だし、お金は貰えないよ。」

と言われてしまった。

「いや、貰ってくれないと困るんですよ。」

とラナ先輩が必死に説得するが、馬車の主は一向に首を縦に降らない。

俺は提案した。

「では、次回の遠征するときのお金です。」

と今回ではなく、次回の時のお金として渡してみたが、

「いや、次回もお金は取らないよ。」

と言われてしまった。

なかなか縦に降らないな、と思っていると、

「では、このお金で新しい馬を買ってください。冒険者は馬が買えませんので。」

とラナ先輩が言った。

その手があったか、と思った。

冒険者は馬を買えない。

理由は冒険者が自分の馬を買ったら、馬車を貸し出す商売は崩れてしまう。

ただそれだけのことである。

「でも買えるのかな…。」

困った顔をする馬車の主はしていた。

「はい、これで私たち専用の馬を買っていただきたいのです。」

とラナ先輩は言った。

えーーーーー!

と心の中で思ってしまった。

まさか禁止スレスレを付くとは思わなかった。

ちなみにこれはルール上セーフである。

「だ、大丈夫なのそれ?」

と馬車の主が聞いてきた。

「はい、大丈夫です!」

と自信を持ってラナ先輩が言っていた。

これは自信を持っちゃダメである。

「じゃ、じゃあこれを元手に馬を買ってくるよ。」

と縦に首を降ってくれた。

俺とラナ先輩は、

「ありがとうございます!」

と二人して頭を下げたのであった。




▲▽▲▽▲




その後パーティーは解散して、ファルコンに

「明日朝に校門前集合だ。その後職員室に行くことになる。」

と言われたので明日も休んではいられない。

それを思いつつ、久しぶりの我が家に帰った。

まだ玄関の前だ。

少し緊張してきた。

ふぅ、と一息ついて俺は玄関を開けた。

「ただい…。」

と言い掛けたところで、

「ただいま我が息子ー!」

とパパさんがジャンプして俺の胸に飛び込んできた。

俺は急いで玄関を閉めて、そしてパパさんを受け止めた。

倒れることはなかったけど、改めて身長が欲しいなと思った。

だってパパさんを受け止めたらパパさんより低いので、パパさんが膝立ちの状態になってしまった。

素直に悲しい。

そして傷心に浸っていると、

「あ、ウィータおかえりなさい!」

と走ってきてくれたママさん。

ちなみに晩御飯の支度をしていたのかエプロンをしてそのまま来たらしい。

「もう、パパ。息子の気配を感じたからって何も飛び込みに行かなくて良いでしょ。」

とパパさんを叱っていたママさん。

「い、いや~ウィータが帰ってきたと思うといても経ってもいられなくてね。」

と未だに膝立ちの状態であった。

「パパさん、離してください。」

と言うと、

「おう、分かったよ。」

と俺の肩を使い立った。

「じゃあ晩御飯は出来ているから早く食べましょ。」

と言うことで晩御飯を食べたのであった。

そして後は布団に飛び込むだけだ。

と思って寝ようと思ったら、少し上からギシギシと音が聞こえてきた。

今日もお盛んですな、と思いつつ今度はこの音が気にならず寝れた。


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