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最強の騎士、転生しても最強の騎士。  作者: 普通の人間
冒険者学校編
28/60

薬草探し⑤

そして俺達<アンノウン>はブルガリーの町に着いた。

着いて待っていたのは、辛い現実だった。

空の色は黒く、動物や家畜は死んで腐っている。

たくさんの人が傷ついて、更にベットの数が足りないのか路上で治療を受けてた人もいた。

「これはちょっと怖いね。」

とラナ先輩が言ってきた。

「そうですね、見過ごすわけにはいきません。」

と俺はラナ先輩に言った。

そして自分の心に奮い立たせるための言葉だった。

「おい、二人とも、すぐにこい。町長さんから話を聞くぞ。」

とファルコンが少し離れたところで言ってきたので、走ってファルコンの元へ向かった。

「おお、あなた達が<アンノウン>の皆様ですね。」

と、少し倒れそうな雰囲気で言ってきた町長さん。

ちなみに中年のおじさんである。

「大丈夫ですか?」

とラナ先輩が聞くも、

「町の人はもっと傷ついておる。ワシがこんなとこでへばってたらそれこそこの町の終わりじゃ

。」

と不屈の精神を見せてくれた。

「はい、では薬草と書いてありましたけど、具体的にどんな薬草ですか。」

とファルコンは聞いた。

「ええ、私たちが欲しいのは、竜の赤花です。」

と言ったら、

「竜の赤花ですか!?」

とラナ先輩が叫んだ。

「あ、すみません、話の腰を折ってしまって。」

とラナ先輩はお辞儀した。

「いや、いいんだ。こう言って驚かないのが異常だから。」

と町長さんが言った。

「ラナ先輩、竜の赤花とは…?」

と俺が聞くと、

「竜の赤花はね、竜のいる場所でしか生えない特別な花よ。特に糞とかの周辺に多く咲いているはずね。その花は花弁は布代わりになるし、葉っぱは薬草の傍目を宿し、根っこには病気を治せる粉薬としての役割があって、茎は食用でとても栄養かが高く、余すところ一つとしてない万能の花よ。」

と説明してくれた。

つまり、

「竜の要るところに行ってくれ、と言うことですか。」

と俺はこう町長さんに言った。

「…そういうことだね…。」

と町長さんは重々しくそう答えた。

「どうか、この村を救ってくれ!」

と町長さんが最後の望みを俺たちに託してくれた。

ならば、その期待に応えるのが冒険者ってやつだろう。

「この依頼、正式にお受けします。」

そうして、竜退治と薬草探しの二つに課題が増えた。

その後宿屋と言う名のベットしかない一つしかない部屋に止まっている。

そこで今後のことについて話していた。

「竜の居るところに向かうのは明日の朝でいいか?」

とファルコンが聞いてきた。

ラナ先輩が手を挙げた。

「これじゃまだ犠牲が増えちゃうから、竜の居るところに向かうのは今から準備していくのでどう

?」

と聞いてきた。

「俺はラナ先輩の意見に賛成です。もうこれ以上犠牲が増えるのは見てて辛いですから。」

と俺もラナ先輩の意見に賛成した。

「そうか、なら分かった。では今すぐ必要なものを準備して竜の居るフリューゲの麓に向かうぞ!」

と準備をした。

そして、フリューゲの麓にパーティー、<アンノウン>は向かった。




▲▽▲▽▲




フリューゲの麓はブルガリーの町から五キロほど離れた場所にある、岩山の麓の事だ。

岩山[フリューゲ岩山]には生物が住めるほどの草は生えておらず、代わりに麓で生活している動物や魔物が多くいた。

そう、竜が来るまで。

竜が来てから、動物は全て竜の食糧となり、魔物は全て排除された。

そして竜の息で環境汚染も進んだ。

現在、死のフリューゲの麓とも呼ばれている。

ここを通るものは死を覚悟せよ。

と俺たち<アンノウン>は様々な町人からこんなことを聞いた。

正直状況を聞けたお陰で、色んな対策が出来た。例えば事前に魔術を唱え、

「古より存在する生命を司る神よ、今こそ我に力を授けたまえ、ピュリフィケイション!」

と周囲の空気を浄化した。

後は突っ込むだけだ。

俺らは準備万端だ!



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