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最強の騎士、転生しても最強の騎士。  作者: 普通の人間
冒険者学校編
27/60

薬草探し④

五日目の朝。


俺はうつ伏せの体制で起きた。


そうか、昨日疲れすぎて、ジャンプして飛び込んでそのまま寝たんだっけ…。


と思い出した。


一昨日から昨日にかけては寝ずにゴブリンどもと戦ったからな。


疲れが溜まってしまったんだろ。


そうじゃないととうつ伏せ直立不動状態で普通寝るか?


そしてとりあえず洗顔をして、身支度をして朝御飯を食べに行った。


と、その前にラナ先輩を誘おうと思ってノックした。


「ラナ先輩、朝御飯食べに行きましょう。」

と俺が言うと、


「ちょっと待ってて!」

となかなか部屋から出てこない。


女の子だから準備は多いとは思っていたので待っていた。


十分後。


まだ部屋から出てこない。


「ラナ先輩。」

「ちょっと待ってて。」

の繰り返しである。


流石に我慢できないので、


「古より存在する鍵の神よ、今こそ我に力を授けたまえ、強制解錠(ロックキャンセル)!」


魔術唱えた。


この魔術は全ての鍵を解除することが出来る。


勿論消費量を半端じゃない。


だが俺にとってはそこまで魔力(マナ)の消費はしない。


俺はガチャ、とドアノブを手に取った。


その音に気づいたのか、


「開けちゃダメっ!」

とラナ先輩が言ったが流石に遅すぎるので勝手に開けた。


すると、胸のサイズが大きくなって必死に防具を閉めているが失敗して弾き飛んでいる所を目撃してしまった。


その胸には、服は着てても、下着は着けてなかった。


そしてつい見てしまった。


だから、胸のその、あれが…。


「すみませんでした!」

と言ってドアを急いで閉じた。


ヤバイ、殺される…。






▲▽▲▽▲






「ラナ先輩…。」


「………………。」


「あの、機嫌治してください…。」


「………………。」


こんな感じに、俺は今ラナ先輩に徹底無視されている。


「おう、ラナ、ウィータ。」

とやって来たのはファルコンだった。


ファルコンはラナ先輩の顔が不機嫌そうな感じに気がついた。


そしてファルコンは俺のそばに来て、


「何かあったのか?」

と耳打ちで聞いてきた。


「実は…。」

とさっきあったことの説明をした。


「うん、それは普通に怒られる。というか、変態だなお前。」

とファルコンから言われてしまった。


正直グサッ、て刺さった。


「それで、謝ったのか。」

とファルコンに聞かれて、


「それは勿論謝りました。全身全霊を懸けて。」

と俺は虚言っぽく言ったが本当にそう言えるくらいの謝り方はした。


「だけど無視するんです。本当にどうすれば…。」

とファルコンに聞いたが、


「俺に聞かれても全くわからないのだが…。」

とあきれ顔を返してきた。


くそ、と思いつつ朝御飯を今日は静かに食べた。


その後俺はラナ先輩にしつこく謝り続けた結果、喋って貰えるようになった。


よかったよかった。


今後は鍵系統の魔術は使わないようにしよう。


そうしよう。


そして馬車に乗って課題のあった町、ブルガリーの町に向かうだけだ。


そして馬車に乗って数時間、魔物は時々出てきた。


その殆どがトカゲモドキという竜の一種だった。


トカゲモドキは竜が発生させる魔物で、この魔物がいるとその周辺にはドラゴンがいるとされる。


トカゲモドキの攻撃方法は口から火の玉を出すだけ。


弱い分類の魔物だ。


けれどドラゴンが周囲に潜めているため注意しなければならない。


ブルガリーの町は薬草が欲しい。


普通なら冒険者を雇わずに出来ることを、何故冒険者に任せたのだろうか?


多分これには竜とブルガリーの町になにか関係がある、と俺の勘がそう言った。


そう考えていると、


「流石に竜がいてもこの数のトカゲモドキは多すぎないか?」


「多すぎますね。」

と言うしかないくらいの物凄いトカゲモドキだった。


一昨日のゴブリン程ではないけれど、通常にしてはあり得ない位の数。


まさか…。


強き竜の一種が復活したというのか。


竜殺しもちなみに俺のあだ名でもあった。


ここで竜の説明でもしておこう。


竜は神とは別の生命体である。


神と竜は対立しない。


戦うにしてもそれにはメリットがなく、お互いを滅ぼし てしまうからであった。


そして竜が神格化すると龍神になり、神にも勝る力を振るう。


しかし、龍神が現れることは滅多にない。


それはこの地上に関わりすぎると自らの存在が竜に戻ってしまうからだ。


だから龍神は下界には行かない。


俺は一体を覗いて全ての龍神を封印した。


そして強き竜も封印した。


流石に千年も耐えてくれなかったらしい。


俺の封印魔術は未完成だってことだな。


そして俺ら<アンノウン>は急いでブルガリーの町へと向かった。


これは、薬草探し所ではないかもしれない。

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