Ep.64 これまでとこれから②
「アルくん! 良かった、目が覚めたんだね……!」
アルたちが執務室に入るなり、開口一番にメアが告げた。
その表情は安堵に彩られており、アルの身を心配してくれていたことがよく分かる。
「……」
そして室内にはもう一人、メアの専属メイドであるリーシャもいた。
メアがいる手前、自分が出しゃばるべきではないと思っているのだろう。アルを見て、小さく目礼をするだけだった。しかし、同時に安心したように僅かに息を吐く様子も見て取れる。分かりにくいが、彼女なりにアルのことを心配してくれていたのだろう。
「ごめん、心配かけて……っていうか、二人こそ大丈夫か? その、だいぶ疲れてるみたいだけど……」
そう言いながら、アルは二人の顔色をチラリと窺う。
メアもリーシャも、その顔には疲労の色が滲んでいる。色白の二人だが、それにしても血色が悪く、目の下には薄っすらと隈が浮かんでいた。
心配そうな視線を向けるアルだったが、対するメアは気丈に返した。
「大丈夫だよ! ちょっとノクターンの件で色々忙しかっただけだから」
「……ごめん、俺のせい、だよな……」
「そんなことないよ! ……とも言えないけど、まぁ大丈夫。この二週間で大抵のいざこざは終息したから。今は細かい後始末の最中」
ノクターンの件ともなれば、まず間違いなくアルのせいだろう。アルは自責の念を感じ、表情を暗く染めるが、メアは「大丈夫!」と笑って告げた。それは明らかにアルを気遣っている素振りであり、かえって責任を感じさせてしまう。
アルがクローリー軍を抜け、インフェル・ノクターンの”賢王の館”に潜入したのはクローリー軍に責任が行かないためだ。インフェル・ノクターンが告げたように、それは明らかに”屁理屈”ではあったものの、一定の効力はあるだろうとアルは思っていた。
しかし、結局のところメアが直々に”賢王の館”に赴いて、インフェル・ノクターンに手を出したことで、それらの”屁理屈”も意味を為さなくなってしまった。
メアとしては自身の部下を傷つけた”敵”に報復を行った――という組織の長として間違ってはいない行動を取ったつもりだろう。しかし、客観的に見れば魔帝であるメアが、魔王であるインフェル・ノクターンの居城に強襲を仕掛けたことに代わりはない。
その上、メアが救出に来たことにより、”アルがクローリー軍所属ではない”という逃げ道もなくなってしまった。
あの時はメアが助けに来てくれたことに強い安心と喜びを感じていたアルだが、かなりまずい状況だったのだ。
つまり――今回の件を端的に述べると、クローリー軍の隊士であるアルが無断で”賢王の館”に潜入。更にノクターン軍所属のエルトを誘拐し、館内で暴れまわる。そして最終的にはアルの上司であるメアが降臨し、一方的に”賢王の館”を半壊させたうえ、インフェル・ノクターンに危害を加えた。
というかなり外聞の悪いものになっている。
これには当然、魔界を統治する大魔総会が黙っていないだろう。
クローリー軍、ひいてはメアにどれだけの処罰が下されるのか……少なからず、メアの魔神への道は遠のくに違いない。
それらすべて、アルの身勝手な行動がもたらした結果であるが故に、アルは自分にどのような罰が下されても受け入れるつもりでいた。
「……教えてくれ、結局どうなったんだ。今回の件は、その……」
「……うん、そうだね。言いたいことは色々あるけど、まずは結論から言おうか」
椅子に腰かけ、机上に肘を乗せるメア。
それは沙汰を告げる裁判長のようで、アルはゴクリと喉を鳴らした。
「……結果的に、ボクたちクローリー軍は――お咎めなし、ってことになったよ」
「……へ?」
告げられた沙汰が、アルの想像とはあまりにも違い、素っ頓狂な声を出してしまう。
そんなアルの様子に少しばかり笑みをこぼしたメアは、肩の力を抜きながら、
「最初はね、ボクたちに対する処罰は免れないって感じだったんだけど……まぁ、結構頑張ったんだよね。主にセラだけど」
「セラ? そう言えば今はどこに……?」
「後始末に駆けずり回ってる最中。今回の件で、っていうかこういう場合、一番表立って行動するのはセラだから」
「そっか……セラは参謀兼秘書、だっけ」
常ならばメアとリーシャに加えてセラがいるべき状況。にも関わらず、セラの姿が見えないことに疑問を抱くアルだったが、彼女は後始末に奔走している最中らしい。
「今回の件の争点となったのは、”どっちが先に手を出したか”。これは当初、アルくん――クローリー側から先に仕掛けたってことになってたんだけど……」
「……」
「色々と証言を集めてね……秘密裏にエルトちゃんをスパイとして、ウチに潜入させたノクターンの方が先に仕掛けたって方向に議論を持っていけたんだ」
「それは……」
言われて、アルは気づく。
確かにクローリー軍とノクターン軍、どちらが先に仕掛けたのかと言われれば……それはエルトを密偵として送り込んだノクターン軍だろう。その件がなければ、アルが”賢王の館”に潜入することもなかったのだから。
しかし、それを証明することは難しい。
アルのように表立って事を起こしたわけではないし、エルトがスパイであったということを知っているのは、アルとミーシャだけだったはずだ。客観的に見れば、アルの方が先に手を出したと思われても仕方がない。
「クロロの集めた情報によって、エルトがノクターン軍所属だったって裏取りはあるんだ。そのうえで、ノクターン軍所属……だった兵士たちからの証言も集められた」
「所属だった?」
「うん。もうノクターン軍は壊滅状態だからね。今は所属でもないし、案外簡単に口を割ってくれたよ。大半は瓦礫に巻き込まれて重症、残った兵士たちも、もうノクターン軍として活動するつもりもないって」
「そうなのか……」
確かにあれだけの被害を被れば、ノクターン軍として活動していくことは難しいだろう。”賢王の館”は半壊し、肝心のインフェル・ノクターンは生死の境を彷徨うほどの重傷を負っていた。結局インフェル・ノクターンがどうなったのかは分からないが、軍として大打撃を受けたのは間違いない。
インフェル・ノクターンが部下からの信頼を得られていれば別だが、彼の性格上それはないだろう。軍の所属ではなくなってまで、インフェル・ノクターンを庇う部下はいないはずだ。エルトの密偵を認めたところで今回の責任は全部、インフェル・ノクターンへ行くのだから。
「そういえば、インフェル・ノクターン本人はどうなったんだ?」
「それもね、重要な証言の一つになったんだ」
「……?」
「ギリギリ生きてたんだけど……何でか、生気が抜けたように呆然としてるんだ。まるで何もかも諦めたみたいに……。常にぶつぶつとうわ言を繰り返して、聞かれたことに対して答えるだけ。自分からは何をしようっていう気力も見えなくて……まるで、抜け殻みたいだって」
「……そうか」
インフェル・ノクターンが生きていたという事実には驚かされたが、その後の様子には更に驚いた。あのプライドの塊だったインフェル・ノクターンが、抜け殻のような状態になっているとは……。
アルはそんなインフェル・ノクターンの様子が想像できず、微妙な反応をしてしまう。
あるいは、プライドが高いからこそ、だろうか。
アルの記憶が正しければ、インフェル・ノクターンはメアに対して何もできなかったはず。自慢の必殺技が、軽く振るった雷撃に押し負けたのだ。あの時の光景は、心身ともにボロボロだったアルも鮮明に覚えている。
あれほどまでに圧倒的な強さを誇っていた”魔王”が、成すすべなく瞬殺される光景。
アルは目を疑うのと同時、自分が知るそれとは明らかに乖離したメアの強さに慄きもした。
「(実力の違いを真正面から突きつけられれば、折れもするか……)」
それはきっと、インフェル・ノクターンにとって初めての挫折だったのだろう。
彼の態度からして、今まで挫折という挫折を味わったことはないのだろうし。
……アルにはインフェル・ノクターンの気持ちが、ほんの少しだけ理解できた。
「今は大魔総会に捕縛されて、事情聴取を受けてる。その中で、彼は素直に吐いたみたい。自分がエルトちゃんをスパイとして送り込んだこと」
「それが、クローリー軍を無罪にした証言ってことか……」
「うん、だから今回の件に関してウチが何か不利益を被ることはないよ。……強いて言えば、証言を集めるために駆けずり回ったセラが大変だったくらいかな」
「……後で謝罪とお礼をしておかないとな……」
アルの想像に反して無罪を勝ち取れたのは、セラの尽力があってこそのようだ。
アルは彼女に多大な迷惑をかけたことを理解し、申し訳なさでいっぱいになった。初対面の時もそうだし、何やらアルは彼女に迷惑しかかけていないような気さえしてくる……。
「まぁ、館を半壊させたり、インフェル・ノクターンを瀕死にさせるのはやり過ぎだって意見もあったんだけどね……」
「それは……確かに」
「あの時はボクもちょっぴり怒ってたし、加減ができなくて……!」
助けてもらった手前、アルが言えることではないが、あの時のメアはかなり短絡的だったと言わざるを得ない。
登場早々天井をぶち抜いてくるし、周囲の被害を一切考慮せず、怒りのままに雷を放っていた。インフェル・ノクターンに対しても一切対話の意志を見せず、圧倒的な力で殺しかける始末。
いくら敵の兵士とはいえ、ノクターン軍の兵士たちの多くは崩落する瓦礫に巻き込まれたし、それはアルとエルトも同様だった。エルトの助けがなければ、アルも吹き飛ばされるか瓦礫に押し潰されていたかもしれない。
どう考えても普段の心優しいメアの行動とは思えないし、かなり怒り心頭だったのが窺える。
本人もその自覚があるのか、少しバツが悪そうに苦笑を浮かべていた。その視線はチラリとリーシャに向けられており……恐らくだが、リーシャにたっぷりと絞られたのだろう。やりすぎだと。
「……なぁ、メア。何で助けてくれたんだ」
だからこそ、アルは聞きたくなってしまった。
何故メアが助けに来てくれたのか。
何故それほどまでに怒っていたのか。
「俺は一方的にクローリー軍を辞めるって、身勝手に出てったんだ……それも、インフェル・ノクターンのところからエルトを連れ戻すって……下手すればクローリー軍の不利益になることのために」
「……」
「俺は、メアたちを裏切ったんだ。そんな俺を助けに来てくれる理由なんてないはずだろ? メアだって分かってたはずだ。俺を助けてノクターン軍との戦いに参入すれば、自分の立場が危うくなることも……それなのに、何で……」
アルには分からなかった。
今世のアルとメアの間には、それほどまでに強固な繋がりはないはずだ。たかがアル一人、見捨てることに躊躇う必要はない。アルを助けることよりも、ずっと大切なことがあるはずだ。
なのに――。
アルの疑問を一通り聞いたメアは、ほんの僅かに目を伏せ、
「……それは、言いたくない、かな」
明確に拒絶の意志を見せた。
「え……何で」
「何でも! 今は、その、言いたくない!」
「だって、何か理由があるはずだろ? 俺は……」
「言いたくないったら言いたくない! ボクがアルくんたちを助けて、結果的に丸く収まったんだから、それで良し!」
「そんな無茶苦茶な……」
何が琴線に触れたのか、まるで子供のように返答を拒絶するメア。
遂には強引な結論で締めくくってしまった。
「それより! アルくんとエルトちゃんの今後について話そうよ!」
「あ、あぁ……」
明らかに話題を逸らすための言葉だったが、これ以上追及できず頷いてしまうアル。
それに、アルたちの今後の処遇も重要な話だ。気を取り直して、アルはメアの言葉に耳を傾けた。
「まずはアルくん。基本的には変わらずクローリー軍で過ごしてもらうから」
「……いいのか? 勝手に抜けたのに、また……」
「そもそも! ボクはアルくんの離脱を認めてないからね。またもなにも、そもそも辞めたことになってないし」
「でも……」
メアの言葉は嬉しいが、アルとしては何のお咎めもないのでは後ろめたい。
その決定を素直に受け取れず、口ごもるアルを見て、メアは小さく息を吐いた。
「……分かってる。アルくんが勝手な行動をしたのは事実だし、それでクローリー軍が迷惑を被ったのも事実」
「あぁ」
「っていうかボク怒ってるんだからね! 何で何も言ってくれなかったのさ! 勝手に出ていく前に、ボクに相談してくれてたら……!」
「う……それは、ごめん……」
思い出したかのように、頬を膨らませて怒りを露にするメア。普段ならば可愛らしいと思うところだが、今回ばかりはアルに非が大きすぎるので、素直に謝ることしかできなかった。
アルとしてはメアには相談するのもやぶさかではなかったのだが、リーシャの耳に入ることを恐れた結果、黙って行動することにしたのだ。とはいえ、リーシャもいるこの場でそれを言うわけにもいかず、とにかく謝り倒した。
「もう! とにかく! 今後は何かあったらすぐ相談すること! それに、アルくんにはいくつか”罰”として、頼み事をするから! そのつもりでね!」
「あ、あぁ」
ぷんすかと怒りながらアルの処罰を告げるメア。
その頼み事というのが如何なるものかは分からないが、それでも相当に軽い処罰だ。恐らくお咎めなしでは納得しないアルのために、形だけでも罰を用意してくれたのだろう。あるいは他の隊士の手前、お咎めなしとはいかなかったのか。
いずれにせよ寛大すぎる処遇に、アルは心から礼を告げた。
「……ごめん、ありがとう」
「……もう、次はないからね!」
アルの謝罪と感謝を受けて、メアは仕方がないとばかりに肩をすくめ、笑みを見せた。
そして、その瞳をアルから離し……エルトへ向けた。
「それで、次はエルトちゃんの処遇についてだけど……」
「……」
メアの瞳に射抜かれたエルトの肩が、僅かに震える。同時に、繋がれたままのエルトの手にぎゅっと力が籠められる。
「――エルトちゃんにはこれから、正式にクローリー軍に所属してもらいます。以上!」
告げられた言葉がよほど予想外だったのか、エルトはぱちくりと目を瞬かせた。
それはアルも同様で、処罰とも言えない処罰に若干の肩透かしを喰らう。
いくら理由があろうと、エルトは明確にクローリー軍の”敵”だ。インフェル・ノクターンの部下として、クローリー軍に潜入して情報を盗み、アルに刃を向けた。
一応はクローリー軍の味方であったアルとは違い、エルトには重い罰が下される……そう身構えていたのだが。
「……それだけ?」
「うん。正確にはクローリー軍に対する従属だけど、まぁ隊士になるってことで」
「それじゃあ、なんの罰にも……」
「事情は聞いたよ。まぁ、情状酌量の余地ありって感じだね。これに関しては大魔総会は関わってないし、完全にクローリー軍が出す処置だから、ある程度融通が効くんだ」
甘い。あまりにも甘い処罰にアルもエルトも信じられず、素直に喜ぶことができない。
アルとしては、メアが優しい性格であることは知っているので、そのような処罰を出すのも不思議ではない。しかし、メア以外が黙っていないだろう。具体的には……。
アルはチラリとリーシャの様子を窺う。
メアが許しても、リーシャが許すとは思えなかった。それは本人も分かっているようで、アルの視線に気づいたリーシャは小さく肩をすくめた。
「……私としては思うところはありますが。とはいえ、今回の件について、エルトさんに関する情報は伏せられています。私たち数名しか知りません。一般の隊士たちは”エルトさんが内通者だった”ということは知らず、ノクターン軍といざこざがあり、それにアル様とエルトさんが関わっていたということしか知りえません。大魔総会の発表でも、仔細は伏せられているとのことですので。……私たちの中だけで完結する事柄であるのなら、そこまで重い罰を下す必要はないかと」
冷静に告げる彼女によれば、どうやらエルトに関して詳しいことは公表されていないらしい。それならば、大袈裟な処置を下す必要もない、のだろうか……?
少なくともリーシャはもう少し重い罰を与えるつもりだったようだが、メアがゴリ押したのだろう。誰も知らないのだから必要ないと。
「とはいえ、対外的な処罰は必要だからね。エルトちゃんにはアルくんに課す罰を一緒に手伝ってもらうね」
「……はい」
「それから、具体的な配属だけど……エルトちゃんの能力を買って、隠密部隊『朧』に所属させることになったから」
「『朧』……」
隠密部隊『朧』。
クローリー軍において密偵や隠密行動を得意とする影の部隊。アルは『朧』のメンバーとは交流がないためその実態をほとんど知らないが、先ほど名前が出てきたクロロとは『朧』の隊長だったはずだ。エルトの影の能力を活かすにはうってつけの部隊だろう。
「そして、エルトちゃんに与える任務は――アルくんの護衛と監視ね」
「え?」
「俺?」
エルトに与えられた任務の内容に、二人して疑問の声を上げた。
「そう。護衛はそのまま。監視は……今回みたいに、一人で突っ走ることがないように。エルトちゃんに見ててほしいんだ。アルくん、ほっといたらすぐ無茶するから」
「……いいの?」
もっともらしい理由を述べるメアだったが、それが方便であることは誰の目から見ても明白だった。……いや、アルが放っておいたら一人で突っ走るから心配というのは本当なのだろうが。
その任務に込められた意味を正確に読み取ったエルトは、僅かに喜色を滲ませながら、メアに問うた。
「うん。まぁアルくんが心配なのもホントだし……エルトちゃんは、アルくんと一緒にいたいんでしょ?」
「うん」
メアの問いに、間髪入れずに肯定するエルト。
その様子にメアは苦笑を浮かべながらも、微笑ましいものを見るかのような視線を向けて、
「……一緒にいたいって思う相手と離れ離れになるのは、辛いもんね」
「メア様……」
「別れは唐突に来るものだから……後悔を残さないように、一緒にいられる時間は大切にするべきだよ。だから、エルトちゃんはアルくんと一緒にいるべきだって、ボクはそう思う」
そう言うメアの脳裏には、誰の姿が浮かんでいたのだろうか。少なくとも、エルトを見つめながらも、その瞳は遠い誰かを夢想しているように思えた。
そしてエルトもまた、メアの言葉を真摯に受け止めていた。
一度離れ離れになり、もう二度と元の関係に戻ることはできないとまで思ったのだ。それがこうして、もう一度兄妹として過ごせる現状は、いわば奇跡みたいなものだ。すべてが良い方向へ働いたが故の、奇跡。
だからこそ、エルトはもうアルと離れることはしたくなかった。この奇跡は、二度は起きないだろう。メアが言うように、いつか別れの時が来たとしても、未練を残さないように。エルトはアルと生きていこうと決めていた。
「……おにぃ」
「ん?」
「また、一緒にいられるね……」
繋がれた手に、力が籠められる。
見れば、空色の瞳はアルに向けられていた。
「あぁ。一緒だ」
そしてアルもまた、小さな手をぎゅっと握り、強く頷いた。
これから一緒に生きる時間を噛みしめるように。
こうしてアルとエルトは再び、アルメアで生きていくことになった。
というわけで第二章完です。
ちょっと駆け足気味になったかなと思わなくもないですが…個人的にはここまでがプロローグみたいなとこあるので…。
この後は15話ほど日常回を挟んで第三章に行きます。
すまんな…後になればなるほど日常回を挟む余裕がなくなるもんで。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
感想・誤字報告、お待ちしております。
少しでも面白い、気になると思っていただけたら登録お願いします。でも読んでくれるだけでありがたいので最悪しなくても良いです()。
嘘です、シテクダサイ。泣いて喜びます。




