Ep.22 アルの新たな一日 前編
長くなったので前後編に分けます。
――アルファスト・オーセインの朝は早い。
「くぁ……」
欠伸を嚙み殺しながら目覚めるのは朝の五時半。
まだ白み始めたばかりの空に昇る日の光が閉じられたカーテンの隙間から漏れ出ている。
上体を起こし、軽く伸びをする。
すぐ隣を見れば、すやすやと心地よさそうに眠りこけるミーシャの姿が。当初はアルも同じベッドに、曲がりなりにも美少女が眠っているという状況に思うところがないわけではなかったが、流石に数ヵ月もこの状況が続けば慣れもする。
ちなみにミーシャとて毎晩アルのベッドで寝ているわけではないが、本を読んでいる途中で寝落ちしたり、自室に帰るのが面倒になってそのまま寝たりと、アルのベッドで寝る頻度は少なくない。結局三日に一回ほどのペースで同衾している現状だ。
アルはミーシャを起こさないよう、そっと音を立てないようベッドから出て、準備を始める。手早く着替え、自分用の木剣を持つ。
向かう先はもちろん練兵場。
まだ誰も起きてはいないようで、人の気配のしない静謐な廊下を歩く――いや、正確には誰一人起きていないわけではない。
「おはようございます、アル様。相変わらずお早いですね」
アルと同じく……否、アルよりも更に早く行動しているのが、このリーシャ・セーロスという完璧メイド。昔から誰よりも早く起きてメイドとしての勤めを果たしていたリーシャだったが、その性質はいまだ健在のようだ。見れば、最低限の着替えしかしていないアルと違い、完璧なまでに身なりを整えている。
アルが早朝から練兵場に向かうようになって数週間が経つが、リーシャとはこうして度々遭遇する。初めて会った時はこんな明け方から何をしているのかと驚かれたものだが、今では互いを労う仲だ。
「おはようリーシャ。リーシャの方こそ、相変わらず早いな」
「それがメイドの務めですから」
そう澄まし顔で答えるリーシャともう二、三言くらい言葉を交わし別れる。
その後は誰に出会うでもなく、練兵場に辿り着き、いつものトレーニングを開始する。
やることは単純、『輝剣』のトレーニングと同じだ。
流石に規模まで同じだと日が暮れてしまうので、十分の一ほどまでに縮小してはいるが、それでも早朝から行うトレーニングとしてはかなり重めだ。
まずはウォーミングアップ代わりの筋力トレーニング。
腕立て伏せ、腹筋、スクワットをそれぞれ100回ずつこなし、手早く外周にとりかかった。
この数ヵ月間でかなり体力が増えたとはいえ、それでもなおこの広大な練兵場を走り回るというのはアルの肉体に多大な負荷を与える。
「はぁ、はぁ……よし、次……!」
息も絶え絶えになりながら外周をこなし、そのまま素振りに入る。休憩はあえて取らない。
アルにはミルフレティアとの立ち合いを経て感じたことがあった。それは、剣士である以上、疲れていようが怪我を負っていようが、太刀筋だけは鈍らせてはいけないということ。
だからこそアルは外周を終えたばかりの疲弊した状態で、剣を構え、振り下ろした。
手脚は疲労で震え、心臓はバクバクと音を立てている。口からは荒い呼吸が繰り返され、まともに集中できる状態ではない。
「(この程度で鈍るようじゃ、実戦では使い物にならない……!)」
重くのしかかる剣を今すぐ下ろしたい。
今にでも地面に大の字に転がり休憩したい。
目いっぱい水を飲んで、息を整えたい。
そんな次から次に零れてくる甘ったれた考えを振り払うように、アルはひたすらに剣を振り続けた。
素振りが終われば、次は模擬戦――なのだが、アルは一人でトレーニングをしているため相手がいない。そこでアルが実践しているのが、イメージトレーニングだ。
といっても脳内で戦っているわけではない。
イメージするのは何度も何度も打ち合い続けたミルフレティア。冷徹に剣を構える彼女の姿を幻視し、まるで本当に相対しているかのように剣を向ける。
この数ヵ月間、誰よりもミルフレティアと相対してきたのはアルだ。未だに彼女の姿を正確に捉えることはできていないが、それでもある程度の動きはイメージできる。
迫りくる流星を幻視し、アルは実戦さながらの気迫をもって剣を振りぬいた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――時刻は八時半。
約二時間にもわたるトレーニングを終えたアルは、浴場で軽く汗を流した後、朝食を摂っていた。
「お前、よく朝からそんなに食えるなぁ……」
「あん? このくらい普通だろ。お前こそそんな量で足りんのかよ。食わねぇとぶっ倒れんぞ」
「俺は朝が弱いんだよ……」
ふわ~と欠伸をしながら、開き切っていない目で弱弱しく告げるのはルスト。いつもの明るい気質は鳴りを潜め、気怠げに朝食を口に運んでいる。最近知ったことだが、ルストは朝が苦手らしい。
そんなルストとは正反対に、山のように積まれた朝食をガツガツと食べ進めるのはガレオン。彼の快闊さは朝でも健在のようで、大口を開けながら次から次にスプーンを進めていく。こちらは朝とか夜とか関係ないようで、いつ何時も絶好調のようだ。
そんな対照的すぎる二人に苦笑を浮かべながら、アルはやや大盛りの朝食を口に運んだ。
どうやらルストやガレオンとは朝食を摂るタイミングが同じだったようで、ここ最近は三人一緒に食堂で朝食を摂っている。
練兵場で出会った時のやり取りから何となく分かってはいたが、ルストとガレオンは仲が良いらしく、そのどちらともと付き合いのあるアルは自然と二人とつるむことが多くなっていた。
ガレオンはアルと歳が近いし、ルストは年齢こそ不詳だが外見や言動はほぼ同年代のような気風を感じる。何ならルストが一番ノリが良いまである。
なんにせよアルにとって、気の合う二人と過ごす時間は思いのほか悪くなかった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
十時からは『輝剣』の全体トレーニングが始まる。
例によって練兵場に集合し、いつも通りのメニューをこなしていく。
「ほらアル、もうちょいだ」
デリーの鼓舞を受けて、アルは力が抜けそうになる脚に気合で喝を入れ外周を踏破する。
他の隊士は当然のように全員終わっており、各々素振りが始まるまで休憩していた。最近では最後まで残るアルのトレーニングを眺めながら休息をとるというのが、隊士たちのルーティンとなっていた。
アルが外周を終わらせたことで隊士たちは腰を上げ、次々に木剣を手に取っていく。
アルの完走が素振り開始の合図となっている。当然そうなればアルに休憩の時間はないが、元より休憩をとるつもりのないアルからすれば関係のない話だ。アルも手早く木剣を構え、素振りを開始した。
これも外周と同様、どの隊士よりも遅れての達成となるが……それでも随分とペースは早くなっており、当初は数時間かかっていたものの、今では昼休憩ぐらいは取れるようになっていた。
「お疲れさん」
他の隊士と比べても比較的早めに素振りを終えていたデリーが労うように水の入った麻袋を差し出してくる。アルはそれをありがたく受け取り、勢いよく飲み干した。カラカラに干上がっていた喉が潤され、「生き返ったぁ~~!」と至福の声を上げる。
「おう、終わったか」
「随分と早くなったな」
疲れ果てた様子でやってくるアルを見て、デリーとともに休息をとっていた隊士たちが声をかけてくる。
最初こそ遠巻きにアルを見て、デリー以外誰も関わろうとしなかった『輝剣』の隊士たちではあるが……最近では、ポツポツとアルに声をかけてくれる隊士も出てきた。全体的に見ればまだ馴染めたとまでは言えないアルだったが、少なくとも孤立状態ではなくなっていた。
そもそもが”どこの馬の骨とも知れない男が贔屓されている”という状況から悪感情を向けられていたのだ。こうして共に訓練し、汗を流していれば自ずとアルファストという男が見えてくるというもの。得体の知れない男から既知の男へと変わり、色眼鏡が外れることで関係性が変わることもあるだろう。
隊士たちだって、みな一様にアルに対し強い悪感情を持っていたわけではない。中には何となく気に入らない程度の気持ちを抱いていた者だっている。彼らはこの数ヵ月アルを見て、接してきたことで、そのような感情は消えていったのだ。
それでも未だ大部分はアルのことを受け入れ難いと思っているのも事実だが。
「はむ」
アルは隊士たちに配布される昼食用のレーションを口に含む。
味はそこそこ、しかし栄養価に富んだそれは、魔界でも広く普及する携帯食だ。手早く食べられるうえに、一本でもかなりの満足感を得ることができる。何よりこの後も過酷なトレーニングが待っている隊士からすれば、吐く心配なく摂れる昼食はありがたい。
それから数十分ほど談笑し、次なる訓練に向かった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「ふわ~」
時刻は十九時。
地獄のトレーニングも終わり、アルは広々とした湯船に浸かっていた。
透き通ったそのお湯は疲れ果てたアルの体を癒し、芯まで温める。その極楽な快感に、毎度のことながら気の抜けた声を漏らしてしまう。
とはいえ、その声を聞く者はいない。
トレーニングの終了時間とは微妙にズレた時間だからだろう。広大な浴場はアルの貸し切りになっていた。
他の『輝剣』の隊士たちはとっくに汗を流し終えているはずだ。
アルは全体トレーニングが終わった後も、一時間ほど練兵場に残って自主トレーニングをしていた。ミルフレティアにしばきまわされた傷だらけの体を持ち上げ、どこが悪かったのか、どうすれば勝てたのか、その日の模擬戦を振り返りながら早朝のようにイメージトレーニングをしていた。
やはり戦った直後のほうが、脳裏に焼き付いた光景が鮮明で、仮想敵のイメージのしやすさが変わってくる。特に具体的なシチュエーションを想定しながら訓練することで、より練度の高いイメージトレーニングができていた。
そんなこんなで隊士たちよりも一時間ほど遅く入浴していることもあって、ほとんどの場合アルの貸し切り状態となっている。稀にアルと同じように自主トレーニングしていたガレオンが来ることもあるが、今日はいないようだ。
そうしてしばらく貸し切り風呂を満喫していると、浴場の扉が開かれた。
「(ガレオンか? 今日は随分と遅くまでトレーニングしてたんだな)」
そう思い入口の方へ視線を向けると――そこには、鬼が立っていた。
背丈は2mにも及び、堂々とした佇まいには強者の風格が見て取れる。
ガレオンですら遠く及ばない、鍛え抜かれた鋼の肉体。そこには上品に芽吹く桜吹雪が彩られていた。
紅蓮の頭髪は長く、ところどころに漆黒のメッシュが入っている。その赤と黒のコントラストは、彼の者の象徴とも言えよう。
そして何より――額から伸びる二本の角と、その片角の先端から目元にかけて走る稲妻のような黒い罅。凛々しく、力強い意志を感じる紅瞳を貫くそれは、アルも見慣れた”あの男”の特徴。
――グラニス・アグウェル。
この数ヵ月で出会うことのなかった紅蓮の鬼王との遭遇に、アルの全身は緊張で硬直してしまう。
彼自身が威圧しているわけではない。むしろこの浴場において、最大限リラックスしていると言えよう。それでもなお、グラニスという存在から漏れ出る覇気が、アルの本能を刺激した。
「む……?」
グラニスの覇気にあてられ反射的に身構えてしまったせいだろう。アルから漏れた僅かな闘気を察知したグラニスは、その鋭い眼光をアルに向けた。
「先客がいたか。見ない顔だが……」
「お、俺は最近クローリー軍に入隊した、アルファストだ」
「む……そうか、お前がアルファストか」
どうやらアルのことは知っていたようで、得心したような顔で頷く。次いでアルの肉体を見やり、そこに刻まれた無数の傷跡を発見する。そのあまりにも痛々しい傷と、夥しい数を見て、グラニスは何やら考え込むように押し黙った。
「どうした……?」
「いや、何でもない。すまんな」
何やら考え込むグラニスに疑問を抱くも、アルの問いかけに対し、グラニスはかぶりを振るだけだった。そのまま出水の魔道具の下へ歩いて行ってしまう背中を見て、アルは首をかしげるしかなかった。
それから少し、気まずさを感じながらも湯船を堪能していると……ザブンと水面が波打った。見れば、アルから少し離れ、しかし会話しないのも不自然な程度の距離にグラニスが腰を下ろしていた。
「ふぅ……やはり訓練の後は風呂に限るな。体中に染みわたる」
明らかに独り言ではない言葉を溢しながら、水に濡れてしなやかに煌めく紅髪を掻き上げるグラニス。筋骨隆々な美丈夫のその仕草は、男色ではないアルをもってしても色気に溢れているように思えた。
「随分と、打ちのめされているようだな」
グラニスの言葉にどう返せばいいのかアルが迷っている間に、今度は明確な問いかけが投げられた。
打ちのめされている。それは言葉だけ見れば事実だろう。実際毎日のように死にかけながら訓練をこなしているのだ。
しかし、それはあくまで肉体の話。心が打ちのめされたのは最初のミルフレティアとの立ち合いくらいなものだ。辛いとは思うし、疲れたとも思う。けれど、辞めたいなどとは、一度たりとも思わなかった。
そんな複雑な心境を初対面であるグラニスに伝えるのも憚られ、結果歯切れの悪い回答しか出てこなかった。
「え、あぁ……まあ、少しな」
「フッ、あれを少しと表現するとは、なかなか肝の据わった男のようだ」
どうやらグラニスはアルの訓練を見たことがあるようで、アルの言い分に笑みを零す。
「そうだな……若い連中はそれでいい」
「どういう意味だ?」
「……年寄りの戯言だが、少し聞いてくれるか?」
アルの知るグラニスにしては珍しく、やや自嘲するような言葉に驚きながらも頷きを返す。
外見こそ美丈夫という言葉が似合いすぎるグラニスだが、その実年齢はかなり高い。長寿な魔族の中でも、戦闘に特化した鬼族は長期間戦いを続けられるよう、老いが肉体に与える影響が極端に少ないのだ。人間の寿命で言えば、70歳くらいだろうか。
「強さなど、所詮は鍛錬の果てにある結果でしかない」
グラニスは真っ直ぐアルを見据え、重々しく告げる。
「そして結果を振り返るのは、年老いてからでも遅くはない。鍛錬を続ける限り、強さは変わり続けるのだからな」
「……」
「故に、若者の強い弱いなど気にするだけ無駄だ。若者が持つ必要のあるたった一つの心意気は、我武者羅に鍛錬を続けること、これのみだ」
「……」
徐々に語気が強まる中、グラニスの力強い瞳がアルの瞳を貫く。
「誰よりも弱くても気にするな。誰に勝てなくても構うな。強くなるために、ただひたすらに鍛錬に打ち込め。諦め、膝をつき、下を向くのは年老いてからで十分だ」
一拍置いて、グラニスは告げる。
「――強くあろうとする必要はない。強くなろうと努力しろ」
強烈な意志の込められたその言葉が、アルの心に突き刺さる。
強くある必要はない。
強くなろうとすることこそが、今のアルに必要なこと。
その先にこそ、アルの求める”結果”が生まれると。
グラニスは、そう言ったのだ。
しばらくの間、二人の視線が交錯する。
グラニスの瞳の熱にあてられるように、アルの血色の瞳にも意志が宿った。
諦めない。例え弱かろうと、何度打ちのめされようと、アルは強くなろうとし続ける。前を向いて歩き続ける。そんな決意の籠められた熱が、伝播する。
「フッ……すまんな、どうやら余計なお世話だったようだ。お前の中には、既に研ぎ澄まされた鋼の意志があるようだ」
「……いや、俺もほんの少し前まで、どうしようもなく情けない男だったさ。決意が生まれたのは、つい最近のことだ」
「既に打ちのめされ、立ち上がった後ということか」
己の弱さを受け入れられなかった数ヵ月前の自分を想起し、アルはやや自虐的な笑みを浮かべる。そんなアルに対し、グラニスはその鋭い瞳を微かに和らげた。
もしかすると、グラニスはアルに発破をかけようとしていたのだろうか。
アルが訓練でボロボロになるのを見ていたと言っていたし、先ほどもアルの体に刻まれた傷を意味深に見つめていた。アルが折れそうになっているかもしれないと考え、立ち上がらせようとしてくれたのだろうか。
「(随分優しくなったもんだ)」
一昔前は群れるのを嫌い、孤高の強さを目指していたような男だ。
クローリー軍に入って多少丸くはなったが、それでも愛想が良いとは言えず、生来の武人気質も相まって取っ付きにくい性格をしていた。
そんなグラニスが、自ら関わりのないアルに発破をかけるとは……。
先ほど年寄りを自称していたことといい、この百年で心変わりすることでもあったのだろうか。
そんな微妙に失礼なことを考えていると、不意にグラニスが立ち上がり湯船から出た。
「そろそろ出るとしよう。最後にアルファストよ」
「なんだ?」
浴場の出口を前にして立ち止まったグラニスは、思い出したかのように振り返った。
「我はグラニス・アグウェル。武闘大隊『武神の鼓』の隊長を務めている武闘家だ。我はお前が気に入ったのでな……そのうちウチに来るといい。歓迎しよう」
「え、いいのか?」
「ああ」
あのグラニスが他人を家に呼ぶとは。前世のグラニスのイメージが強すぎるアルからすれば、予想外も予想外な提案に驚きを隠せない。
しかし、次の言葉の前には、そんな些細な驚きは消し飛ばされた。
「妻も娘も喜ぶだろう」
数秒、思考が停止する。
言うだけ言って浴場を後にするグラニスなど、もはや気にならないほどに脳内が真っ白に染まったアル。
グラニス、妻、娘。どう考えても関わりのなさすぎるその三つの単語の結びつきを、ようやく理解したアルは、
「お前、妻子持ちかよッ――!!」
本当の本当に変わってしまったグラニスに、やるせない気持ちを乗せて叫ぶのだった。
そうです。鬼族とは、戦闘民族サ〇ヤ人だったのです。
気ままに人物紹介
【グラニス・アグウェル】
クローリー軍、武闘大隊『武神の鼓』の隊長。
クローリー軍の中でもかなりの古株で、アルとは前世からの仲。
かつては強さだけを求める一匹狼タイプだったが、アルの強さやクローリー軍の温かさを感じていくにつれ、徐々に心を開いていった。
今ではまさかの妻子持ちとなっており、一部の噂によると愛妻家であり子煩悩らしい。
クローリー軍の中でも上位の実力者。最近は己の鍛錬と並行して若者の育成に興味を持ち始めている。
二本の角と鍛え抜かれた肉体、桜吹雪の入れ墨が特徴的な鬼族の武人。
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感想・誤字報告、お待ちしております。
少しでも面白い、気になると思っていただけたら登録お願いします。でも読んでくれるだけでありがたいので最悪しなくても良いです()。
嘘です、シテクダサイ。




