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第三章 7
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外側からは、固すぎて切ることが出来ない。
ならば、内側からならどうだろう……?
俺はふとそんなことを思った。
内側なら固くないだろう。
この状況を打破するには、試してみる価値があった。
このゴーレムは数秒に一度、大きな口を開けて吠える。
その時に口から体内に入ってしまおう。
「よし!こい!石団子野郎!」
俺は声を荒らげてゴーレムを挑発した。
案の定、数秒したら大きな口を開けて吠えた。
俺はその瞬間を逃さず、口めがけてダッシュした。
レベルMAXの俺には数十メートル詰めるのは造作もなかった。
あっという間にゴーレムの口の前まで来た俺は、身を縮めて侵入に成功した。
「「「エドワード!?」」」
外からは3人の悲鳴じみた声が聞こえる。
さぁ、さっさと倒してかっこよく登場するか!




