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終わりゆく世界の片隅で  作者: アンチョビ


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33/41

ヴェラ・ド・マルゴー④

待ちに待った夏季休暇、天気は良く!準備も万端!後は、ギルドでシンガと待ち合わせて護衛隊と一緒についに、あのムートン男爵領に婚前旅行に向かう。うふふふふふふ。フレア達にもシンガのすばらしさはたっぷりみっちりしっかりと伝えている。きっと仲良くしてくれるはずだ。最後の方では もうええって(困惑) な態度の様な気もしたが、もちろん気のせい!


「おはようシンガ!待ってたわよ。ふふふ、どう、驚いた?先日の件で国王陛下から頂いた物なの。もちろん、私個人の馬車だから、私以外は使用できないわ。・・えっと、違うわね、私とシンガ以外は使用できないわ。(照)」


きゃあ~さりげなく言っちゃった。今日の私ってちょっと大胆ね(照)シンガが馬車を褒めてくる、とても嬉しい。楽しそうなシンガを見てると幸せだ。フレア達を紹介しながら皆を撫でていく。


「ヴェラ嬢、教えて頂きたいのですが、この大きな子たちは馬ですよね?」


「ええ、ゴールドジャーニーと言う種の馬よ。気性が荒くて戦闘好きって聞いていたけど、とっても大人しくてかわいいの。もちろん女性の馬車を引く馬だから牝馬よ、仲良くしてね。」


種の名前を教えたら何故かシンガの顔が引きつったように見えたけどなぜかしら?その後、シンガに声を掛けてギルドに向かう。中に入ると獣人種の女性が4名、バンパイヤ種の女性が1名待っていた。


「初めまして、今回の護衛を依頼したヴェラ・ド・マルゴーです。よろしくお願いしますね。」


「へ⁈・・・いえ、あの、此方こそ、よ、よろしくお願いします。」


私が自己紹介と共に頭を下げてお願いをすると慌てて獣人の女性、多分今回のチームリーダーが同じように頭を下げてくる。以前の私ならこんなことはしない、公爵家令嬢が立場的に簡単に1ギルドマンに頭を下げるなどあってはならない。でもシンガと過ごしていると彼はコクヨウやコハクに頼み事やお願い事をするときに何の抵抗もなく頭を下げている。だから気になって聞いたことがある。


「シンガ、聞きたいのだけれど何故貴方はコクヨウやコハクに簡単に頭を下げるのかしら?私達貴族は平民や2種族の奴隷に簡単に頭を下げるのは良くないわ。舐められることになるのよ。」


「ヴェラ嬢。ムートン男爵家ってそんなに凄いのでしょうか?」

「・・一応貴族になるのだから平民と比べて凄いと思うのだけれど、違うかしら?」


「では、平民と貴族の違いは何でしょうか?」

「貴族は名誉や特権を持つ者で統治者として責務を果たす者。こんな言い方は好きじゃないけど平民と違い選ばれた存在と思っているわ。」


「ヴェラ嬢、選ばれたとされるのは何をもってそう思われるのでしょうか?」

「マルゴー公爵家で言えば初代が家を興し代々ロマネス王国を支えて来た歴史があるわ。これこそが公爵家として選ばれたことにならないかしら。」


「失礼ながらそれは、功績を立てたのであって人族として上位的存在に進化したなどの選ばれた事にはなりません。そう考えると今現在平民と呼ばれている方々は過去に功績が無かっただけの同じ人族です。この先の未来に功績を立て公爵家を起こす存在が居ないとは言い切れません。逆に、今の貴族籍を持つ者が明日平民になることだってある。僕は貴族だから何もせずにふんぞり返って偉そうにするなんて慢心は出来ません。」


シンガの言葉を聞いて考える。確かに、貴族と平民に身体的な違いは無い、流れる血も同じ色だ。種として考えれば違いは無い。


「・・・なんて、ヴェラ嬢の前なので難しいくカッコイイ事を申しましたが実際はですね。先ほどヴェラ嬢が言ったように貴族が簡単に頭を下げない存在と皆が思ってるなら、お金も大した地位も何もないなら頭ぐらいは下げて出来るだけ経費を安くしながら気持ち良く働いてもらおうかと姑息な事を考えてるだけに過ぎません。(照)有難い事に公爵家と違って男爵家ですからね舐められたって大したダメージは無いと思います。(笑)」


はい!カッコイイ、めにしゅき!。私の前だからカッコつけたって事?え⁈なにそれ・・・惚れてまうやろ~~もう惚れてますけどね~~~~。ちょっと照れた表情!ご馳走様です!!しまった!姿を記憶できる魔道具持ってくるんやった~。うん、ムートン男爵領に遊びに行く時は絶対に持っていこう。あと声も取れる奴も持っていこう。何れ私もあなたの妻になるのだからそういった意識のすり合わせは大事よね。シンガの為になるなら頭の一つくらい幾らでも下げるわ。え?公爵家が舐められる?どうぞどうぞ(笑)


「えへへ、カッコひい~しゅき~」

「ヴェ、ヴェラ様?どうされましたか?」


イケない、シンガとのやり取りを思い出していると獣人種のチームリーダー・・もうリーダーで良いわ。から声を掛けられた。取り合えずムートン男爵領のまでの護衛契約を結びシンガの待つ外に向かう。2列に並ぶフレア達とシンガが待っていた。フレア達と馬車を褒めていたシンガがギルドの馬車がどうとか言い出した。イラっとする、しかも見ればシンガの肩が汚れてる?おい!鬼畜ども私のシンガに何してん!ああ!!(怒)


その後のシンガの説明で少しだけ落ち着く。ムートン男爵家は馬車が無いと聞けば他の馬車も見たくなるのかもしれない、だって男の子だもんね。両肩の汚れはそんな意味があるのね?聞いたことないけどシンガ言うなら間違いないわ。私も同じようにしてもらいましょう。更にコクヨウとコハクが現れていざ出発と意気込むとリーダーと言う名の私の敵が現れた。まったくどいつもこいつも私のシンガを、おまんらゆるさんぜよ!


「ヴェラ嬢、今から別の護衛チームを探す時間はありません。僕はムートン男爵領でヴェラ嬢と楽しく同じ時を過ごしたいと思っております。ヴェラ嬢の安全こそが第一です、道中に万が一があれば・・・どうかお考え直しください。」


シンガが頭を下げてお願いしてくる。情けない、私よりも彼の方が大人な対応をする。私の為に、男爵家の為に出来る最善を尽くす。ならば私のやることは決まっている。そうシンガの馬車に隠れて乗る事!


「・・・・ヴェラ嬢。次は止めてくださいね、万が一があったら本当に困るので。」


何故バレた!?完璧なコハクの変装のはず。しかしヴェラちゃんはシンガが使用した神衣をゲットした!うふふ、一生の宝物よ。最初のキャンプ地に着いて私は仕方なく馬車を離れる。


「ヴェラ様、そのマントはどうされたのですか?そちらのマントに記されし紋章はマルゴー公爵家の紋章ではありませんよね?」

「これは、カルメネールの嘆き。人族の英雄ノワール・ド・カルメネールのマントになるわ。私は孫弟子になります、国王陛下、聖王・聖女教会も承認済みよ。それと、先ほどのシンガへの態度は改めるべきね、ムートン男爵領は名乗りを許されてるわ」


「噂は本当だった・・ヴェラ様、シンガ卿と話をする時間を下さい。」

「良いわ、今から自由時間としましょう。」


彼女達がシンガの所に向かい話しかける、この時の私はシンガが彼女達を簡単に領地に受け入れると思っていた何故なら、シンガの姿かたちを真似て私の名を騙り店でつけ払いをしていたコハクを奴隷にして許した事もあったからだ。しかし彼女らはダメだった、何故かしら?ルナリスにそっと目配せをする。


幾つかのやり取りの後に食事となった、シンガの手料理何てどんなご褒美かしら(嬉)食べるのがもったいない気がするけれどそうも言ってられない。隠せない喜びと料理への期待に胸を躍らせながら口に運んだ。次の瞬間、私の中のグルメ細胞の悪魔 万太郎が顔を出してしまった。これほどの見事な食事は、いえ、創意工夫を凝らされた食事は初めてだった。誰でも簡単に手に入る食材をいつも口にする高級な食材を使っただけの食事とは違うそう、作り手の血の熱の思いの籠った食事。私は気づけばおかわりをしていた。食事が終わり、シンガが約束のウクレレで音楽を聞かせてくれることになった。うふふふ、シンガが楽しそうに奏でている。ああ、やっぱり好き、この身は貴方と共にいられないけど変えられない未来だけれど夏季休暇中はシンガを感じていたい。


次の日、前日の音楽を聴いた後に皆に声を掛けてお願いをしていた事もあり、馬車に戻り行動を起こす、せめてひと時だけのわがままを許してもらった。ありがとう、悔いはないわ。翌朝、護衛の一人が亡くなった。シンガが夜に散歩をしようとしたら襲われて庇って亡くなったとの事だ。ルナリスから聞いている報告内容で嘘だと分かっていたが追及はしなかった。


「・・・出来ればそうなってほしくないと思う。でも、エリリ義母さんやカインに仇名すならその時は容赦しない。」


ああそうなのね。レピと何を話しているか内容までは分からないでも多分だけど私が敵対すればどうするのか?と言った事だと思う。うふふふふ、ありえない。私がシンガの敵?冗談じゃない。食事の事もそうだけど、貴方の生い立ちや環境がそうさせているなら・・・私にとっては好都合なのよ、貴方の隣に立つのにライバルは少ない方が良いから。


チャンスが来た!最大のチャンス!シンガに生まれた時やその後の領地での生活を聞いている時に老夫婦の話になった。シンガの表情からあまりいい感情を持っていないのは分かる、でもおかしいシンガの話が本当なら協力者。シンガを守った人物が数が少なすぎる、少なくともエリリお義母様達だけでは物理的に無理がある。その事を指摘するとレピとの話し合いが始まり納得したようだ。この機を逃さず一気に畳みかけるぞ!!シンガの好みの女性を聞く、以外にもコハクの容姿が当てはまったがその後の質問でコクヨウが私のライバルとなった。


「ん、んん。では、シンガ。コクヨウと私、ヴェラを 妻 にするならどっち?」


・・言っちゃった(照)ごめんなさいねコクヨウ。貴女のその、カルストンなライトオが大好きな直線スタイルと言うプロポーションに私みたいなゴールドなシチースタイルが負けるわけはないの(笑)イジメるつもりなどなかった、ただ世界が貴女にとって残酷だっただけ。答えてシンガ!分かり切った答えでも私は貴方の真実が欲しい、心の中で勝利を確信した私の何かが高らかに謎の言葉を叫ぶ!世界のホースマンよ見てくれ!これが日本近代競馬の結晶だ!!



「・・・・黒曜です。」


・・・ふぇ⁈私のクロスカウンターをコクヨウがカミソリアッパーカットで迎え撃った。まるで見開きぺージでリングから窓を突き破り場外へ吹っ飛ばされたかのような衝撃を食らう。燃え尽きた、真っ白にね。しかし、ソファーになすすべもなく座り込む私に誰かが語り掛けてくる  何故諦める?その悔しさがあればまだまだ戦えるぅ!! ・・・・まさか貴方は!そうよ、まだよ、まだ戦いは始まったばかり!心の中で熱血飲料を飲み干し立ち上がる。


理由を聞いて・・・まぁ、それはね、そうよね、しょうがないわよね・・・え⁈もしかして質問の仕方が悪かった?彼女なら私って事よね?あああやってしまった~欲を出したから~なんでよ~ヴェラのバカ~その後は少し気になっていた宝石を取り出して加工をお願いする。多分指輪になると思うのだけれど別の物でもシンガからのプレゼントなら何でもうれしい、多分指輪だけど。シンガが笑顔でアクセサリーを作ってくれると言った、なんでも私をびっくりさせるらしい。


「しゅき♡、正直、王国とか滅んでも気にならないし~貴族籍捨ててシンガの嫁さんになるか、そっちの方が絶対幸せやもんな。」

(そうなの?楽しみにしているわね(笑)シンガからのプレゼントなら何でもうれしいから、びっくりしちゃうと思うわよ。)


・・やば!心の声が出た。周りの空気が冷えているしルナリス達から表情が消えている。


「あの・・ヴェラ嬢・・」

「そうなの?楽しみにしているわね(笑)シンガからのプレゼントなら何でもうれしいから、びっくりしちゃうと思うわよ。(チョイデカボイス)」


レピとか言うクソ蛇がなんか言ってるような気がして頭を踏みつけておいた。そして遂にムートン男爵領に着いた一番の驚きはエリリお義母様達だ。正直に言うわ・・・・ロリコンじゃん!男爵ロリコンです!騎士団さ~んここに、違うわね王都にロリコン男爵が居ます~捕まえて~。だって私と同じ年にしか見えないわ、子持ち?いやいやあなた達が子供ですけど?やっば~頭おかしくなるで。挨拶は後にと言う事でシンガ達と領地を散歩する・・・が、うるさい、ちょっと本気でうるさいわね。なによヴェラ様バンザイって?シンガが言わせてるの?(困惑)すっごく恥ずかしいのだけれど、と言うかヤツフサ達はシンガの事を殿と呼んでるのね?それって大丈夫?・・・うふふふふ、ホント飽きないわ。シンガとのやり取りが楽しくてしょうがない。屋敷に戻り改めて挨拶をする。


「お招き頂きありがとうございます。ヴェラ・ド・マルゴーです。どうぞエリリお義母様達は遠慮なく娘の様に実の娘の様にヴェラとお呼びください。」


挨拶はばっちりと出来た。エリリお義母様達がシンガをチラチラと見てるけど、まぁ、 男子たるもの3日合わずば刮目して相対すべき と言う言葉があるわ。私のシンガなら3時間で驚くほどの成長を見せるでしょうから気になるのも仕方ないわね(笑)なんとなく困惑の目に見えるけど・・・・気のせいね!


先ほど私はシンガなら3時間で驚くほどの成長を見せると言った、そんなレベルじゃなかった。元々の考え方がカリスマ性が男爵?なにそれ美味しいの?状態なのだ。家紋を持つ2種族は居る、それは問題じゃない。問題はそれを雇い主たる者に見せる事にある。見せる=お前の家を乗っ取ると言ったことに他ならない、これは過去に実際起こった事件が元になっている。その為に王国としても見過ごせないその事を隠せばムートン男爵家も王国に反する疑いありとみなされてしまう。


「王国は彼らに名乗りを許してますから、永住権を持ってます。その時点で彼らの土地でもあるのでは?それなら別にムートン男爵家の紋章入りマントに家紋があっても無くても同じ事では無いでしょうか?むしろ堂々と家紋を入れて仲間を増やしてこの土地を守ってくれた方がありがたいのです。・・・・僕のヴェラと生まれてくる2人の子共の為にも。ビカーン(眩しくて見れない笑顔)」


・・・旦那様(シンガ)の言う通りね!妻である私が信じなくてどうするの!・・あれ?何時の間に結婚したのかしら?その後の班名も、もう言葉が出なかった。ヤツフサやギカク達は号泣している、そして分かるきっと彼らは何があってもムートン男爵家をいえ、シンガを裏切らない。・・・恐ろしい、公爵家が多くの時間とお金を使い得た信頼や絆を彼は大した時間もお金も使わないでそれ以上に絆を作り上げている、これが心を掴むと言う事なのだと思う。私も学ばなければならない、シンガの横に立つ者として。




夕食が終わり領地に新しく建てた舞台のある場所に案内される。シンガからは前もってコハクがシンガに変身してる事を教えられる。シンガ自身は始まる前から舞台袖に隠れて他の者に見つからないようにしているらしい。そうか、コハクのスキルがバレないようにしてるのね。


『みなさ~んこんばんわ~!今日はムートン劇団に会いに来てくれてありがと~~~~』


エリリお義母様達がマイクを持って舞台に現れる。・・・その恰好ってロリ度が増してるんですが?ちょっと周りの紳士諸君の熱量が怖いぐらいですけど、ダイジョブ?野太い、うおおおおおおお~~~と言った地響きする程の歓声を受けて嬉しそうにエリリお義母様達が投げキッスをすると一瞬の静寂の後にギギャ~~~~~♡♡♡と言った悲鳴だか何だかが響き渡る見れば何人かの3種族の紳士が失神してる。


「す、凄いでありますな。王都の舞台を見に行ったことがりますがこれほどの歓声は聞いたことが無いであります!」

「ホントですね。ちょっと怖いぐらいに盛り上がっていますがこれもシンガ様の人気でしょうか?」


違う間違いなく違うと断言できる。エリリお義母様達のファン、いえ、親衛隊が恐ろしい程にキビキビと観客に指示を出しているのが見える、なにあの統率力?以前見た王国騎士団よりすごくない?


『みんな~私達からお願いがあるの~私達のヒーロー  そうシンガ・ド・ムートンがピンチになったら助けて欲しいの~シンガがこう、空に向けて右手を突き上げ レッツ コンバインと唱えたら皆も同じように右手を空高く突き上げて コンバイン と唱えてね。じゃ、練習するよ~ レッツ コンバイン! はい!』


「コンバイン・・・」


『ダメダメだよ~そんなのじゃシンガは負けてしまう。も~っと大きな声で!せ~の~レッツコンバイン!・・きゃは♡』

「コンバイン!!!」


・・・そのキャピキャピしたキャラ何?クッソに合ってますけど、むしろ似合い過ぎですけど。スカート短か過ぎではないですか?最前列の紳士諸君姿勢が低いけど覗いてないよね?それとエリリお義母様方一応子持ちですよね?こっわ?周りもエリリお義母様達もこっわ。


「皆!このままじゃ世界が危ない!力を貸してくれ!叫ぶんだ。レッツ!コーンバイン!!」


舞台が始まりシンガが変身ポーズを取ると一瞬煙に巻かれるが私のシンガが現れた!きぃ~やぁ~~~♡


「きゃ~!私のシンガ!!こっち見て!!こっち!!きゃ~目があった!!私を見たわ~!!ふぅ~~素敵!!」


・・・・何これ、最・高やな!!舞台が終わって屋台でシンガのぬいぐるみが売ってあったので端から端まで購入したかったけど2種族の娘達も嬉しそうに購入している姿を見て、一旦全サイズの鑑賞用と布教用と保存用だけで諦めた。明日も楽しみなんて日が来るなんて思わなかった。寝るのがもったいないわ。部屋で、シンガのぬいぐるみを抱きながらいつの間にか眠りに落ちていた。




■■■


「さあ!彼女には時間がない。あいつが何らかの行動を起こさないとこの可憐な少女は50歳を超えたオヤジの慰み物なってしまう・・・あああ!!この世に神も仏も無いのか(泣)可哀想すぎる~可哀そうすぎるよ~~~(笑)ふふふふふふ、無理じゃないか。はあ、無理ゲー過ぎるでしょ。公爵家と侯爵家の政略結婚にどうやったら男爵家のしかも穢れ人の横やりが入れれるのさ?ノワールを上手く使うつもりだろうけどさ、そんなのいつまでも続かないよ。まぁ、元々彼女は2年の命だったのがこれで少しは伸びたんじゃないかな?そう考えれば僕って良いことしたよね~・・・まったくあの女が兄弟子はすごいなんて言うからどんなものかと思えば大したことない。期待外れも良い所だ・・・何?今ちょっと・・マジ⁈行く!すぐ行くよ!!」



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