↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わりゆく世界の片隅で  作者: アンチョビ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

31/41

6日目ノワールの教え②魔法編

本日は魔法の勉強会。と言ってもどちらかと言うと俺に魔法とはこんな感じですよってお披露目する感じになるので魔法を扱える皆に声を掛けて中庭に集まってもらった。俺が魔法を使えない為、色々な魔法を目にするのはとても楽しみではある。水の魔法はヴェラ嬢、風の魔法は黒曜、土の魔法はルナリスお姉様、火の魔法は義覚、回復魔法にクスノキ班の女性1名。それと、重力魔法のハセ班の女性1名。・・・来た!重力魔法!いや~楽しみです。人数が多くなる為、同じ魔法の使用できる方々は今回は未参加となってます。ちなみにセレスティーヌ嬢の本日のお相手はカインと琥珀ですよろしくね。


「さっそくですがそれぞれに魔法を披露してもらいたいと思います。よろしくお願いします。」


俺の言葉に全員がうなずきそれぞれが披露していって、一通り終わって俺から皆に質問していく。


「ありがとうございました。では質問なのですが、この場に居ながら2階の部屋の中にいるエリリ義母さんの事が魔法で分かりますか?」

「シンガ、それはこの場にいる全員が無理よ。それは索敵スキル持ちか空間把握魔法じゃないと出来ないの」


なるほど、索敵スキルや空間把握魔法?ってのがあるんだね。ヴェラ嬢の答えに少しばかり俺はいたずら心がわいた。こういった考えが出来ればみんなの魔法はもっと使えるようになるはず。


「では、質問を変えましょう。ヴェラ嬢、魔力で周りにある水を感じるや操ることが出来ますか?」

「もちろんよ、魔力を循環させて感じる事が出来るわ、集中して意識すれば分かるわよ。水があれば無詠唱でウォーターボールも作れるわ」


「では、エリリ義母さんの部屋にある水は分かりますか?」

「え⁈・・・なんとなくだけど分かる気がする。でもそれ以外は無理よ、分かるのは水じゃないかって事だけ」


瞳を閉じて集中するヴェラ嬢が答える。おお!!この距離でも分かるんだね。皆はどうなんだろう?


「黒曜はエリリ義母さんの状態が分かるかな?」

「無理、分かるわけがない。ここから水があると分かったヴェラ様が凄いだけ。」


黒曜にも同じような質問をするが無理だと帰ってきた。義覚達も同じ答え。


「今からやる事で出来る事と出来ない事を教えてください。まず、水をこのように撒きます。ここの水は無詠唱で操れますか?」


俺は霧吹きで空気中に水を撒きヴェラ嬢に操れるか確認する。


「出来るわ、・・ウォーターボール」


詠唱も無く、空中に水の玉が出来る。


「では、こちら側は無詠唱で同じことが出来ますか?」


次は反対側を指さして同じことが出来るか聞いてみる。


「出来ないわ、操る水が無いもの。ウォーターボールを作るには詠唱が必要よ。」

「どうして水が無いと思うのです?」


「そちらには水を撒いてないからよ。」

「先ほど撒いた方向は風上でこちらは風下です、水は風に乗って下に流れたと考えられませんか?」


俺の言葉にヴェラ嬢の目が見開く、少しの沈黙の後。


「ウォーターボール・・・嘘、出来たわ。」


空中に水の玉が出来た。やっぱり、意識を変えれば魔法はまだまだ使用範囲が広がる。


「これは、僕・・と師匠ノワールの考えなのですが。大気中に魔素があるのは皆さんもご存じですよね。その魔素は属性を持っていないか逆に全属性を持っているのではないかと考えてます。」

「シンガ様、魔素は魔素です。属性を持っていない、又は全属性を持っていたとしてそれが何なのでしょうか?」


「魔素に属性がないなら魔力を干渉させて・・エリリ義母さんの状態が分かるはずです。又、全属性を持っているならそれぞれの適正魔力を操り同じことが出来ませんか?」

「当主様それは・・そのあまりに・・」


ルナリスお姉様の質問に答えていると義覚が困惑の声を上げる。


「こう考えて見てはどうでしょう、ヴェラ嬢は水の適正ですが、MPに水属性のMP等ありませんよね?つまり、ヴェラ嬢と言う器で循環された魔力が放出される際に水属性に変わる。それが、ルナリスさんなら土に義覚は火、黒曜は風になる。そう考えるとMPとは体内に溜めた属性のない又は全属性状態の魔素量を表したものだと思います。そうでないなら、何故MPポーションに属性が無いんですか?皆が同じポーションを飲んだのに違う属性の魔法が使えるって変じゃないですか?だから、通常時や睡眠時に空気中の魔素を取り込むことでMPを回復させてるなら循環させて周りの魔素を操ることだってできるはずです。」


俺の説明に皆が黙り込む、日常の生活時にも呼吸をしていれば微々たる量だが魔素を取り込んでMPが回復している。もちろん睡眠時が一番回復するのはこの世界でも当たり前のことだけどね。しばらくの時間そうしていると


「と、殿、私、分かります。エリリ様達が今どうなさっているのか、ベッドの下に隠してあるおやつをこっそりとお食べになってます。」


獣人の女性が恐る恐る、話しかけて来た。回復魔法は繊細な技術が求められることが多いためか意識を変えて集中すると簡単にできたらしい。次に出来たのは重力魔法の女性、ヴェラ嬢と義覚達も同じように出来るようになった。ちなみにエリリ義母さんはおやつを食べて、喉が渇いたのか水を水差しから汲む際にどっちが先に飲むかでもめて倒してしまい。今はこっそりと食堂に水を取りに二人で向かってるらしい。・・何しとんねん(笑)


それからも俺が思いつく限りの考えをみんなに話していく。


「師匠ノワールの教えに剣魔一如と言う言葉があります。武術も魔法も心のありようは一緒だと言う教えです。良く考えて見てください、武術の技を出す時に さあ!剣を両手で持ち、次に腰を落とし、そして頭上に振りかぶり、最後に右袈裟懸けに振り下ろす。技名袈裟切り! と言わないですよね?魔法もきっと同じく最初は技を出す手順や魔力を循環させる方法を学ぶ、慣れる為に詠唱が必要なだけで今はそれは必要ないのではないですか?魔法の使えない僕からすれば詠唱しなければ魔法が使えないと思い込まれてる気がするのです」


はい!これは沢庵和尚の剣禅一如と呼ばれる教えを真似た物ですね。本当は剣も禅も心持は一緒と言った言葉になります・・多分。


「出来ないなんて可笑しくないですか、ヴェラ嬢。こちらの水に果実水を少し混ぜた物と果実水に少し水を混ぜた物の違いはなんでしょう?それと涙も水ですよね?操れ無い理由はなんでしょう?」

「・・そうね。出来るわね(苦笑)出来ちゃうのよね。何で今まで出来なかったのかしらね(苦笑)」


「イヤイヤ、羽がなくても飛べるでしょ?ほら、紙は飛んでるよ(笑)葉っぱも飛んでる。風を受けてこうすれば飛べるでしょ。」

「ほんとだーわたしーとんでるーおかしいなぁー(棒読み)」


「ゴーレムって土人形のデカくなった物ですよね?土が操れるのにゴーレムが操れ無いって変じゃないですか?大きさで変わるなんて変じゃないですか?」

「ですよね~実は知ってました。ルナちゃん出来ちゃう、直ぐに出来ちゃう」


「火って熱でもあるよね。なら魔素の熱を奪えば凍ると思うんだ、出来るよね?」

「もちろんです。・・・出来る・・んです。火の属性なのに・・出来るんです。」


「触らないとダメならほら、空気中の魔素に触れてるから距離なんて関係無いでしょ。後、重さを軽くも出来るよね?だって重くするだけなら重力魔法じゃなくて加重魔法だよ」

「当主様、いえ、メシア様と今後はお呼びさせて頂きます。」


「蘇生魔法って回復魔法だよね?死から回復させてると思えば同じだもん。1人も複数人も治すのは一緒だよね」

「はい!一緒です!もう何でも出来ます!・・え、出来た!?」


しばらくマンツーマンで疑問を投げ掛け、実践してもらう。いや~中々楽しかった。メシア呼びは本気で止めてね。


「もう、学校の魔法の授業が意味無いと思えて来たわ。シンガの数十分の話を聞いて実践しただけで魔法に対する意識が変わり過ぎだもの。水魔法で索敵や液体を操るってどうゆう事なのよ、さらに今まで出来なかった無詠唱が普通に出来てるんですけど、あのボンクラ講師どもが役立たずなのかシンガが凄いのか・・」


「シンガがおかしいのが間違いない。だって私は空を飛んでしまった。空から見れば、まるで皆がアリの様だった。アハハハハ(ヤケクソ笑)」


「私も、ゴーレム作って操れてますしね。そんな存在はバンパイヤ種では伝説でしか残ってませんよ、きっと・・ははははは(乾いた笑)」


「私は、火の属性なのに氷が作れました。・・・属性って何でしょうね。(困惑)」


「メシ・・当主様のお陰で私は重力魔法をもっとうまく使えそうです。ありがとうございます。(喜)」


「わ、私がそ、蘇生魔法・・聖女・・カク(気絶)」


【いやはや、シンガの師匠であるスズカの教えってのはすごいぜ!まさかこれ程の効果があるなんて・・・しかしどうやって話を聞いてるんだ?私には姿も見えず声も聞こえないんだがね。】


それぞれが楽しそうに談笑してる、と思う。ダメ元でいろいろやったら以外に出来た。レピの声にひとまず無視を決めて後で言い訳を考えよう。今回で空気中の魔素を利用して全員が周りの状況を感知することが出来る様になり、黒曜はエウレカの様に木の板を利用して空を飛ぶことが出来た。ルナリスお姉様はゴーレムを作成・操作できるようになり、義覚は氷を作れるように、重力魔法の娘は自身の重さを変えるのはもちろん空気の重さも変えることが出来て、回復魔法の獣人さんは蘇生魔法が使える様になった。周りもびっくりしていたが、つまり聖女が誕生したらしい。おめでとう、王都にある聖王・聖女教会に行けば黒死病のステージ4になるまで左団扇で生活できますよ。


「お、王都には住みません。私はこの力をこの地の皆や大恩ある殿の為に使います。だから、ヴェラ様、蘇生魔法が使えるのは秘密にして下さい、お願いします。」


気絶から復活した彼女がヴェラ嬢に頭を下げている。


「言う気は無いわ。蘇生魔法が使える貴女がこの地に居てくれるならシンガに万が一があっても安心だもの、だから心配しないでね。ただ、いつまでも隠しきれるものでは無いわ。自ら連絡してムートン男爵領で活動する方が良いと思うわよ」


蘇生魔法を使える存在は聖王や聖女となる為に教会に連絡して領地で独占や本人に不利益が起こらない様に管理される・・とは言っても本人の希望で隠れて居る場合ももちろんある。バレたらその貴族にめちゃくちゃペナルティーが課されるけどね。なので、教会に連絡して本人がどうしてもと希望した場合は毎年派遣料を支払って滞在してもらう事で許可が出てたりする。いまは、領地が貧乏なので本人と話して来年ぐらいに蘇生魔法に目覚めた事にしてもらおう。


「殿、安心して下さい。派遣料は私が教会から支払われるであろうお給料から支払います、足りない分はクエストで稼ぎます。決して殿に迷惑はお掛けしません。なのでお金の事は気にせずにムートン男爵領に置いて下さい、お願いします。」


提案に何度も断るがクスノキ班の娘は頑として聞かない。こちらはとてもありがたいがそれは良くないと思う。せめて何か出来る事は無いか?と聞いてみる


「で、でしたら、恐れながらお願いがございます。・・・よろしければ、その、名を頂けますでしょうか?」


真っ赤な顔で頭を下げながらお願いされる。名付けか~そう言えばヤツフサや義覚達は名があるけれど、それ以外はクスノキ班の娘やハセ班の娘だものな。何故に真っ赤になるか分からないけどね。


「失礼ながら流石に分を弁えるべきでしょう。当主より頂ける名付けは代表者だけが許される神聖なる物です。彼女の立場で名を求めるのは当主様の特別を求める事になります、人族で言う妾をイメージして下さい。それと、聖女になれば名を頂くか自分で名乗れます、必要ありません。」


義覚が断る様に進言してくる。周りを見ればヴェラ嬢達も同じ様な気持ちらしく目が合えば頷く。気のせいかヴェラ嬢とルナリスお姉様の彼女を見る目が怖い。そっか~名付けってそんな意味があったんだね。・・え!?この娘は俺の妾さん希望なの?いや、そう言う感覚だよと言った例えやからそうや無いんやろうけど、貴女は綺麗な娘やからモテるでしょうに何故俺みたいなモブに好意を持ったのよ?


「・・ごめんね、名付けは出来ない。」


「いえ、無知な為に分を弁えず無理なお願いをして申し訳ございません。殿はお気になさらないでください。皆様も今の事はどうかお聞き流しください。」


義覚の言葉を聞いて赤かった顔を青くしながら再度頭を下げるクスノキ班の娘。なるほどね、俺に対する好意と言うよりもただただ、名前が欲しかったのかなとも思う。呼ばれることへの憧れが今回の願いになったんじゃないだろうか?・・折角だし少しばかり話をしよう、名付けではなくただ話をね


「・・ちなみに、突然なんだけど。僕はヒメユリと呼ばれる花が好きなんだ。もちろん他にもいくつか好きな花はあるけどその中の一つだよ。君を見ていると急にその花を思い出したんだ、確か花言葉は 誇り だったと思う、良かったら覚えておいて欲しいな。」


「え?・・・っつ、は、はい、決して忘れません。ありがとうございます、殿ありがとうございます。(泣)」


今までの名付けと違い花の名を告げる。ヴェラ嬢がしょうがないわねと言った表情で俺を見てる。義覚も苦笑いしてるがなんとなく嬉しそうだ。


「シンガ様、私にも好きな宝石や花を教えて頂けますか?なければなんか適当で良いので、明日からその名を名乗ろうかと思います。」

「えっと、ルナリスさん急にどうされました?」


クスノキ班の娘に花の名を伝えたらルナリスお姉様が訳の分からない事を言い出した。


「ルナリスですか?分かりました、明日からシンガ様が私の為に付けたルナリスを名乗ります(笑顔)・・カクン」


・・・ホンマにどうした?レピが慌ててヒト噛みしてた。力失く地面に横たわるルナリスお姉様をハセ班の娘が小脇に抱えて屋敷に歩いて行く。持ち方よ(笑)


【危なかったぜシンガ。お前さんと言うかムートン男爵領にはやはり変な力があるのかもしれないぜ。】


「・・シンガ、ごめんなさいね。実はルナリスは黄昏焦燥症(エクリプス・アンクスィエティ)を患っているの。しかも末期だから治らないのよ、許してあげてね。」


レピさんが話しているとヴェラ嬢が告げた病名に頭に??が浮かぶが義覚達が そ、そんな!? 見たいな表情を浮かべて居る。ちなみにレピさんも驚いている。


「それってどんな病気なのでしょう?聞いた事が無いので、すいません。」


「通称、エクアンは話す時に右目を左手で隠しながら話したり、謎の能力が使えると思い込んだり、闇夜に左腕が疼いたり、普通に話せば良いのに分かりにくい言い回しで話したりする成長期にかかる病気です。」


義覚の説明に前世で思い当たる病気がある。そう、中二病だね又は厨二病。そっか~ルナリスお姉様は中二病を患っているんだ。数百年生きておられるのに(笑)


「それって治らないのかな?」

「末期までになりますと・・残念ですが・・」


「ヴェラ嬢、何故ルナリスさんが末期だと分かったのですか?」

「ルナリスが一人で居る時に聞いてしまったのよ・・ヒエラティック・テキスト(神官文字)を話す所」


・・・遊戯って来たか。周りを見れば悲痛な表情を皆が浮かべている、そんなにか~


「ちなみにですが命には影響がありますか?」

「命には問題ありませんが、これ以上進行すればとても恐ろしい事が・・・」


義覚が説明しながらも悲しみに暮れている。恐ろしい事とは何だろう?深夜テンションでポエムを友達の家に電話して読み合う事だろ・・・あ、頭が・・ふぅ、突然激しい頭痛に襲われた、何かを忘れた。


「その恐ろしい事ってなにかな?」

「女性の場合は語尾に・・へけっ!が付きます。」


「・・・・ごめん。なんだって?」

「語尾に、へけっ!が付きます。」


・・とっとこ・・ハム・・か~い!!楽しそうやな、ルナリスお姉様がへけっ!へけっ!言うのおもろいかもしれんな(笑)ただ、周りは絶望した表情をしてるからこの世界ではとんでもなく辛い事みたいだ。


「シンガ、今日の私の晩御飯のおかずはちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、グラムで分からないぐらいの量なら少なくして良いからルナリスに分けてあげて。」

「ホントに⁈え、本気で言ってる?黒曜があの黒曜が?マイ秤を持参してご飯とおかずの量を測って皆よりちょっとでも少ないとガチギレする黒曜が分ける?・・・こっわ」


この世界では女性が語尾に付くへけっ!はとても悲しい事なんだと理解した。食事の時にルナリスお姉様が何故か無言でヴェラ嬢を穏やかな表情で見つめていたのにヴェラ嬢は決して目を合わすことは無かった。





「お前さんは彼女を愛してるんだろ?なら、そばにいてやりな。これは俺の仕事だぜ。」

「でも、・・彼女が愛しているのは貴方の事だ。」


「過去は過去、お前さんが未来を彼女に与えてやるんだ。スズカの花の実があれば彼女の目は治る。俺はクエストで来ただけだ、終われば旅に出る身なんだよ。・・・あとは頼むぜ。」

「まさか、僕たちに遠慮して?なんでそこまで。」


「そんな事、見ればわかるだろ?穢れた俺には彼女は綺麗すぎる。じゃ、行くぜ。」



【シンガ、これがスズカの花の実だ。・・これを渡せばクエスト終了だ、なあ、辞め時じゃないのか?黄金聖闘士で世界を回り戦いに身を置く生き方を彼女とのんびりと生きていく生活に変えても良いんじゃないか?】

「なんだよレピ、その歳でもう隠居生活を望むのか?アイツを見つけて倒すまではのんびり何て出来ないのを知ってるだろう?」


【・・・そうだったな。ちくしょ~のんびりと出来るのはまだ先の話だぜ。】



「おめでとう!綺麗よ!」

「おおい!やったな!おめでと!」


【シンガ、良いのかい?せめて一目でも見ていけば良かったんじゃないのか。】

「よせよ、レピ。心が鈍るぜ、情けない姿を相棒のお前にも見せる気はないぜ。それと、ノワール教皇から帰還せよとのお達しが来た。次の仕事が待ってる。」


【まったく、蛇使いが荒いと思うがね。ノワール教皇様は・・】

「今日ばかりはレピの意見に賛成だ。・・・・・2人共幸せにな。」


「どうじでぇ~ジンガ~!!ズギ~!!こんだのひどづぎる~(号泣)・・・あの女ぶん殴る、でもシンガは渡さないからありがと~私のものよありがと~」

「ヴェ、ヴェラ嬢、少々、入り込み過ぎであります。落ち着かれるであります」

「こんなポンコツは気にしないでおきましょう。セレスティーヌ様。」


えっとルナリスお姉様?口悪ない?・・・気のせいやな!今日も無事に終わったぜ!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。