2日目ペトリコール鉱山攻略交渉準備
今回のアクセサリーを作るのにあたり必要な物。もう一度言うがそれは魔導銀と呼ばれる鉱石。粉上にした鉱石に魔力水を加えながら混ぜて型にはめ一度冷却するとその形を記憶し別の形に加工しても特定の魔力を流せば元に戻る。宝石を砕いて混ぜれば宝石の硬度になり武器などにも使用できるはず、多分。だって、宝石を混ぜるとかそんな使い方した人居ないもん。ともあれ鉱石については前世で言う形状記憶合金と思えばいいだろう。
その鉱石が手に入る場所がムートン男爵領外れにあるペトリコール鉱山だ。お隣の貴族、タルボ男爵家の外れにもなり所有権がめちゃくちゃ分かりづらい。実は毎年この鉱山の土地半分を王国に税金として払っている。更に、所有権をタルボ男爵に売ろうとしても魔導銀は残念ながら高価な物じゃない、魔力水や他の物と混ぜて使用するのが基本だから単品だと只の石だからね。相手も渡されても持て余す処か支払う税金が増えるだけ。でムートン男爵家の事情で言えば、人口が減って手が回らないのもある、厄介なことに今ではお互いが放置していたからなのかモンスターの住処になっていた。このまま放置しておけばスタンピードが発生する危険もある。
「ヤツフサ、ペトリコール鉱山を攻略したいんだけど、現状の戦力で出来るかな?」
「は!殿の命とあらばこのヤツフサ並びにこの地に居るすべての者達の命によって攻略を約束いたします。成功の暁には、某達の代わりをこの地に・・」
「待て!・・良いかヤツフサ、今後も僕はお前に頼み事や命令などを必ずする。でも、死ぬことは許さない。少しでも死の危険がある命令なら断るか代案を用意しろ。武器防具が必要なら購入を、人員が必要なら増やす事を、当家だけで無理なら別の貴族との共闘を考え提案しろ。武器や防具は替えが効くがヤツフサ達に替えは無い!お前たちの今まで培われた知識や経験に勝るものは無いんだ。ムートン男爵領で働くなら、武器防具を捨て生き恥をかいても再戦の為に生き延びる事を選べ。僕にとって死兵とは死んだ兵士ではない、死の淵にありながらも生きて生還をし経験を、次に同じ事が起こっても対応できる、意思を後進につなげ死んでも未来に生きる事を言うのだ、出来ないならこの地を去って良い。」
「で、ですが殿。以前仕えましたる男爵家では、武器防具の方が某達よりも高価だから決して身一つで帰る事などあってはならぬと、死んだ同胞の武器を拾ってでも帰っ・・」
「ヤツフサ。そんなに以前仕えた男爵家が良いなら案内状を書くよ。なんならヴェラ嬢に僕がお願いして一筆頂こう。・・・いいかお前は今、誰に仕え何処にいる?ムートン男爵家は武器や防具ではなくお前たちの知識と経験を買った、ここに居るなら死ぬまでその知識と経験はムートン男爵家の物だ。ただの物言わぬ武器や防具に興味は無い。簡単に死ぬなんてその胸の装飾と班名は飾りかい?」
「当主様そうなりますと、私達の知識や経験もでしょうか。今までは乗っ取りを恐れられ口出しするなと言われてきましたが・・」
「もちろんだよ、義覚。君たちの今まで培って来た統治能力や管理能力をムートン男爵家で生かせる所はすべて使ってもらう、僕は若輩浅学で頼りにならないだろ?その点、これまで皆は色々な家に仕えて良い所も悪い所も見て来たはずだ、そんな義覚達の知識を使わないなんて無駄は出来ない。僕が間違った行動や判断をしたら遠慮なく注意をしてほしい、・・・出来るだけ治すように頑張るからね。もちろん後進の育成もだよ。それに乗っ取るも何も、ここは君達の土地でしょ?一緒にこの地を繁栄させようね、大変だけど頑張ろう(笑)」
俺の言葉に二人がキラキラとした目で見つめている、やる気はあるみたいで良かった。後さ自覚してほしいんだよね先日も言ったけどさ、ここはムートン男爵領と言う名の君達の土地でもあるんだ。
「この報告書にもある怪我による精神的な症状での戦闘に難がある者には、後進に戦闘経験を元にした座学の講師等の役目やギルドでの仕事を紹介する。現状の仕事内容で適性が無くても絶対に見捨てるや諦めさせるな、他の貴族や土地がどうあれムートン男爵領では皆の力が必要だ、他にも何かあればその都度報告、連絡、相談をする、又させるように。二人とも肝に銘じてほしいが人材の材は財産の財だ、簡単に失う訳にはいかない。皆にも周知徹底をしてね」
〖承知致しました。〗
「私もシンガ様の仰せの通りに。」
【シンガ、私の教育の成果が出ているようで何よりだ。】
二人の返事に笑顔で頷く。レピさん貴方から教わってません、出番が少ないからってすねないの。ルナリスお姉様、貴女の主人はヴェラ嬢です。
「えっと、エリリお義母様。失礼ながらムートン男爵現当主ってその、私の知る他の貴族の当主と比較してもシンガの考え方やカリスマ性と2種族を扱う能力は・・改めて前例など意味が無いと思える程ですわ」
『・・ヴェラ嬢、シンガと比べるのは可哀想です。普通の男爵家なら問題なくても、相手が悪すぎます。今更あの人が帰って来ても居場所無いんじゃないかしら。いっそこのまま王都で愛人でも作らして男爵家から放り出すのが良いかもしれませんね。ヤツフサもギカクも、いいえムートン男爵領の2種族全員がシンガ個人に忠誠誓ってるようなものでしょうから、纏まらないでしょうし、しかしお嬢様もすごかったけど、ねえ元執事ちょ・・・ええ⁈めっちゃ泣いてはる、どないしたん。うそ⁈元メイド長も?』
「私達の行動に間違いは無かった。これほどの麒麟児を御産みになられていたとは、惜しむらくは私が老いて傍に仕えられぬ事、悔しくて思わず涙が出てしまいました。」
「ええ、まさしく王佐の器。私が10年遅く生まれてお嬢様にお会いしてれば、お仕え出来ましたのに・・」
ヴェラ嬢とエリリ義母さん達のちょっと怖い話声に気が付き視線を向けると老夫婦が静かに泣いていた。先日の話のお陰でお互いと言うか俺の中の誤解が解けて、今までの態度は今後は必要ないと話し合い、今では普通に良いお爺ちゃんとおば・・お姉さんだ。
「あのですね、老夫妻のお二人には皆の御意見番や後進育成とカインの教育係としてまだまだ働いてもらいますよ。歩くのが困難ならこちらが部屋に伺いますし、車いすも用意します。当家は貧乏で人材不足なので手足が動かないなら口で、喋れないなら目で教育指導してください。」
「これはこれは、お嬢様よりも人使いが荒い。いやはや、仕える人物を間違えましたかな(笑)」
「たしかに、のんびりなどさせてもらえそうにありませんね、おほほほほ。」
俺の言葉を聞いて二人が嬉しそうに笑う。そして、元執事長から提案を貰う。
「それでは、老婆心ながらシンガ様。ペトリコール鉱山の攻略をお考えなら、タルボ男爵家に共闘を打診なさるべきだと思います」
「理由を聞いても良いですか?」
「ペトリコール鉱山の所有権がややこしい為に黙って攻略を行い後から問題となるなら初めから所有権を決めて攻略を一緒にすれば足りない人員を埋める事や問題も起こらないと思いますな」
「確かに、所有権に付いてはムートン男爵家で貰うとしても絶対に話し合いは必要ですからね。」
「シンガ、貴方はペトリコール鉱山の所有権をタルボ男爵家と争うつもりなのかしら?」
「いいえ、争うつもりはありません。所有権を今のまま半分としても何らかの争いになる可能性があるなら所有権はムートン男爵領で半分の土地代をタルボ男爵に払うとすればお互いに納得できる交渉がやりやすいのではと思うのです。」
「なるほど、当主様の言う通り売り上げや、土地の状況ではなく決まった金額なら相手も納得しやすいでしょうね。」
「交渉材料としては、所有権がムートン男爵家になるならもちろん税金やモンスターの間引きを含めた管理等もこちらで全部行う、タルボ男爵家は今まで通りでありながらお金が入る所がメリットだね。しかも、鉱山が枯れても土地代は貰えるからね。(笑)」
俺の言葉に皆が難色を示している、そらそうだ、俺達は雑用を含めやる事はいっぱいになる。しかも鉱山が枯れれば余計な出費が増えるだけだ。
「さて、エリリ義母さん、老夫婦、義覚はハセ班を全員呼んでくれ。ヤツフサ達、クスノキ班は散歩がてらヴェラ嬢とセレスティーヌ嬢に領地の案内と護衛を頼む。黒曜、琥珀はカインの相手をお願いする。今回の交渉で必要な情報及び交渉目的を共有するよ。すいません、ヴェラ嬢は退室願えますか。」
「・・シンガ、お願い。私にも出来る事はないかしら?貴方の力になりたいの。この場で見聞きした事は決して他言しないわ。ダメかしら?」
ヴェラ嬢がお願いしてくるがさすがにムートン男爵家の問題だけど・・まぁ、正直聞かれたとて問題は無い。だって貧乏男爵家の小銭稼ぎですよ。小銭で済ます気は無いけれど。どうすっかな~
『シンガ、ヴェラ嬢は公爵家令嬢です。私達よりも優れた帝王学、領地管理を学んでおられるはず。きっと貴方の力になると思うわよ。あと、カインも勉強の為に参加させましょう。』
「・・ふぅ~。ルナリスさんはすいませんが退室願います。ヴェラ嬢、協力をお願いします。」
「はい!任せて。分からない事があれば聞いてね。」
「では、私は退室いたします。お嬢様・・・大事な大事なアタックチャ~ンス!」
ヤツフサ達とセレスティーヌ嬢、ルナリスお姉様が笑顔で退室していった。しばらくしてハセ班6名が地図などを持ってやった来た。
「じゃ、始めよう。先ずは鉱山を管理することによる人員増加数と経費を算出。そこに僕が思う仕事の割り振りと収入源が現実出来るのかの確認。それと鉱山を利用した・・・」
一通りの説明をしてそれから総出で作業に入る。
「シンガ、ここの採掘量を少なくしてみては?鉱山の長期的な運用が見込めるわ。どうかしら?」
「・・・駄目ですね。これだと領地の年間収入確保が難しくなります。鉱山1カ所の運用ではなく領地全体の運用で考えてもらえると有難いです。」
『シンガ、これはカインも喜んでる。だってほら、ここの色が変わるのよ』
「エリリ義母さん、確かに色が変わってるカイン良かったね。」
「シンガ様、ギルドマンを雇いモンスターの間引きを行ってはどうでしょう?当家の人員は日々の監視のみで経費を減らせますが。」
「駄目だ、人員は減らさない。実践に勝る経験なし、教育等を兼ねて間引き作業に関わる当家の人員はむしろ増やすつもりで考えてください。義覚、さっきお願いした収入と支出の計算は終わったかな?」
『シンガ、この髪型は似合ってると思う?どうかしら?』
「エリリ義母さん、綺麗ですよ。とてもお似合いです。」
「次にこちらが、当主様考案のローテーションでの食費や経費になります。当主様から頂いた数々のレシピがあれば食費は多少、少なくされても問題は無いかと思います。」
「ありがとう、義覚。それと鉱山の麓に小規模の砦を幾つか立てたいんだけど警護の人員・・・しまったな。ヤツフサも参加させれば良かった。次は参加してもらおう。」
『シンガ、これカインも好きで可愛いと思うわよ。ここがパタパタするの』
「素晴らしい、流石はエリリ義母さんです。可愛いですね。」
「お兄ちゃん、ここの森はどうするのでしゅ・・ですか?」
「おお凄いなカイン、ここの森はね食べ物があるから住んでるモンスターを皆で倒しに行って飼育出来るモンスターや花や食べ物の種を持って帰って領地で育てたりするんだよ。飼育したモンスターの肉や素材を売ったりするんだ、凄いねカインよく見てるね。」
『シンガ、私は変身するたびにパワーが増すの、その変身をあと2回も残しているのよ。・・・その意味がわかるかしら?』
「エリリ義母さん、その着ぐるみもお似合いですが、体調は大丈ですか?かなり暑そうですよ。」
「皆さんありがとうございます、お疲れさまでした。これで交渉はもちろん、今後の領地開発もうまくいくと思います。」
数時間の会議で一通りの形が出来た。いや~改めて義覚達ってすごいね。高性能AIを相手にしてるみたいだったよ。めちゃくちゃ助かりました。知識量が半端ない。
【シンガ、私の気のせいか若干1名は、いや、2名は会議の内容に参加してなかった気がするんだがね。】
良いんです、エリリ義母さんは癒し枠なんで良いんです、楽しそうだから良いんです。
「鉱山所有権の交渉の資料作成のはずがムートン男爵領の今後の展開までになるなんて、それは今更だけど他人の私が聞いても良い事なの?やっぱり結婚してる?・・・負けた敗因は折角のアタックチャンスで角を取らなかったから・・・」
「どうして次から次とあんなにもアイデアが出てくるのか、頭のネジが壊れてるのではないでしょうか、老骨には堪えました。」
「・・・当主様は人族なのでしょうか、もしかして伝説のスーパー人族ではないでしょうか?若輩浅学は言葉の意味をご存知ない?」
『お嬢様もたいがいでしたがシンガも本当にかなり頭おかしいわね。2人がもしこの場に一緒に居たら・・・あら気のせいかしら寒気以上の寒気がするわ』
「お兄ちゃん、かっこいい」
「はいはい、皆さんお茶をどうぞ。シンガ様もゆっくりなさってください。」
元メイド長が入れたお茶を飲みながら皆から称賛・・あれ称賛あった?貶されてるだけじゃない?カインありがとう、その言葉で俺、24時間働けるよ。何はともあれ、タルボ男爵家に速達で手紙を送り話し合いの予定を確認する。明日には返事が来るでしょう、それまでに、タルボ男爵家の状況を再度確認しよう。
現状は当主が病に伏せっているのでタルボ男爵家令嬢のコゼット嬢が当主代行、そして弟の次期当主のエメ卿。今回の交渉相手はコゼット嬢になる。
「義覚、タルボ男爵家の令嬢。コゼット嬢の情報を教えて欲しい、知ってるかな?」
「はい、私が知りうる限りになりま・・」
「待って!コゼット嬢は私の同級生よ。クラスも一緒だから私が人となりを教えることが出来るわ。なんでも聞いて、私に聞いて。」
義覚に相談するとヴェラ嬢が慌てて話に参加して来た。同級生でクラスも一緒なら色々と話を聞けそうだ。
「では、コゼット嬢の性格や考え方などを教えて頂けると助かります。」
「分かったわ。性格は私より普通ね、容姿も私より普通でスタイルも私より普通。考え方は彼女本人じゃないから分からないわ、自分で言うのもなんだけど私の方がめちゃくちゃいい女よ。コゼットなど、まぁシンガが気にする価値などないわ。」
安定の答えでした。予想通り、ブレ無し、意味無し、ハイライト無し。
「ヴェラ嬢、ありがとうございました。とっても参考になりました、ではこの後は僕は夕食の準備と舞台の準備をいたしましょう。義覚、手伝ってもらって良いかな?エリリ義母さんやヴェラ嬢はゆっくりと休んでいてください。カイン、老夫婦とハセ班の皆もゆっくり休んでね。」
皆に声をかけて部屋を出る。廊下を食堂に向かいながら義覚に声をかける。
「義覚、コゼット嬢の情報を纏めて夕食後に僕の部屋に持って来て欲しい。」
「承知致しました。」
食堂に入り今日の夕食を準備する。こちらにはすでに数名の鬼種族、キンクマ班が待機して居る。
「お待ちしておりました当主様。こちらが本日使用の材料になります、ご確認ください。」
「ありがとう。この食材の中で君達の苦手な物はあるかな?無理して食べなくていいからね。一応、工夫はしてみるから食べれそうなら食べてみてね。」
「はい、先日は少し戸惑いましたがコクヨウが美味しそうに食べていましたので試しにと私達も頂きました処、数名は気にならずに食することが出来ました。」
俺は彼女たちの言葉にうなずきながらも今日の料理を考える。
(苦手な食材を少しでも食べれるように工夫出来れば、今後の生活にも必ず良い事があるはずだ。思考を止めるな、出来る事は必ずある。)
当家の現状は手に入る少ない食材で日々の食事もままならない、今回の鉱山攻略には付近の森に育つ食材と飼育できるモンスターの確保も計画にある。所有権は必ず手に入れなければならない。再度決意をあらわにして今日の夕食準備に取り掛かった。
【シンガ、遅かったぜ。・・もう事切れてる。】
「そうか、残念だ。」
足元には先日、ギルドで登録したばかりの新人が倒れている。正面からの袈裟斬りによる一撃、切り口の鮮やかさからもかなりの使い手だと思われる。この街に調査に来て数日、俺(琥珀)は未だに事件解決の糸口さえつかめていなかった
【しかし、ノワール教皇も蛇使いがあらいぜ。あ~あ、のんびりと巣穴でやすみたいぜ】
「まぁ、そう言うなよ。新人ギルドマンの被害が増えてるんだ、頑張ろうぜ。」
シュー・・キン
「自警団隊長と渡り合う腕を持ちながら、子供を使い、新人ギルドマンを殺める・・許せんな。貴様を切るのは、真っ向~唐竹~割りと決めた。」
「しゅらくせ~」
俺の投げた小柄を木の上で周りを伺っていた、犬獣人が弾き一瞬視線を躱して飛び降りて来る。
カキン・ズシュン
「・・すげぇ~な~、お前さんいったい何者だい?」
「山羊座の黄金聖闘士、シンガ・ド・ムートン。」
額から血を流しながらの問いかけに俺(琥珀)は立ち去り際にマントの背中を相手に見せながらフードから顔をさらす。
「ご、黄金聖闘士・だった・のか・・」
ズシャ・・
相手が地に付し事切れる。
【やっと終わったぜ。・・イケねえ、自警団の奴らがこっちに来る。シンガずらかるぜ。】
「ああ、まったく目立ってはダメってのも考え物だぜ。」
俺達はあわててその場から駆け出す・・明日も人知れず3種族を守るために。
ナレーション (レピボイス)
3種族に知れず悪を今日も斬る、天下無双の山羊座の黄金聖闘士シンガ・ド・ムートン。おや?貴女も何かお困りごとかい?おうおう、そいつは大変な目に・・では、貴女だけに秘密の言葉を教えましょう。ギルドの酒場、部屋の隅に居るパッとしないあの普通の男。彼にこう伝えなさいな XYZ 依頼内容に心が震えた時、彼はきっと貴女を助けるぜ。ああ何故俺がそんなことを知ってるのかって?そいつを聞くのは・・・藪蛇ってもんだぜ(笑)。
「シンガ!!!カッコイイ!!シ・ン・ガ!ギャ~結婚して~(クッソデカボイス)!!!」
「おお!!お見事!!お見事であります!!」
「ちょ!?声デカ!うるさいです。お嬢様。」
ヴェラ嬢、声でっか!琥珀がビグンってなってましたやん。まぁ、楽しそうですけど。取り合えず今日も無事に終わりましたな。




