ムートン男爵領1日目家名問題大裁き。
後できっちりとした挨拶をするとのことでひとまず、エリリお義母さん達と軽く挨拶をして、フレア達を休ませるのと、ギルドに借りていた馬車を返しに行ってもらう。護衛達や御者の片達とは一旦お別れになる。それから散歩を兼ねて屋敷を出てすぐ久しぶりの領地へ。
おお!遠くに2種族の姿もチラホラ見える。やっぱり人がいるって良いよね、正確には人族ちゃうけど・・いやいや、これから人族の若者も綺麗でカッコイイ2種族に釣られて移住してくるでしょう!!なんか美人局みたいやけど、しゃあない。先ずは人口を増やさんと税収もなんもないからね。あら?あちらに可愛い獣人種のお子様がおられるお声をおかけしよう。そうしよう。
「ねえ?なんでそんな感じなのシンガ。あと、これはさすがにちょっと恥ずかしいのだけれど・・・」
「さすがシンガ卿であります、真の強者は普段はその強さを隠し、事が起こればっでありますな!存在を全く隠せてないでありますが・・・自分は屋敷に戻っても良いでありますか?」
「失礼ながら、ただ、現実逃避なされてるだけかと・・」
ルナリスお姉様正解です。そもそも、俺は学校に行く前も屋敷の外に出たことは無い、そう!6年間引きこもりでした。だからこうして外を、領地を歩くのはとても嬉しい、楽しい、大好き!である。う~ん空気は美味しいし解放感も・・・・全くない。
「そこの者!殿の御前である!頭を下げんか!ヴェラ様にも失礼であろうが!!」
「ええい!この紋章とこちらのお方が見えんのか!お前たちは誰のお陰でこの地に住めているか感謝せよ!!」
〖殿バンザイ!ヴェラ様バンザイ!!〗
〖殿バンザイ!ヴェラ様バンザイ!!〗
【ジークジオン!・・・もはや誰にも止められんのだ。】
ヤツフサが先頭に立ち声を張り上げながら道行く2種族に頭を下げさせていく、俺の左右に紋章の入った応援団旗の様な物を持った者達、そう達です。獣人種20名を引き連れてまるで大名行列の様に領地を練り歩く。レピも一緒になんか叫んでる。ヤツフサの殿呼びは注意したけどダメだったので諦めました。
「ねえ、ヤツフサ。ねえって!ヤツフサ!!」
「は!!殿、お呼びでしょうか?・・・おい!そこの者に早く頭をさげ・・」
「屋敷に帰ってくれないかな。」
「は!!おい!殿が屋敷にお帰り・・・」
「違うよ!ヤツフサ達に屋敷に帰れって言ってるの!」
屋敷を出て数分、我慢の限界が来た。あのね、頭下げろって言われた2種族の方達、50m以上先に居るからね?なんでこんな原っぱみたいな所で白い巨塔みたいなことしてるのさ、殿バンザイ、ヴェラ様バンザイって何?めっちゃ恥ずかしいんだけど。レピの もはや誰にも止められんのだ は言いたいだけでしょ!
「し、しかし殿。以前仕えました男爵家では毎月1度このように領内を領民の迷惑を顧みずただ、頭のネジが数本外れたとしか思えぬ嫡男様のどうでもいい自己満足の為に意味もなく無駄に練り歩いて綺麗な2種族を見掛けたら、ナンパして来いと言うくせに、連れて来たらモジモジして声をかけれないクソザコムーブをかましながら最後迄話かけれなかった癖に、 (近くで見たらそんなに綺麗じゃなかったな、俺のレベルに合わないよな?) と某達にワケわからない発言等をしてたのですが。」
「僕は自己満足の為に領民に迷惑をかける気も意味のない事もする気もナンパする気も無いよ!」
「申し訳ございませぬ。貴族は皆そうとばかり、ヴェラ様もお好きかと思いまし・・ひぃ⁈」
・・・ヤツフサ達のリアクションで見んでも分かるで、怒ってはる、めちゃめちゃ怒ってはる。空気おっも、メチャクチャ重い。
「シンガ。部下の失態は上司の失態、上司の失態は当主の失態。現状、最高責任者はどなたかしら?(怒)」
「~~すぅ。・・・我が義母上。ムートン男爵夫人かと思い・・」
「シンガ、今は冗談は好きじゃないわ。ど・な・た・かしら?(怒)」
「・・・ぼ、いえ、私、シンガ・ド・ムートンになります。」
「そう、大変お忙しい所、無理を言うけれど後でお話をさせて頂いてもよろしくて?」
「・・・はい。」
【わはははは、シンガ!怒られてやんの~】
男爵夫人であるエリリ義母さんが、男爵当主代行になってるのは間違いじゃない・・が、今日みたいに当主が王都に出稼ぎに行ってる間は領地に居る者の中では嫡男の俺になるでしょうね。エリリ義母さん達の体調を考えるとね。レピはホンマにまた泣かす。ヤツフサ達に屋敷に帰る様に言ったけど、一応護衛をするとの事でヤツフサを含めた3名が残った。今度は静かに領地を散歩する。
「やっぱり、人口が少ないと出来る事も多くないよね。もっと来てくれる方法が無いかな~」
「ですが殿、名乗りの噂のお陰で少しずつではありますが面接も増えております。まだまだこれからではござりませんか。」
「たしかにね。急に増えても給料が払えないし・・仕事も考えないと暇なだけだからね、難しい問題だね。」
「シンガはその歳で領地の運営にまで思いをはせているの?・・・私に手伝える事があれば遠慮なく言ってね。」
「殿、恥ずかしながら妻と違い某は人族の貴族についてあまり詳しくはございません、ヴェラ様は殿にお似合いのお方だと思いますが、公爵家の御令嬢様が男爵家に嫁ぐことが出来るのであり・・・」
〖出来ますわ!ません!〗
ヤツフサ!おま、お前何言うねん⁈あっぶな~ホンマにあっぶな~。ヴェラ嬢は耳まで真っ赤な顔して少し俯いている、ヴェラ嬢~暴走しすぎでっせ。・・・セレスティーヌ嬢、そんなキラキラした目でこっちを見ないの。
「ヤツフサと呼んでも良いでありますか?通常は出来ないであります。公爵令嬢が婚姻を結べるのは伯爵家以上でありますから、男爵家のシンガ卿では到底無理であります・・・がお二人はある御方の弟子、いけるであります!道ならぬ恋などぶち破るであります!!」
「ええ!今ならこの銀髪のエアリス・ゲインズブールと呼ばれる私、ルナリスも無料で付いてきます、凄くないですか?無料ですよ!とってもお得です!」
大混乱ですぞ~!!・・・残念ですがルナリスお姉様、俺はティファ・ロックハート派です。最初はユフィ・キサラギでしたが、断然ティファに代わりました。
「よ、よくわかり申した。と、殿の頑張りと某達の皆の頑張り次第で・・・でござるな。あはははは(焦)」
ヤツフサが2人の勢いにめちゃめちゃ引いてるのが分かる。2人共どしたのさ?特にルナリスお姉様。しばらく領地を散歩して屋敷に帰る。
『改めまして、ようこそムートン男爵領にお越しになられました。ムートン男爵夫人のエリナでありリリナです。そしてこの子がムートン男爵家次男のカインです。さぁ、皆様にあいさつを』
「はじめまして、カインです。あっと、ようこそムートンだんしゃくりょうへ・・・えっと・・たのしんでください!えへへへへ」
はい!拍手!!かわいい、かっこいい、ちゃんと出来ました。カイン凄いね天才だよ!
【シンガ、お前さんのそのカインに対する甘やかしと言うか兄バカは何処からくるのかね?】
はぁ~レピもまだまだだね。カインのすばらしさが分からないかな?3歳であの挨拶が出来るんだよ?自分で立ってこんな皆の前でなんて天才だよ!くぅ~この土地に生まれて良かった~!!ありがと~
「お招き頂きありがとうございます。ヴェラ・ド・マルゴーです。どうぞエリリお義母様達は遠慮なく娘の様に実の娘の様にヴェラとお呼びください。」
「お招き頂きありがとうございます。自分はセレスティーヌ・ド・ジスクール。ジスクール伯爵家長女になります、お見知り置きをであります。」
はい!かわいい。セレスティーヌ嬢はかわいいな~・・・ヴェラ嬢の挨拶後からエリリ義母さん達の視線がきつい。どうゆう事?って目が訴えてますが俺も知りませんし知りたくありません。2人のあいさつの後はルナリスお姉様やヤツフサ、義覚達が挨拶する。それぞれが泊まる部屋に案内するために廊下に出ると俺と獣人種の子供が接触して相手がこけた。慌てて手を差し伸べると・・
「申し訳ございません。この子の罪は親である私の罪です。どうか私を罰してもこの子はお許し下さい。何卒、子供と持っていた物ばかりはお許し下さい。」
俺の前で土下座をする新しくヤツフサの仲間になった女性。先ほど彼女の子供が持っていたタオルに紋章みたいなのが見えたのでちょっと質問したらこうなった。何故?
「シンガ、どうするの?私は貴方の決定にしたがうわよ。」
「あの、お嬢様。ムートン男爵家内の問題ですからいくら公爵家令嬢と言っても口を出すのはいかがかと思います。」
普通にこの場に居るヴェラ嬢にルナリスお嬢様が突っ込みを入れる。エリリ義母さんやカインも俺を見てる、ちなみにセレスティーヌ嬢は黒耀達と出掛けてる。
「あの、ヤツフサに聞き・・」
「殿!何卒寛大なお心で・・」
「あの、落ち着いてね。いきなり罰するとかでは無いから、まずは聞きたい事があるだけだから」
ヤツフサに声をかけるも同じく土下座される、なんやねん。落ち着いたヤツフサ達に話を聞くと、家紋らしい。聞けば獣人種族や魔人種族で家紋持ちは人族で言うと伯爵クラスの立場らしいから、へぇ~ええ所のお嬢様やん。・・・え!?そんな立場の獣人さんがムートン男爵家で働いてるの?
「家紋入りの物が僕達に見られたら何か問題なのですか?」
「それは、その、・・」
「家紋入りの物を持つのを見せる=家を興す気が有る。つまり、二心が有ると言われているのよ。」
俺の質問にヤツフサ達が答え難そうにしているとヴェラ嬢が代わりに教えてくれた。
「ああ、ムートン男爵家を乗っ取る気が有ると思わ・・」
「殿!決して、決してその様な事はございません。確かに、家紋入りの物を持っておりますが先祖代々の形見なのです、もう残っているのは僅かな物。どうかお許し下さい。どうか・・」
ヤツフサ達が地面に埋まる位に頭をこすりつけている。
「家紋入りの物を見せて下さい。持ってる方、もちろん全員の見せて下さい。魔人種族の方も一緒にお願いします。」
俺の言葉にその場に居る義覚の顔色も変わる。しばらくして数種類の家紋が入った物が部屋に届く。ヤツフサ達や義覚達が青ざめた顔色で俺を見てる。今までも形見を捨てられたりして来たんだな。しかし綺麗だね~・・・良しそうだ!
「エリリ義母さん、ムートン男爵家の紋章入りマントにこの家紋をそれぞれ入れる事が出来ますか?こう、左胸の辺りにワンポイント的な感じが良いです。メイド服や執事服も同じ感じで出来ますか?何れは自警団の装備にも入れたいな。」
『はひ!?』「おへ!?」「ぬふ!?」
「シンガ?何を言っているの、彼らがムートン男爵家を乗っ取るかもしれないのよ?家の紋章入りマントに家紋なんて前代未聞、人族の土地を渡すなんて王国に対する裏切り行為と見なされるわ!!」
俺の言葉にエリリ義母さん、義覚、ヤツフサと順番にその場全員が変な顔と変な声をあげる。ヴェラ嬢が慌てて俺の言葉を咎める。
「裏切りと思いたい人はお好きにどうぞ。エリリ義母さんどうでしょうか?出来ますか?新しく作るにはお金が無いので、裁縫の出来る方達にお願いしたいです。」
『・・・うふふふあはははは、やっぱりシンガはあの人の子供ね。とんでもなく面白い事をする。分かりました、次期男爵家当主様のお願いをお聞きいたします。もちろん、現当主へも私が伝えて問題が無い様にするわね。ガタガタ言うなら私のブレングリード流血闘術をお見舞いするわ。・・・使えないけどね、うふふ(笑)』
エリリ義母さんが爆笑してる、初めて見るな~冗談も初めて聞く・・使えんのかい!しかし、俺の実母ってそんなに変わった人なんやな。
「と、殿。宜しいのですか?我らは、その、」
「当主様、エリリ様達だけでは負担が大きいので、私達も、もちろんお手伝いいたします。・・・ありがとうございます。(泣)」
〖ありがとうございます(泣)〗
「ダメよ!流石に見過ごせ無い。シンガ、貴方は王国貴族なの王国のルールに従いなさい。人族の土地を守る義務があるのよ、それを家紋入りの物を持つ事を許すばかりか、紋章入りマントに家紋を入れるなんてダメに決まっているでしょう。貴方はムートン男爵家を潰したいの!!」
部屋の中が感涙に浸りそうになっているとヴェラ嬢の声が雰囲気を切り裂いた。
「ヴェラ嬢、これはムートン男爵家の問題です。余り口を挟まないで下さい、お願いします。」
「良いシンガ。貴方の為なのよ、今、ギルドに行って彼らの事を話せば、ムートン男爵家は助かるの、国に対する裏切り行為と連絡しなさい、このままシンガ迄罰せられるのは嫌よ。」
「ヴェラ嬢。僕の事を心配して下さってるのは嬉しいのですが。その、何が問題なのか分からないのですが?」
ギルドに行けと告げるヴェラ嬢に疑問を投げ掛ける。ルナリスお嬢様も俺とヴェラ嬢のやり取りを静かに見つめている
「だから、人族の土地を守る義務があるのよ。彼らには悪いけど、ムートン男爵家の領地を渡すなんて出来ないの」
「王国は彼らに名乗りを許してますから、永住権を持ってます。その時点で彼らの土地でもあるのでは?それなら別にムートン男爵家の紋章入りマントに家紋があっても無くても同じ事では無いでしょうか?むしろ堂々と家紋を入れて仲間を増やしてこの土地を守ってくれた方がありがたいのです」
「・・・それは・・・確かに・・・そうとも考えられるわね・・・・名乗りは許されてる訳だから・・んん?アリなのかしら?・・でも家紋は・・・やっぱりシンガは私が好き?・・あれ?私、シンガと結婚してた・・」
ヴェラ嬢が凄く悩んでる。ウンウン言う姿も可愛らしい。最後のセリフは今回の件に関係ありますか?してませんよ。
「さて、このままもう一つの問題も片付けよう。自警団の名前はムートン自警団ですが、各班名はそれぞれの家名を名乗るように、一班とかでは味気ないですからね。今後の募集の際にその旨を契約書に盛り込みますので身元確認はしっかりとお願いします。問題を起こせば場合によっては家紋を捨てて貰います。面接にはヤツフサ、義覚の両名は必ず参加する事。質問はありますか?」
「シ、シンガ様、班名を家名とする等・・失礼ながら王国貴族を刺激します、流石によろしくないのではありませんか?」
「ルナリスさんも気になりますか?そうですか~では、仕方ない僕が付けましょうそれならば問題無しですね。ちなみにヤツフサ、急ですが貴方の家名を教えて下さい。」
「は?そ、某の家名はその、クスノキと申します、・・それがいかが為されましたか?」
「良し!ヤツフサの班名に良い名が浮かびました。クスノキ班としましょう。皆さん、僕が決めた名で決まりました。いや~我ながら良い名が浮かびました(笑)ヤツフサ達は周りから家名ではないか?何故その班名か?と聞かれたら家名と似てるけど僕が名前を付けたと大きな声で言って下さいね。」
ルナリスお嬢様の質問に、ヤツフサの家名を聞いて大袈裟に俺が班名を告げる。ヤツフサ達の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃだ。もう、イケメン、美女が台無しですよ。
「どうですエリリ義母さん、ヴェラ嬢も凄く良い班名だと思いませんか?では、このまま、執事、メイドの班名も決めましょう。次は義覚の家名を教えて下さい。今日は何故か良い班名が浮かびそうです。(笑)・・あれ?義覚?」
「も、もうし、申し訳ありません。(泣)少しだけお時間を下さい、少し・・」
見れば義覚達もぐちゃぐちゃになってる。そうだよな、名前を勝手に変えられて仕えて捨てられて来たんだ、せめて、先祖代々の家名は守りたいよな。変わらない名前が欲しいよな。俺より長く生きて辛い事なんていっぱいあったに違いないさ。
『うふふ、ヴェラ嬢。いかがなさいますか?シンガを止める術があるなら今が最後でしょうね。まぁ、止まるとは思えませんが(笑)もちろんマントやメイド・執事服に至るまで家紋を入れさせてもらいます。』
「うふふふふ負けね、シンガってやっぱり凄いわね。でも家紋と言うのはダメよ。そうね、装飾と言うなら大丈夫じゃ無いかしら。私達に家紋の細かい所までは分からないから、家紋と呼ばずに装飾と言えばマントや服に縫っても良いと思うわ(笑)」
「なるほど、流石はヴェラ嬢ですね。良いアドバイスを頂きました、皆さんもお礼をして下さい。」
〖ヴェラ様、ありがとうございます(泣)〗
【シンガ、お前さん行商人には成れないかもな、ヤツフサ達全員が男爵領を離れるのを全力で止める未来が見えるぜ(笑)】
ヴェラ嬢も皆にお礼を言われて嬉しそうだし、皆ももちろん嬉しそうだ。良かった良かった。この後、老夫婦の元を訪ねて2時間ほど話をする。うん、話せて良かった、ちゃんと感謝の言葉も伝えられた。さてと、夕食と・・・舞台ですな。
キン・キン・ズシュ・キン・ズシュ
【シンガ!このままここを突破するぜ。遅れるなよ!】(マイクからレピボイス)
「ああ!なんとかなりそうだな」
俺(琥珀)は敵を斬り倒しながらレピの言葉に頷き洞窟を出ると周りを囲まれていた。
「ええい!こうなれば魔空空間に引き擦り込め!」
「コンバインオッケー・コンバインオッケー」(でぇべてらんボイス)
先頭に立つ敵の首領の声が空に響くと同時に、左腕に封印されたゴッドマーズの変身プロセス完了合図が聞こえる、剣を鞘に収め
「皆!このままじゃ世界が危ない!力を貸してくれ!叫ぶんだ。レッツ!コーンバイン!!」
〖コンバイン!!〗
会場の皆が手を突き上げ叫ぶ!俺は、両拳を右頬近くで握りしめ、前世の仮面ライダーブラックの変身ポーズを取る。俺の全身が煙で覆われ一瞬で晴れるとムートン男爵家のマントを羽織った12歳ぐらいの俺(琥珀)現れる。
ナレーション 素敵な低音ボイスの男性
ここで、コンバインプロセスを見て見よう、ゴッドマーズからの合図を受けて、皆の協力で、コンバイン力がMAXになり、シンガが変身ポーズをきめると僅か一ミリ秒で変身。伝説の聖闘士、山羊座の黄金聖闘士シンガへ変身する。
「きゃ~!私のシンガ!!こっち見て!!こっち!!きゃ~目があった!!私を見たわ~!!ふぅ~~素敵!!」
「おお!一瞬で凄いでありますな!」
「お嬢様、そのような大きな声を出されては、はしたないです。見てません、気のせいです。」
客席からヴェラ嬢の叫び声が聞こえる。舞台袖に居る俺がこっそりと彼女達を見てるとかなり楽しそうで良かった。しかし、なかなかな舞台装置ですよ、後・・琥珀ごめんね、ドペった上に年齢も変えてるからめちゃくちゃしんどいよね。約束した金緑の家は必ず新しく良い家にするからね。頑張って!




