夏季休暇領地に帰ろう②
最初の休憩場に着き夕食の準備や泊まる為のキャンプの準備をしていると琥珀が帰って来た。昼食は移動距離を少しでも稼ぐ為に馬車を動かしながらサンドイッチで済ませている、馬車の運転中はヴェラ嬢が俺の御者姿をニコニコしながら眺めているのが時折視界に見えていた。
「にゃはは~ん。最高だったにゃ。お尻は痛く無いし、揺れ無いし凄く、凄かったにゃ。」
変身を解いてご機嫌な様子に黒耀がイラだっている。分かるよ、こっちはめっちゃ揺れるしお尻も痛いよね、そう思えばヴェラ嬢は大丈夫かな?
「コハクの食事は無い。その辺の草を食べて(怒)」
「これこれ、意地悪しないの。琥珀もヴェラ嬢に頼まれたら断れないよね。」
「そ、そうにゃ。ヴェラ様に頼まれたら無理にゃ。」
ヴェラ嬢は琥珀が俺の馬車に来て少ししてから自分の馬車に戻って行った、もちろんカルメネールの嘆きマントを羽織っていて、護衛の獣人達となにやら話しているのが見える。
「取りあえず食事の準備をして行くよ。黒耀は水を汲んできて、琥珀は野菜を切っていってね。僕は鶏肉と火の用意をするね」
『分かった。にゃ。』
2人に指示を出して、火の用意をしていると。
【シンガ、お前さんに用事がある見たいだぜ。】
レピの声に顔を上げると少しばかり気まずそうな表情をしながら、護衛の獣人達と御者の5人がこちらに近づいて来る。後ろでヴェラ嬢が何故かどや顔してる。
「シンガ卿、少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか?」
「ええ、大丈夫です。何かありましたか?」
さっきは穢れ人と呼びながら、今はシンガ卿ねぇ。大体なんの事か予測がついた。
「シンガ卿の、いや、ムートン男爵家では名乗りを許されているとお聞きしました。本当でしょうか?」
「ええ、獣人種族は黒檀、魔人種族は墨鴉と名乗っています。それがどうかされましたか?」
やっぱりその話しになるよね~。学校で習いましたが、獣人種族は獣人連合国と呼ばれる種族の集まりがあり、魔人種族は魔王国と呼ばれる国があるそうです。何でそうですと言うのか、実は獣人種族、魔人種族は人族の土地に居候状態なんですね。ルクシオン砦から敵対勢力側の土地が元々、3種族の土地であり黒死病と敵対勢力の天人族とドラゴン族に追いやられて今に至るそうです。
「わ、私達もムートン男爵領で仕事をするので一族に入れてはもらえないでしょうか?」
「ムートン男爵領のギルドにて、もし面接を行ってたらそれを受けて下さい。なければすいません。」
俺の返事に彼女達の表情が曇る。さっきの続きだけど、居候状態の2種族は王国に労力を提供して決められた土地に獣人連合国や魔王国として留まる事を許されている。その場所以外の人族の土地に定着は認められて居ない、何故なら寿命が人間の数十倍から数百倍あるからだ。2種族の平均寿命は数百歳から数千歳になる。黒死病で亡くなるのがなければ、家が乗っ取られる事になりやすい。だからあくまでも、獣人種族は傭兵の扱いで魔人種族はメイドや執事を当代限りで勤めている。
「その、シンガ卿の推薦等を頂けたりは出来ないでしょうか?」
「ムートン男爵家にて一族の名乗りを認める条件は、次男、カインが許す者です。穢れ人である僕の推薦状等意味はありませんよ」
【シンガ、お前さんちょっとだけ彼女達に意地悪してるな?まぁ、確かに最初の物言いは良くなかったから気持ちは分かるぜ】
レピの言葉に心の中で頷く。土地に定着出来ない、その日暮らしの傭兵な彼女達は結婚や出産はほぼ、無理だと思う。黒死病で仲間を減らし、安住する土地も無い、子供も作れ無い。そもそも、長命種の宿命か子供ができにくい。その為、何れ遠く無い未来に種族が滅亡するのが容易に想像出来る。それを考えると結婚しているヤツフサは元々、かなりの立場にいた人物になる。まぁ、過去の事はどうでも良いか。
「シンガ、水を汲んできた。今日のご飯は何?」
「あ、貴女からも私をムートン男爵家で働ける様にお願いしてもらえないかしら?」
今まで、黙っていたバンパイア種族の女性が水を汲んで戻ってきた黒耀に声をかける。
「私はムートン男爵家と契約してない、シンガと個人的な関係。だから貴女の事は知らない、頑張れ。」
「シンガ、個人的にって何かしら?」
黒耀の言葉にヴェラ嬢が反応する。いつもと違い怒っている感じはなく普通に質問されてホッとする。
「黒曜は奴隷商人からの購入ではなく王都までの道中で出会い以降は一緒にいる・・そう、仲間でしょうか?同じ黒髪ですからね。」
「なるほどなるほど、分かったわ。ルナリス、私も髪を黒く染めます。すぐに準備を!」
「そのような物ございません。落ち着いてくださいお嬢様。」
「コクヨウに出来て私に出来ないなんてありません!」
あれ?黒曜との関係を説明したら一瞬でヴェラ嬢の目がグルグルになってる。えっと、こっちの世界では毛染めって魔力を発現させると色が戻るのであまり意味がないんだよね。
「僕はヴェラ嬢のワインレッドの髪が好きなので、黒くなるのは残念です。」
「もう、シンガったら、こ、こんな皆の前で 私が好き(クソデカボイス) だなんて、困るわ~、貴女達も他言はしないでね?ギルドとかで噂したらダメよ、本当にシンガは私の事が好きね。(笑)」
何故か急に落ち着きを取り戻すヴェラ嬢。周りの獣人達も気持ち引いてる気がする。ちなみに黒曜はこちらの事は無視して馬車を引いていた馬達に飼い葉や水を与えている、ありがとう。
「なんと、シンガ卿はヴェラ嬢の事をそのように・・・安心するであります。自分も、もちろん他言などいたしません。・・・なので詳しくお聞きしたいであります。」
いつのまにかヴェラ嬢の近くまで来ていたセレスティーヌ嬢の発言に頭を悩ませる、ちゃうんすよね~どうするかなぁ~だって、ヴェラ嬢に恋愛感情を持って無いのよね。素敵な女性ではあるのよ、前世で言うと仲の良い綺麗な近所のお姉ちゃんなのよね。
「セレスティーヌ嬢、僕も身の程は知ってます。男爵家の者が公爵家令嬢に等の勘違いはしません。」
「なんと⁈シンガ卿。道ならぬ恋でありますか?身近でこれは・・成就なら美味い・・いや、悲恋もまた・・自分は陰ながら楽し・・応援するであります!」
目がキラキラしてる。そっか~セレスティーヌ嬢も女の子だもんね、恋話とか好きか~もうええかなぁ?この先、俺の事をこれほど思ってくれる娘は現れへんよな、ヴェラ嬢ってめっちゃ良い娘やし、ごっつい綺麗やし、エリリ義母さんやカインの事を大事にしてくれそうやしね・・・あきまへん!俺は世界を放浪するんやで、根なし草の俺にヴェラ嬢はダメです。
【シンガ、お前さんの嫁さんにとても良いと私も思うがね。ただ、世界を巡る行商人は難しくなるだろうさ、公爵家令嬢が平民にはならないからな】
レピさんの言う通りですね。後さ、少しばかり気になってるんだけど、気のせいかもしれないけど、ヴェラ嬢はわざと暴走している感じがする。ん~上手く言えないのがもどかしい。
・・・ああ!?あれだ、前世であった学校卒業が近づいて来たら寂しさを紛らわせる為に急に思い出作りだなんだとカラオケ行ったりゲーセン行って無理やりテンション上げてる感じが近いかもしれない。そっか~俺は学校に一年間しか通わんからね、気を遣ってくれてるのかな?金が無いのもあるけれど領地でやりたい事があるからね。
「シンガ、食材が切れたにゃ。後はどうするにゃ」
琥珀が声をかけてきた。そちらに視線を向けると周りから悲鳴が上がる。
「ひぃ~!?」
「何!?」
何故か顔面血まみれの琥珀がいた。何で!?琥珀が切ってたの野菜だよね?よしんば、手を切ったとしても顔面血まみれは可笑しく無い?
「琥珀、顔面血まみれだけどどうしたの?何があったの」
「な、何もないにゃ。フレア様方に噛まれたとかないにゃ。ヴェラ様次は無理にゃ(泣)」
あ~なるほどね。フレア達には、ヴェラ嬢に琥珀が変身してたのバレたのね。そりゃ、彼女達からしたらせっかくのお披露目と長距離の旅の最初に全く知らない人物?猫獣人を乗せてたっと知ったら怒るわな。でもどうやって分かったんだろう?琥珀のドッペルゲンガーはレピの目じゃなければ分からないはずだけど。匂いとかかな?
【調子に乗って目の前で変身したり変身を解いたりしてからかってたら怒られるに決まってる・・・琥珀は何がしたかったんだ?】
レピの言葉に俺も頭に???が浮かぶ、アイテムボックスからポーションを出して琥珀に渡す。
「ありがたいにゃ、ふぅ~酷い目にあったにゃ」
ポーションを飲んで一息をつく琥珀に質問する。てか、注意する。琥珀のスキルは出来る限り他人に見せたくない。だから、ヴェラ嬢にもスキルの使用は制限があると伝えている。
「琥珀、もしかしてだけどさ。フレア達の前でドペったりしてないよね?」
琥珀だけに聞こえるように小さな声でスキル ドッペルゲンガーを使ってないか話しかけると俺の言葉に琥珀の体がビグン!?ってなってゆっくりと顔がこちらに向く。
「も、もちろんにゃ。ニンジンを食べてくれなかったからヴェラ様に変身して食べた瞬間に変身を解いてバカ笑いしたりしてないにゃ」
そら、怒られるわ、頭を噛られるわ。イヤイヤ頭を噛られるだけで済んで良かったわ。それともう一度しっかりみっちりとスキル使用時の注意点を伝えておこう。もちろんレピにも協力願おう。血まみれ琥珀の登場により話は一旦終了となり夕食作りを再開する。
「では、お召し上がりください。パンと野菜たっぷりのスープにサラダ、鶏の胸肉のステーキになります。パンは少し硬めになっておりますので気になる方はスープに浸してお召し上がりください。サラダも各種ドレッシングを用意しております、ステーキは数日薄味のソースに漬け込でありますがお好みで別添えのソース等をお使いください。あと。鉄板が熱くなっておりますので手をお触れにならないようにお気をつけてお食べください。もちろん、おかわりもご用意してございます。」
「うふふふふふ、シンガの手教理を頂けるなんてすごく楽しみだわ、それにとてもおいしそう。ね、セレスティーヌ嬢、ルナリスもそう思うでしょう?」
「馬車で長距離、キャンプとは思えぬメニューでありますな、アイテムボックスとは便利な物であります。・・いや、シンガ卿の腕を疑っている訳ではないでありますよ?」
「はい、お嬢様。ですがシンガ様、私も頂いてよろしいのですか?」
何故か、夕食をヴェラ嬢達に振舞うことになった、まぁ良いですけど。料理ぐらいは、と言うか自分の口に入れる物を自分で準備出来れば色々と便利だからね。どうせなら、ヴェラ嬢だけでなくセレスティーヌ嬢、ルナリスお姉様の意見も聞きたい。・・・例の5人にも振舞っている、意見は多い方がいいからね。誘った時に困惑と警戒されたけど今は別に用意されたテーブルで恐る恐るヴェラ嬢が食べ始めるのを待っている。
「っつ・・・これは⁈なんちゅうもんを食わせてくれたんやなんちゅうもんを、こんな旨い鶏ステーキは食べたことない、いやそやない、何十年か前に食べた記憶がある。旨い、ほんま旨いこれに比べると王都の5星レストランの鶏ステーキはカスや!!」
ヴェ・・・誰?
「おお!シンガ卿の作る料理とは歴史や伝統を否定するのではなく、新しい感覚や解釈でアレンジして前進していく物なのでありますな!史上最年少の特級厨師の肩書は伊達じゃないであります。」
セレス・・・だから、誰?
「忘れていました、料理人が持つべき武器は包丁じゃない、お客様を喜ばせたいっていう気持ちだったことを・・・完敗です。この食戟、私の負けです。」
ルナ・・・そやから、誰?
「うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉつ!!」
やかましな!・・・・5人共どこに向かって走って行ってるねん、帰ってこんかいな。せやからなんやねんこの状況!!しかもそれぞれの作風変わってない?大丈夫かこれ?・・・
『ご馳走様でした!!!!』
おかわりもして貰えたし、ひたすら料理を作って食べてもらった量を見るに中々の出来だったと思う。テーブルの上を片付けて、自分の分を用意し始める。さっきまでは全員のおかわり等の対応で食べる暇がなかったからね。レピも食事は済ませてあるから俺だけならすぐ終わるさ。
「ちょっと待って、シンガは今から食事なの?」
「はい、そうですよ。皆様の食事中はおかわりの対応などで食べてる暇などありませんから。」
「あ、貴女達!護衛やメイドでありながらシンガを差し置いて何をのんきに食事など・・・」
「ヴェラ嬢、お待ちください。僕がお願いして食べてもらったのです、お怒りになられるという事は僕の料理はお口にあいませんでしたか?」
ヴェラ嬢が黒曜、琥珀、その他5名のメンバーに怒りの声を上げるが俺の言葉に続きが止まる。
「僕がもてなしたいと思い声を掛けたのです。皆さんに聞きたいのですが、お食事は、僕の料理はどうでしたか?」
「シンガの料理は大好き。今日も美味しかった。」
「いつも美味しいにゃ。もちろん今日もおいしいにゃ」
黒曜と琥珀が感想を言ってくれる。ありがとう、いつも料理の実験台にしてごめんね。
「シンガ卿、とても美味しかったであります。」
「シンガ様、おいしかったです。今度宜しければお金を払いますのでレシピを教えてください。」
『た、大変美味しかったです。』
皆の言葉にうれしくなる、いや~頑張った甲斐がありますな。いかに安く、手に入りやすい食材で満足してもらえる料理を作るか、食の道は長く険しいからね。・・・いや、行商人を目指してるけど。
「僕の料理に満足してもらえることが何よりもうれしいです。僕にとっては食べる順番や立場など、気にしませんよ。ああ、そうです、一番聞きたい方の答えをまだ聞きていません。ダメだ、気になって食事が出来そうにありません、これは、困りましたね。ヴェラ嬢(笑)」
「・・・うふふふふ、シンガ。とても美味しかったわ、毎日食べたいくらいよ。」
【毎日は栄養バランスが偏るし、バランスの良い飽きの来ない季節折々の食材を使い、その時の体調にあった量と味付けで私を満足させる域にはまだまだと言うしかないが料理道、美食アカデミーに挑む姿勢は認めよう。さあ!挑戦者よ、どの料理の鉄人に挑む!アレ・キュイジーヌ】
ヴェラ嬢が笑顔で告げてくる、良かった機嫌も直ったみたいだ。・・・訳の分からん事言ってるレピはその辺の草でも食べてればいいさ。洗い物は黒曜達に任せて食事をする、おお、なかなかいい感じだ。
「はい、シンガ。飲み物をどうぞ。ほかに私に何かできる事はあるかしら?」
最初に教室で会った時の様に俺の真横に座りじっと見つめてくるヴェラ嬢。正直ちょっと食べづらいがそんなことは言えない。とりあえず食事を済ませて、今後の為に5人の下に向かい食事の事で意見をもらう。もちろんヴェラ嬢も付いてきている。
「なるほど、今日の食事で言うともう少し濃い味でも大丈夫なんですね?でも余り濃い味付けだと・・ああ、皆さんはお酒を飲まれるからですね?そっか、今日は任務中ですが普段はギルドでお食事ですもんね。お酒に合うツマミか~・・別で一品つくるか、今ある材料なら鶏の軟骨や皮でいけるかな?ありがとうございます。」
意見をくれた5人にお礼を言って次の準備の為に馬車に戻る。さて、そろそろ練習してきた曲を披露しますか。目指せスナフキン!最初の曲はどっちにするかな~
「シンガって料理も自分でするのね、好きなのかしら?」
「まぁ、嫌いではありませんが自衛が一番の理由ですね。他人が準備する食事はどうも抵抗があります。口にする物を自分で見て準備出来て、料理も出来れば一番安全ですから。」
「私が準備する食事も信用できないのかしら?」
「・・・はい、出来ません。」
アイテムボックスからウクレレを準備しながらヴェラ嬢の質問に答える。俺の答えにヴェラ嬢の表情が曇って俯いていく、こればかりはどうにもならない。自分でも嫌になるけどあの根性悪の事を考えると油断は出来ない。と思ってしまう事と信じたい気持ちが偶に俺を苦しめる。
「っし!シンガは胃袋を簡単に掴まさせない、つまり、私にチャンスまみれってことね。あははははは!!キュポン音がレバブルが脳汁を溢れさせていく~~ヤバい風感じる~ラッキーエアー感じる~もう確定ですわ。」
天高く右手を突き上げたヴェラ嬢の瞳が何故かレインボーに輝いて見える。なんや呟いてるけど・・まぁ、レインボーでも油断出来ひんけどな。俺は昔、某アイドルのPでレインボー保留から何故か発生した昇格演出で緑に保留が代わって外れたことある、隣に座ってたおばちゃんが店員呼んでワチャワチャしたのも今では良い思い出や。その日はめっちゃ酒飲んで寝たなぁ~(泣)あと、ヴェラ嬢がめちゃめちゃポジティブなのがちょっと怖い。
「では、お耳汚しではありますが、僕の心ばかりの音楽をお届けしたいと思います。お時間もあまりありませんので2曲で終わりたいと思います。早速ですが最初の曲は・・風になると言う曲になります。2曲目は島人の宝と言う曲です。」
めっちゃ迷いました、ホンマに迷った。曲だけで歌わないので・・・嘘つきました。ウクレレ引きながらまだ歌えないので、初めに手ごたえを掴むために前世でめっちゃ練習してた曲を選んだんです。2曲目は合いの手を入れれるので先にそっちをするより後かな~っと考えての事、もちろんどちらも俺は名曲だと思ってます、大好きな曲です。
ポロンポロン♪ ポロンポロン♪ チャララチャンチャン♪ チャララチャンチャン♪
(忘れていた、目を・・)
テーブルに座るみんなの前で一人立ち演奏する。心の中で歌を歌いリズムを取っていく。うん、良い感じ。1曲目が終わり2曲目に入る。
チャン♪ チャンチャンチャン♪ チャンチャンチャン♪
(僕が生まれた・・)
うんうん、興が乗ってきた!今日は中々いい感じだ。
「イヤ~サ~サ~ セイ! セイ! セイ! セイ!」
ああ、楽しい!出来たら皆も合いの手をしてくれればなぁ~今度黒曜と、琥珀にお願いしよう。無事2曲目も終わり皆に頭を下げる。ふぅ~、とたけけさんへの道はまだまだ続くぜ!下げてた頭を上げて挨拶する。
「ありがとうございました。今日はこれにて終わりとさせて頂きます、明日もよろしければご参加ください。」
拍手もないが気にしない・・・・あれ、皆が集まってなんか話してる?んん?レピもいるし、フレア達もいる。なんだろう?その後は特に何も起こらなかったので水浴びをして寝た。明日も頑張ろう!




