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天使の実力

俺の前に突如現れた天使ラファエルはなぜか俺を探していた

「もし、そうなら何の用だ?」

「おい、祐也!」

「まずは様子見だ」

ラファエルは笑顔で俺に近づいてきた

「もしそうなら私達の仲間になってください!」

「え?仲間?」

「はい、あなたはこの世界を守りたいとは思いませんか?」

「それは思っているが、あんたらは悪魔の世界を滅ぼそうとしてるんだろ?だったらその話には乗れんな」

「なぜ悪魔の味方に付くんですか!あなたがめんどくさがりってこともわかっているんです!私達の仲間になれば厄介事には一切巻き込まれずにこの世界を救いさらに!英雄にまでなれるんですよ!」

「それは確かにいい話だ、だがな、俺はリリスと約束したんだ!悪魔の世界もこの世界も絶対守るってな!」

「そうですか...」

ラファエルはすごく落ち込んだ顔をしていた

「黒星祐也さん、あなたは絶対に後悔すことになりますよ、それでは」

その場を立ち去ろうとする天使の腕を俺は掴んだ

「つーわけでさ、まずはあんたから倒すわ」

「面白い人ですね、わかりました、戦争の始まりですね!」

もうここまで来たら後戻りはできんな!

「リリス!やるぞ!」

「了解!」

「能力発動!!天使を殺せ!!」

ラファエルは笑っていた

「愚かな方です、悪魔の分際で私に勝てるわけねぇだろ!身の程を知れ!」

ちょ!めちゃくちゃ性格変わってますよー!! しかも能力がまったく通用しなかった!

「リリス!やばいぞ!まったく通用してない!」

「いや、あの天使はもう終わりだ」

「え?」

次の瞬間、天使に複数の剣が刺さった

「そうか!俺に気を取られてる内に剣を用意してたのか!」

「能力自体は通用しないと思ってたからな」

「やりましたか?」

これってよくあるフラグってやつじゃ?

「なかなかやりますね、ですがまだです!能力発動!!」

や、やばい!

「祐也さん!私の能力を!」

そうか!サキュバスなら!

「よし!能力発動!!あの攻撃を防いでくれ!」

俺は天使の攻撃を防いだ

「な、なぜですか!?悪魔を一撃で倒してきた私の力が...」

「なぜか教えてるやるよ!俺は運が良い!だから防げたんだ!」

「絶対違うだろ」

リリスが呆れた顔で言った

「絶対そうだ!」

「違う!」

「そうだ!」

そうこうしてる内にラファエルは立ち上がっていた

「私の完敗です、どうぞ殺してください」

「いや、勝てたからいい、もう悪魔の世界を滅ぼすつもりは無いんだろ?」

「はい」

「あ!じゃあ殺さないと変わりに頼みを聞いてくれよ」

「頼みですか?わかりました」

「他の天使の居場所を教えてくれよ」

「いいですけど...」

ラファエルはすごい不安そうな顔をしていた

「どうした?」

「他の天使は私とは比べ物にならないぐらい強いので気をつけてください、特にガブリエルさんには」

「わかった、忠告ありがとう」

ラファエルも十分強い気がしたがそれ以上の強さとはこれからかなり厳しい戦いになりそうだな

「リリス!他に力は無いのか?」

「あるにはあるが...」

「どうした?」

リリスは深刻な顔をしていた

「うまくいけばかなりの強さを手に入れることができるが失敗すれば体が崩壊することになる」

「なんだ、なら俺は大丈夫だろ?不死身だから」

「不死身でも動けなくなる可能性はあるぞ」

「それでも天使に勝つためにはそれしかない!」

「わかった、やってみよう」

よし!ここは主人公補正とかの理由で成功して俺は最強になるパターンだな!

「よし!成功だ!」

やはりな!

「だが、大変なことが起きた」

「なんだ?」

「お前は能力を失った」

「え...?あ!でも最強になったなら問題はないな!」

「身体能力的にはかなりの物になったが、相手に能力を使われたら太刀打ちできんぞ!」

「なら俺と戦った時みたいにリリスが自分で戦えばいいだろ?」

「あの時は契約者の死を利用することで力が増えただけで普通なら契約者がいなければ力は半減する」

「まあ、使われなければいい話だろ!余裕だろ!」

この時の俺は天使を甘く見ていた

「あ!次の天使を発見しました!」

「よし!さっさと倒して終わりにしようぜ!」

「そうですね!私もできる限りの援護はします!」

そして、俺達は天使がいると思われる街に着いた

「思ったんだが、この街人もいないし、けっこう荒れてないか?」

「天使がいた跡かもしれんな」

「祐也さん!あそこに何かいますよ!」

サキュバスが指差す方を見ると翼が生えた女がいた

「どうやら早くも天使を見つけたようだな」

「安心しろ!今の俺は最強だ!」

「バカ!よせ!」

俺はリリスの言葉を無視して天使に向かって突っ込んで行った

「くたばれ!」

俺はリリスの剣を天使に放った、しかし、天使は剣を指で止めてしまった

「な、なに!?俺はパワーアップしたんだぞ!」

「愚かな小僧だ、仲間にしてこいと言われたからどんなにすごいやつなのかと期待していたが、ガッカリだな」

次の瞬間俺の片腕と両足が消えていた

「え?何が起こったんだ?」

俺はあまりにも突然のことで混乱していた

「祐也!逃げろ!」

あ!俺はこの天使にやられたのか!くそ!どうすればいいんだ...この状況では逃げれん

「他にも仲間がいたのか、しかも私に手も足も出なかった雑魚悪魔のリリスじゃないか!」

リリスは黙ったままだった

「おい!あんたも俺を探していたのか?」

「そうだったが気が変わった、黒星祐也!お前を全力で殺すことにしたよ!」

「ふっ、できるもんならやってみろよ!俺達はラファエルを倒したんだぞ!噂のガブリエルだろ?この程度なら天使を全員倒すのも楽勝だな!」

やべぇ!また余計なことを...

「残念ながら私はミカエルだ、私程度ガブリエルには手も足も出んよ」

「え?じゃあもっと強いやつがいるってことかよ!」

「そうだ、そんなのに殺されるぐらいなら私に殺されたほうが楽だぞ」

こいつ本当に天使か?俺にはこいつが悪魔のように感じるが...

「さて、戦いの続きをしようじゃないか!」

「参りました!」

俺は土下座をした、だが勘違いするな!これは1つの戦法だ!これで動揺した隙に逃げるんだ!

「今更そんなことが通用すると思ったか?最初の攻撃から思っていたがお前はけっこう頭が悪いんだな」

そうか!俺はもっと頭を使えばいいんだ!

「ありがとよミカエル!あんたのおかげで必勝法が頭に浮かんだぜ!」

「そうか、だがもう遅い!」

俺はミカエルの分身に囲まれていた

「なんだこれ!?お前の能力か?」

「そうだ、必勝法とやらもこれで終わりだな」

俺は天使を甘く見ていたよ...

「なぁ、最後に1つだけいいか?」

「命乞いか、よかろう」

「俺は天使がこんなにかわいいなんて知らなかったぞ!!残りの天使もこんなにかわいいのか!?」

「お前自分の状況わかってるのか?」

「どんな状況でもかわいい物はかわいい、文句あんのか?」

そう、俺が甘く見ていたのはかわいさだ、ラファエルも十分かわいかったがミカエルはそれを越したかわいさだった

「ちょ、ちょっと待て!お前そんなキャラだったか?」

リリスは驚いた様子で聞いてきた

「この天使のかわいさの前でキャラなんて気にしてられるか!」

この時俺はすでにミカエルの本当の能力の影響を受けていた

「リリスさん!祐也さんはミカエルさんの能力で幻覚を見ています!」

「なんだと!?ミカエル!お前また卑怯な手で勝とうとしてるな!」

「また?言いがかりはよしてほしいな~」

「リリスさん!能力を!」

「ああ、そうだな!能力発動!!祐也を幻覚から開放しろ!」

リリスの能力は成功した

「あれ?俺は何をしてたんだ?」

「な、なんだと!?私の幻覚を消すほどの力はお前には無かったはずだ!」

そうか、こいつの能力で俺は幻覚を見て、ミカエルをかわいいと思っていたのか...

「幻覚を消す程度なら契約無しでも余裕だ」

「くそ!こうなったら奥の手を使うしか無いようだな...」

「な、なんだ!?」

突如地面が揺れ始めた

「逃げましょう!これはやばいです!」

「そうだな!リリス急げ!」

しかし、リリスは動かなかった

「おい!リリス?」

「すまんがここでお別れだ」

「は?何をバカなことを言ってるんだ!一緒に天使を全員倒すって約束しただろ!!」

「お前はミカエルの本気を知らないからそう言える、あいつはガブリエルの次に最強と言われるほどの力を持っている、だから私がここであいつを道連れにする」

俺はどこかでわかっていたのかもしれない、俺がやろうとしていたことは無謀な挑戦だと、そりゃあそうだよな、俺はただの一般人なんだから勝てるはずが無い。

「やっぱり無理だったんだな...」

「祐也さん!諦めるんですか!?リリスさんの分まで私達で...」

「無理だ...あんな強いやつに勝てるわけが無い、諦めて帰ろう、リリスが死んだならこの世界が滅ぶことも無いしな」

「祐也さん...」

結局すべては俺のせいだ!俺が無茶なことばっか言ったから!

「そうですね!これで一件落着ですね!」

サキュバスは泣きながら、声を振り絞りながらそう言った、本心では無いことは明らかだった。そして俺達は俺の生まれ育った街に移動した

「ただいま」

「おかえり!!どこ行ってたの!」

「ちょっとした旅だよ」

「え!あんたが旅!明日は雪が降るわ!!」

おいおい...俺を何だと思ってるんだ...

「あ!ちょうど今由美ちゃん来てるわよ!」

「え?なんであいつが?」

由美ちゃんとは俺の幼なじみの女の子だ

「毎日あんたを心配して来てるのよ」

「祐也さんの彼女さんですか?」

「ちげーよ!ただの幼なじみだ!」

「幼なじみと付き合うってよくある話だと思いますけどね~」

「ちょっと話がある」

俺はサキュバスを連れて自分の部屋まで移動した

「なぁ、お前リリスのことどう思ってたんだ?」

「どうと言われましても、ただの先輩ですよ」

「間違ってたらすまんが、お前リリスが死んだ時嘘泣きだったな」

「もしそうだとしても今関係ある話なんですか?」

そう言われたらなぜ俺は怒っているんだ?やっぱり俺はリリスのことが好きだったんだな

「すまん、忘れてくれ」

「はい、では!幼なじみとの感動の再会をお楽しみください!」

「黙れ!そんなもんは必要ない!もう行くぞ!!」

「本当は会いたいくせに~強がっても損するだけですよ!」

「わ、わかったよ!会えばいいんだろ!」

はぁ、由美には嘘は通用しないからあんまり会いたく無いんだよな~

「よ、よう!さしぶりだな!」

「あ!祐ちゃん!もう!心配したんだよ!」

「すまんな、いろいろあってさ」

「祐ちゃんも悪魔と契約したんだね」

「な、なぜお前がそのことを?」

なぜか由美は悪魔契約のことを知っていた。

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