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084。
ふらりと桃音が俺たちに一歩近づく。
桃音の顔色はいつもよりもっと白い。
「今からあさ君に会いに行くです……? それでもし、あさ君がその人を殺したってわかったらあか君どうするです……?」
「どうするって」
「あさ君に復讐するですよね、あさ君のこと消すですよね、だから私はその前にあか君を消さなきゃって思ってたです、あか君の秘密が目覚めたら取り返しがつかなくなるから」
「赤城!」
青葉の叫び声、桃音が俺のすぐ前にまで来ていた。ゆっくりと桃音が俺を見上げる。
その瞳には音もなく涙が揺らいでいた。
「でもわからないです、あさ君はあか君のこと知ってたです、私はあか君の奥にかけられた術があさ君にかけられた呪いを殺すための術だということまでしか読めなかったです、でもあさ君は全部知ってたです、ならおかしくないです? だって、」
桃音が縋るように俺の服を掴む。
あさ君はあか君に殺されるかもしれないのに。
in a weak moment(珍しく弱気になっている時に




