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青葉と朝黄が出会ったのは3年前で、その時にこのアパートへの入居を勧められたらしい。
既に桃音と黒雪は入居済みで、今年の初めに緑野が入居したそうだ。
会った当初からお面を被ってへらへらしている朝黄に、不信感はあったがそれでもアパートの良すぎる条件から勧めにのった。
それでも、交流などするつもりがなかった青葉や他の3人を巻き込んだのは朝黄だった。
「聞いたことはないが、ここに入居した奴は全員、朝黄に勧誘されたんだと思う。そして、なんだかんだと引っ掻き回して俺たちは今のこの状況に落ち着いていた」
そして青葉たちは関わりのある、居場所たるこのアパートを作り上げた。
「一度だけこっそりと朝黄の部屋に入ろうとしたことがある」
気づけば朝黄の部屋には一度も上がったことがなかった。
お面をしている意味や、どうして自分たちを勧誘したのか、隠されたものが多すぎてふいに不安になったと青葉はいう。
「いつか、いつかはわからないがあいつがなんの脈絡もなくいなくなる気がしたんだ」
それは恐怖ではなく怒りに近かったらしい。
本当にふいに溢れ出したそれは止めようもなく、青葉は朝黄の部屋に忍び込もうとした。
「その時だけだ、朝黄が俺を遠ざけたのは」
部屋のドアノブに手を掛けたところで、後ろから朝黄に声をかけられたという。
「朝黄のあんなに冷たい声を聞いたのはあれきりだ」
詳しい会話は覚えていないという。
それでも、ひとつだけ覚えていることがあると青葉は自嘲した。
「その中には呪いが詰まってるーーーー朝黄は確かにそう言った」
青葉はふっと顔をあげて、俺を見た。
「その呪いが赤城、お前に関係していた」
oil in(こっそり入る




