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一番の近道は桃音に直接、俺自身が聴くことだといえば緑野はあまりいい顔をしなかった。
「酷い目に遭いそうじゃねぇか、それ」
「酷い目って、緑野は桃音をなんだと思ってるんだよ」
「やっかいなブス」
至極簡潔で失礼な形容にため息をつく。
毒舌がなければ人形のように可愛らしい桃音を、こうもはっきり貶すのは美醜に興味が薄そうな緑野だからだろうか。
緑野はロッ君を抱え直して、疑うような目を向けてくる。
「勝手に呆れんな。お前こそ桃音が人外の血を持ってること忘れてねぇか」
「忘れてはないって。ただそれが手っ取り早いと言えば手っ取り早いだろ?」
「確かにそうだけどな」
どうも納得していない緑野に眉をひそめる。
緑野がこうも消極的なのは珍しい。
「なにがまずいと思うんだよ、緑野」
少し困って、息を吐く。
ざわりと木の葉が音を立てる。
緑野は大して気負った風もなく、俺の問いにあっさりと応えた。
「桃音は過去に色々とやらかした前科があるからな」
in for a bumpy ride(酷い目に遭いそうで




