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かりそめアパート。  作者: シュレディンガーの羊
しりたい
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51/105

050。



月明かりだけが差し込む部屋で、天井を見上げる。

冷たく硬い床は、どこか熱を持った頭にはちょうど良かった。

手足を伸ばせば、指先が何かに触れる。


「これか、」


それはさっき青葉が俺にくれたものだ。

どうしてこんなものをとも思ったけれど、今は聞いても答えてくれないのだと思った。

黒雪には動くなと言われたけれど、正直なところ動きようもわからない。

青葉が連れてきてくれて、朝黄が歓迎してくれて、緑野が話をしてくれて、桃音が少し秘密を垣間見せてくれた。

そして、黒雪は助力してくれると言った。


「ゲームなんてやりたくない、のにな」


呟きは夜風に揺れる。

桃音は俺に秘密があると言った。

俺の秘密を桃音は知っている。

けれど、ならどうして。



俺は俺の秘密を知らないんだろう。


be living on another planet(実行不可能である


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