表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かりそめアパート。  作者: シュレディンガーの羊
しりたい
PR
48/105

047。



「なに企んでるのさー」


桃音が本から顔をあげると、食堂の窓際に朝黄が立っていた。

黒雪が飛び込んで来た時に割れていたその窓はもう元どおりになっている。

桃音さパタンと本を閉じて、脇に置く。


「あさ君が私の前に自分から出てくるなんて明日は槍でも降るです……?」

「降るなら降るでいいんじゃない? それよりなんで火に油注ぐようなことしたの?」


直球な言葉に朝黄が快く思っていないことが読み取れて、桃音は目を細めた。


「私は私なりに悩んで考えて決めたです……あか君は、」

「俺はね」


桃音の声を遮って朝黄は静かに言う。


「レッドがこのアパートに来てくれて嬉しいよ」


桃音は唇を微かに震わせて、小さく吐き捨てた。


「……みんな、嘘つきです」

「ごめんね、ピンク」


そう謝って朝黄は桃音にふわりと笑った。


pour oil on the flame(火に油を注ぐ  


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ