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042。
どこかできっと感じていた。
夜の静けさの中で、ぼんやりと床に寝転がって天井を仰ぐ。
前に住んでいたアパートには天井に大きなシミがあって、それが顔のように見えた。
けれど、いまはただ白く綺麗な天井が広がっている。
住む場所が変わるということは、つまりはそういうことなのだと思う。
些細な、本当に些細なことにふいに気づく。
意味もなく口を開く。
「俺、は」
桃音は俺の秘密を知っていると言っていた。
ゲームに勝っても、負けても、望んだ結果にはならない。
どうしてこんなことになったのか。
前兆などなかったはずなのに。
楽しく暮らせていると、そう思っていたのに。
頭の中を泳ぐ声に嫌気がさして、そうして耳を塞いで床に転がった。
the handwriting on the wall(前兆




