表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かりそめアパート。  作者: シュレディンガーの羊
なかよく
PR
32/105

031。



「よく聞こえな」

「言っちゃえばー」


とぼけようとした黒雪を遮って、にこにことした雰囲気で朝黄が笑っている。

俺はといえば秘密の一言にどうしても落ち着きがなくなってしまう。


「だって、ほらー被害の小さいものから試してみないとー」

「じ、実験みたいに言うな、朝黄。しかも被害が小さいとは」


後ずさる黒雪に詰め寄る朝黄。

その2人を止めない俺は卑怯だろうか。

そう思いつつも、さっきはかっこをつけてしまったが、知りたくないわけではないから弱い。

和やかなふりをしながらも、有無を言わせない風な朝黄に黒雪は窓際まで追い詰められる。


「な、何様のつもりだ、朝黄」

「えー僕さまー?」


その一言に黒雪がさーっと青ざめて、


「え、ちょ、ここ二階!?」


ばっと窓枠を飛び越えた黒雪に慌てる。

窓枠を掴んで下を見下ろせば、黒い影が草むらに飛び込むところだった。


「え、」


その影はどう見ても人型でなくて。

呆然と振り返った俺にお面の朝黄が笑う。


「秘密、ばれちゃった」


it on the dog(被害の小さいもので実験してみる


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ