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「つまり、黒雪はなんていうか俺にみんなの関心を持っていかれると思ったってこと?」
とりあえず3人でテーブルを囲み、お茶を入れてからそう切り出す。
お茶をまずそうに飲みながら、黒雪が視線をよこす。
「違う。オレの取るに足らない可愛い虫けらたちがお前の存在によって窮地に立たされると思っただけだ、オレは」
眠そうな黒雪の物言いはどうしてか暴君じみている。
横から朝黄がフォローを入れてくれた。
「ごめんねー、レッド。ブラックは基本めんどくさい子だからー」
「うん、確かにめんどくさいな」
「めんどくさくない、オレは」
むっと顔を赤くする黒雪に、少しだけ安心する。
悪い奴ではないのだろうと思う。
ただ、少しとはいかないが捻くれ者であるとは思う。
「ブラックは普段、あんまりこのアパートにいないんだー。よそでいろいろやってるからさー……あ、そだ!」
ぽんっと朝黄が手を打つ。
何かと思えば、朝黄は黒雪に顔を向ける。
「ブラック、お騒がせしたお詫びにもう秘密教えちゃえばー?」
その軽い発言にぴきり、と黒雪が固まった。
be on the horns of a dilemma(窮地に陥る




