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024。
あの歓迎会から数日が経った。
何かが変わったかといえば、拍子抜けするほど何も変わらなかった。
相変わらず、青葉と朝黄は夕飯を食べに俺の部屋に来るし、緑野はロッ君と仲良しだし、桃音は毒舌だ。
あの日の空気が嘘のように、平和な日常を送れている。
そして、黒雪はあの日から姿を見ない。
「青葉、あのさ」
部屋を出て行こうとする青葉を呼び止める。
振り返る顔が優しく笑んだ。
「どうした?」
「いや、やっぱりいいや。なんでもない」
そう苦笑を返せば、青葉は一瞬顔を曇らせたが、すぐまた元の顔に戻る。
「また明日。早く寝ろよ」
「うん」
返事をして手を振って出て行く青葉を見送った。
ドアが閉まれば、自然とため息が零れた。
歓迎会の夜は羊を数え続けても寝られなかった。
変わらないようで、目に見えないものは変化していて、でも俺はそれをどこかたにんごのように見ていた。
count on(数え続ける




