016。
歓迎会は食堂で開かれた。
全員参加はやはり無理だったようで、いまいるのは俺と青葉と緑野、それから様子のおかしい朝黄の三人だ。
「結局、見たことある人しかいないんだけど」
「いや、桃音はくるぞ」
青葉が烏龍茶のコップを俺に渡してくれる。
朝黄がその名前にわかりやすく、びくっと猫のように反応する。
「えーと……朝黄、大丈夫?」
「え、あ、だいじょーぶ、だいじょーぶ! 普通だから今の僕、通常営業じゃーんね!」
「なんだ、お面はまだあのブスにびくびくしてたのか、情けねぇなオイ」
緑野がロッ君を抱えたまま、呆れたように息を吐く。
「べ、別にびくびくとかしてじゃーん? ブルーに嫌われてるグリーンのほうがドンマイじゃん??」
「はぁ!? 嫌われてねーし、避けられてるだけだっつーの! なぁチビ!」
「チビって言うなぁあ! お前ら二人とも黙って埋まれ!」
挙動不審な朝黄と、詰め寄る緑野と、地雷を踏まれて半泣きの青葉に俺は頭を抱えたくなる。
俺の歓迎会だったらしいが、この3人が揃うと喧嘩になるのは避けられないようだ。
「うるさいです……」
「うわぁ!?」
ふっと後ろから声が聞こえて、その気配のなさに飛び上がる。
「君が新入り君です……? 口に針山でも突っ込んだら静かになるですか……」
そこに立っていたのは、ふわふわした髪の毛した人形じみた少女だった。
the new kids on the block(新入り




