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015。
「青葉、いまなんて?」
聞きなれない名前に首をかしげる。
朝黄の顔色が悪気がするが気のせいだろうか。
「いや、ピンクは忙しいじゃん? 誘ったらむしろ失礼じゃんね?」
「赤城には会いたがってると思うぞ、まだ顔合わせしてないからな」
「いや、でもさブルー」
珍しく歯切れの悪い朝黄に、青葉が意地の悪い笑みを見せる。
「後で呼ばなかったことがバレたらどうなるだろうな」
「あー、うん呼ぼう。ピンクの参加決定で」
冷や汗を流しながら朝黄が無理に空元気な声を出す。
いつもと力関係の違う二人に俺だけがついていけないでいる。
「あー、じゃあ、僕もう行くねー」
ふらふらと朝黄は、時折柱にぶつかったりしながら部屋を出て行く。
明らかに様子がおかしい。
青葉に目で問えば、満面の笑みが返ってくる。
「朝黄は桃音の名前に弱い。あいつにやられっぱなしだと虫酸が走るからな。いくら不当手段と言ってもたまには仕返しくらいさせろ」
「桃音って何者なの……?」
悩みなんてない風に見える朝黄が、あそこまで動揺するのだ。
何もないと思うほうが無理がある。
青葉は俺をちらりと見てから、目をそらした。
嫌な予感しかしない。
青葉に一言だけ言った。
「会えばわかる」
on a bend(不当手段で




