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二つ目の夢


二つ目の夢は、一つ目の夢の続きだった。


『あの子、誰なの?』


ひっきりなしに質問を投げかけてくるヒョンジュをなんとか無視しながら、校舎へ入ったジェヒの前に、クラス分け表が貼られた大きな掲示板が現れた。


「わあ、クラス三つもあるんだ。」


ヒョンジュが驚いた声で言った。


もともと小さな田舎町だったから、中学までは一クラスだけで十分だった生徒数が、やっぱり。

他の地域から来た生徒たちまで集まったせいで、三クラスにまで増えていたのだ。


ジェヒも少し驚いたが、それも束の間。

彼女はすぐに自分の名前が書かれたクラスを探し始めた。


「ジェヒ、名前見つけた?」

「1組にはないね。」


見慣れない名前たちの上を、ジェヒの視線が忙しなく走っていく。


「あ、あった! ジェヒ、ここ!」


その時、ヒョンジュが二組の欄に書かれたジェヒの名前を指差した。

ジェヒの目が素早くその指先を追う。


『キム・ジェヒ。』


確かに二組の欄にジェヒの名前があった。

続けてヒョンジュも、自分の名前を同じクラスの中から見つけ出した。


「よかった! 私たち同じクラスだ!」


ヒョンジュがほっと息をついた。

嬉しくてたまらない様子のヒョンジュは、掲示板から目を離せないまま、今度は同じクラスに載っている見知った友達の名前を次々と読み上げ始めた。


掲示板から目を離せないのは、ジェヒも同じだった。


『ジョンウの名前はどこにあるんだろう。』


さっきよりもさらに高鳴る胸を抱えながら、彼女は急いで名前を追っていった。


『イ・ジョンウ……イ・ジョンウ……イ・ジョンウ……』

『……』

『……』

『……』


『あった!』


ジェヒは心の中で歓声を上げた。


一年二組。

ずらりと並んだ無数の名前の中で、ジョンウの名前だけが強く目に飛び込んできた。


まるで他の子たちの名前はボールペンで書かれているのに、ジョンウの名前だけ太いマジックでなぞられているみたいに、大きく、鮮烈に見えた。


ジェヒはそこでようやく、安心したように深く息を吐いた。


胸を弾ませながら教室へ入ると、窓側の後ろから二番目の席に、すでに腰掛けているジョンウの姿が見えた。


初めて見る子たち。

新しい環境。

慣れない教室の空気。


きっと全部が居心地悪かったのだろう。

ジョンウは頬杖をつきながら、静かに窓の外だけを眺めていた。


ジェヒは思わず口元が緩んだ。


早くジョンウのところへ行って、「同じクラスになったね」と一緒に喜びたかった。


ジェヒが鞄の紐をぎゅっと握りしめ、ジョンウの方へ歩き出そうとしたその時だった。


「ジェヒ! ヒョンジュ! おはよう、同じクラスだね!」

「私も、私も!」


地元の友達たちがジェヒとヒョンジュの前に立ちはだかった。

そのせいで、ジェヒの視線はジョンウから友達たちへ移ってしまう。


ジェヒは友達と両手を握り合い、きゃあきゃあと声を上げながら、その場でくるくる回った。


まあ、ジェヒ自身も仲のいい友達のほとんどが同じクラスになって嬉しかったのは事実だった。

だからこの喜びの瞬間を無視する理由はなかった。


ジョンウに挨拶するのは、そのあとでもいいのだから。


ジェヒは友達に引っ張られるまま、ジョンウとは真反対の壁側の席へ座った。


みんなよほど浮かれているのか、席を探して座る時はもちろん、背負っていた鞄を机の横に掛ける瞬間まで、口が止まることはなかった。


昨日の夜、不安で眠れなかったとか。

絶対同じクラスになると思ってたとか。

放課後は街に遊びに行こうとか。


楽しげなおしゃべりが、教室の片隅をいっぱいに満たしていた。


「同じクラスになれて本当によかった。」


ジェヒもその会話にほどよく混ざった。

頭の片隅では、ずっとジョンウに話しかけたい衝動が揺れていたけれど。


「そういえばウンジュは一組だったよ。セヨンとスビンは三組。」

「ほんと?」

「うん。残念だよね……私たちがよく遊びに行こう。」

「そうだね。」


ヒョンジュの口から、何人かの友達が別のクラスになってしまったという話が出た。


そういえば。

ジェヒは自分の名前とジョンウの名前を探すことばかりに夢中で、他の友達の名前がどこにあるかなんて全然見ていなかった。


どうしてそんなことができたんだろう。


少し自分に失望する瞬間だった。


もし隣で飛び跳ねながら喜んでいたヒョンジュがいなかったら、ヒョンジュが何組になったかさえ見ていなかったかもしれない。


『みんなと同じクラスになれるか、あんなに気にしてたくせに。』


ジェヒは混乱した顔で、何度も瞬きを繰り返した。


たった数十分前に初めて会った男の子一人に気を取られて、こんなにも友達に無関心になれるなんて。


ジェヒは首の後ろが硬くなるような感覚を覚えた。


その時、ヒョンジュが言った。


「そういえばジェヒ、さっきの子もいるよ。」


ヒョンジュはジョンウのいる方へ目配せしながら、小声で囁いた。


「ほら、あそこ。一番端。」

「あ、うん。」


突然の怪しげな囁きに、一緒に座っていた子たちの視線が一斉にジェヒへ向いた。


ただでさえ硬くなっていたうなじが、さらに強張る気がした。


「そういえば担任の先生って男の先生かな、女の先生かな?」


ジェヒはみんなの関心が自分に集中する前に、慌てて話題を変えた。


まだジョンウとはそこまで親しいわけでもないし、二人の関係を聞かれても何と説明すればいいのか思いつかなかった。

それに、もし友達がジョンウに興味を持ったら……。


なんの感情なのか自分でも分からなかったけれど、他の子たちにはジョンウのことをあまり知ってほしくない、そんな独占欲みたいなものが胸にあった。


その気持ちが通じたのか、幸いヒョンジュたちもすぐにジェヒが投げた新しい話題へ意識を向けた。


「女の先生がいいな!」

「私は性別はどっちでもいいけど、優しい先生がいい。」


友達たちがまた別の話で盛り上がり始めると、ジェヒはほっと鼻から息を漏らした。


そして無意識のうちに、ちらりとジョンウの座っている方を見た、その瞬間。


「あ……。」


ジェヒの口から小さく息が漏れた。


視線の先には、いつの間にかこちらを向いてジェヒを見つめているジョンウがいた。


いつからこっちを見ていたんだろう。


ジェヒが気まずそうにもじもじすると、ジョンウはにやっと笑った。


その姿につられて、ぎゅっと閉じていたジェヒの口元も崩れていく。


笑いそうになるのを必死に堪えながら、口元がぴくぴく動く。


誰にも気づかれないよう、お互いを見ながら笑いを我慢している二人の空気が、ジェヒにはたまらなく心地よかった。


さっきまで、自分に失望してどうしていいか分からず混乱していた気持ちはどこへやら。


おかしいくらいに、ただ嬉しくて仕方がなかった。


「はい、みんな静かに。席に着こうか。」


その時、教室の前の扉がガラリと開き、四十代前半くらいに見える女の先生が姿を現した。


先生が来ると、さっきまで騒いでいた子たちも口を閉じ、姿勢を正した。


教壇に立った先生は簡単に自己紹介をしたあと、出席簿を見ながら生徒たちの名前を一人ずつ呼び始めた。


名前を呼んだ後は、顔を覚えようとしているのか、二秒ほどじっとその生徒の顔を見つめる。


点呼が終わると、すぐに席替えのくじ引きが始まった。


先生は黒板に机のような四角い枠を書き、その上にランダムに数字を書き込んでいった。


「前の列から順番に引いてみようか。」


先生は番号が書かれた紙の入った小さな筆箱を教卓の上に置いた。


前の席の生徒たちが立ち上がり、中の紙を一枚ずつ引いていく。


慎重に紙を開く生徒たちの顔には、期待と不安が入り混じっていた。


この中で勝者は誰だろう。

歓声を上げるのは誰で、ため息をつくのは誰だろう。


ジェヒはこの席替えで勝者になれるだろうか。


緊張した気持ちのまま、彼女は意味もなくもう一度ジョンウの顔を見た。


ついに、ジョンウとジェヒが座っている四列目の順番が回ってきた。


ジェヒは緊張したまま教卓へ向かった。


「やあ。」


隣に立ったジョンウが、小さな声で挨拶する。


「うん、こんにちは。」


ジェヒも短く返した。


先に番号を開いたのはジョンウだった。

17番。


運よく、ジョンウは今座っている席をそのまま維持できた。


満足そうに軽い足取りで席へ戻るジョンウ。

彼の席が確定した瞬間、ジェヒは17番の周囲の席番号を素早く確認した。


『3番か24番……それか後ろの11番でも悪くない。』


そう思いながら、震える手で紙を開こうとしたその時だった。


「ねえ……」


誰かがジェヒに声をかけた。


小柄だけど手足が長く、少し癖のある黒髪を胸の下まで伸ばした、とても可愛らしい女の子だった。


「もしよかったら、私と番号交換してくれない?」


「え?」


突然の提案に、ジェヒは戸惑った。


「何番なの?」


すると、その女の子は答えた。


「私、32番なんだけど……あの子、あなたの友達だよね?」


そう言いながら、細い指で二、三歩離れた場所にいたヒョンジュを指差す。


「え、私?」


それを見たヒョンジュが素早く近寄ってきた。


「二人って友達だよね?」


その質問に、ジェヒとヒョンジュは同時に頷いた。


「さっき先生に13番引いたって言ってるの聞こえたの。私32番だから、ちょうど隣の席なんだ。」

「ほんと? どれどれ。」


ヒョンジュがその子の紙を覗き込み、「ほんとだ!」と声を上げた。


「私すごく寒がりだから、壁側の席ちょっと苦手で……紙交換してもらえないかなって。」


その子は困ったような顔で頼み込んだ。


けれどジェヒは、まだ自分の番号すら確認していなかったし、もし交換したらまたジョンウから一番遠い席になるかもしれないと思うと、言いようのない残念さが胸に広がった。


返事に詰まっていると――


「ジェヒ、交換しちゃいなよ! 私たち隣同士で座ろう! めっちゃいいじゃん!」


ヒョンジュが腕を組みながら、嬉しそうに言った。


「え、あ……じゃあ、そうしようかな……。」


ジェヒは仕方なく、握っていた紙をその子へ渡した。


なんだか引っかかる気持ちはあった。

でもヒョンジュがこんなに喜んでいるのだから仕方ない。


紙を受け取ったその子は、ぱっと顔を明るくして言った。


「ありがとう! 私、イ・イェジンっていうの。あなたは?」

「キム・ジェヒ。あ、こっちはカン・ヒョンジュ。」

「そっか。」


イェジンは軽く会釈すると、ジェヒから受け取った紙を慎重に開いていった。


ジェヒの神経も、イェジンに負けないくらいその手元へ集中していた。


「何番?」

「3番!」


イェジンが明るい声で叫んだ。


3番なら――。


ジェヒはもう一度黒板の番号を見た。


『ああ、もう。』


ジェヒは大きく落胆した。


3番は、ジョンウの席のすぐ前だった。


『キム・ジェヒのバカ。交換しなきゃよかった。そうしたらジョンウの近くに座れたのに。』


そんなジェヒの複雑な気持ちなど知るはずもないイェジンは、嬉しそうに言った。


「窓側の席だ! 日当たり良さそう!

ほんとによかった、ありがとうジェヒ!」


頬まで赤く染めながら、イェジンは眩しいくらい明るく笑った。


「あ、いや……そんな。」


その笑顔に圧倒されたジェヒは、気まずそうに笑いながら複雑な感情を押し込めるしかなかった。


その時、もう席へ戻ったと思っていたジョンウが隣へ来て尋ねた。


「何番だったの?」


「あ、その……。」


ジョンウが紙をじっと見つめると、ジェヒは慌ててそれをスカートのポケットへ押し込んだ。


なぜだか、その番号を見せたくなかった。


するとイェジンが二人の間へすっと割り込み、明るい声でジョンウへ話しかけた。


「ジョンウっていうんだね! はじめまして、私はイ・イェジン。あなたの前の席になったの。」

「あ……。」

「よろしくね!」


突然現れたイェジンに戸惑い、ジョンウが一瞬言葉を失っている間に、ジェヒはヒョンジュに手を引かれ、自分の席へ向かっていた。


ジョンウはそんなジェヒの後ろ姿をしばらく見つめたあと、やがて視線をイェジンへ移して言った。


「うん、よろしく。仲良くしよう。」



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