ハナノの蜂蜜ゲット話
従魔達は戻って貰って【竜の谷】から【凛蜜の密林】にやって来た。
「わ〜ジャングルだ」
【凛蜜の密林】には色んな植物が生えている。
「これ使えそう。これも、あれも」
赤色のハーブや蔦など植物を採取する。
【火油草】
中に油が通っており火をつけると燃え続ける。
松明の材料にも成る。
【葛蔦】
丈夫な蔦、トラップ等によく使われる。
取れるだけ使えそうな植物などの採取をした。
満足、満足。後は【アラクネ】何処かな〜
【アラクネ】を探して居ると蜂のモンスターが集まって居るのをを見つけた。何かを追っているような。
「【ビーワーク】41レベル」
何しているんだろう、蜂に見つからないように近くの木に登って木と木の間を渡って先頭に行く。
「…蜘蛛足?」
蜂と蜂の隙間から蜘蛛足らしき物が見えた。何か声が聞こえるな誰か居るのか?
「くっ、この…来るな!」
ナイフを装備して木からそこに居る誰かの前目掛けて飛び降りスキルを発動する。
「【火炎放射】」
炎が蜂達を焼く。
「助太刀いたす」
後ろを振り向きそこに居る誰かを見るとその誰かは上半身女性で下半身が蜘蛛の体【アラクネ】だった。
薄紫の長髪を三つ編みにし濃く暗い紫の蜘蛛の体、美人さんだ。
「貴女は…」
「通りすがりの冒険者です。【共有:光の雨】」
光の雨が振り注ぐ。ナイフで飛んでくる蜂を斬る&殴る蹴る。やってて良かっか通信武門式。
蜂が減っていく。蜂が一塊になって襲って来る。
「あぶない!」
アラクネが蜘蛛の糸を出しそれを網状にして投げる、蜂は網に絡まって動けない。
「【爆斬り】」
そこにすかさず攻撃をいれ爆発した。蜂は怖気づいたのか逃げていく。
逃げて行ったのでナイフを仕舞いドロップ品を見る。
「蜂蜜だ〜」
透明な風船の様な物に蜂蜜が入っている。他は蜂の針
や鱗粉と言う素材が落ちている。
「蜂蜜入ります?」
蜂蜜を手に持ってアラクネに向ける。
「大好物です!」
アラクネは嬉しそうに蜂蜜を受け取って食べ始めた。夢中で食べている。
「おいし〜!」
大好物なら半分個に分けよう。ドロップ品を片付けて蜂蜜は総数の半分をアラクネに渡す。
「これ、貴方の分です良かったら受け取って」
アラクネはハッとして食べるのを中断して蜂蜜を受け取った。
「すいません、わたし蜂蜜に目がなくて。蜂蜜ありがとうございます!それに助けて頂いてくれてなんてお礼をしたら」
「私はスカイドロップて言います。もし良かったら糸を分けてもらっても良いですが鞄作りに必要で」
「わたしたら、自己紹介もまだでした。わたしは【アラクネ】のハナノ、改めて助けくれてありがとうございます!わたしの糸何かで良ければどうぞ」
ハナノは糸を出しキレイに纏めスカイドロップに渡した。
「キレイな糸をありがとうございます」
「これもあげます。これは印です、良かったら貰ってください」
「ミサンガだ」
印として渡された白銀色のミサンガを身につける。
「また、お会いしましょう何処かで」
「また、何処かで」
ハナノはお別れの挨拶をして帰って行った。
「アラクネの糸ゲットだぜ」
材料は揃ったし帰るか。
帰り道、ジャングルを進む。
木の根本に何か光る物を見つけ根元に近づく。
「透明な花だ…キレー」
淡い光を放つ透明な花が咲いている。その花が突然眩しい光が溢れ出す。咄嗟に目を瞑る。
「眩しい!」
【蜜凛のジャングル】に半ズボンにコートを着ている眼鏡をかけたショタエルフとチャイナ系道着を着ている狐耳の女性と革鎧を着ている青年がいる。ショタエルフは透明な花を見つけ興奮したようにそこに駆けて行く。
「見つけた!【明道花】、ジン君今何時」
「10時44分スッ」
「なら、あと3分後だ。準備はいいかい」
「大丈夫スッ」
「問題ないよ」
3分後、花から眩しい光が溢れ出し光が収まるとそこには誰もいなかった。ただ蕾を付けた青い花だけがある。
【竜の谷】神主の服を着て黒のダンダラ模様の羽織りを来た男がいる。
「これで素材は集まったな。?、何だあれは」
男は岩陰に咲いている透明な花を見つけた。近くに駆け寄り見てみる。
【明道花】
ある学者が作った花。この花は道標の役割をしている。
「道標…入り口があるのか」
突然花が眩しい光放ち辺りは光で何も見えない状態になっている。
「なっ!」
光が収まるとそこには誰もいなかった。ただ蕾を付けた青い花があるだけだ。




