第2章 第6話 サーテア・ダンジョン攻略 5
地下39階に降りた、最初の転送部屋の中で、夜営をする事にし、リョカの作った食事を取っていく。
カルロスも、普通に食事が取れ、吸血は、MPが少なくなっていたり、黒魔血装備を作ったりする時に必要になる。
また、自分の眷属を作る時等も、吸血によって増やしていく。
セイヤが、ボックス内で解体する時に出た血液等による血でも、黒魔血装備を作ったりでき、眷属の強化にも使える。
真祖でない吸血鬼は、吸血により食事や装備を作る事に使う。
セイヤが此までに倒してきた魔物、其の血液は全て、ボックス内に貯め置かれ、ハルス家族やクラウド達にも消費されてきたが、残っていた量も膨大、其の消費を担える者として、真祖・吸血鬼は願ってもない仲間である。
魔物毎に分別されていた血液により、武器の強化や防具の強化等に使う事で、より強くなっていく。
ローガン、カルロスの2人には、クラウド、ハルス等との意志疎通の為、セイヤによってリングが作られ、2人には渡されていた。
其のリングを介し、クラウドの分身より武器の出し入れをする事が出来る様になり、セイヤが作った新たな武器も、其の中に入れられた。
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転移127日目(地球9/4)(カルネイラ796'9の月.3回り火の日)
地下39階 転送部屋
サーテア・ダンジョン未踏の地下39階に入り、セイヤ達は、慎重にダンジョンを探索していく。
ローガンもカルロスも、クラウドとの連携で、クラウド内に預けたハルバートや棒(棍)等で、前衛から中距離武器によって、魔物の群の数を減らしていき、近距離になって剣や、格闘技での戦闘をする事で、魔物の数を減らしていった。
ファリスの弓や、セイヤの魔法による足止め、リョカによる奇襲等で、2人のサポートをして、魔物を倒していった。
しかし、ベアー系の魔物で、耐久力も上がってきていて、其の日の探索は、地下40階への階段近くの転送部屋迄となり、夜営の準備をしていった。
転送部屋には、夜営用のテントは立てるものの、ボックス内に入って就寝する為、テントの方にはクラウドの分身を残し、見張りをさせていた。
ポーター〖カゲ〗の集めた、ドロップ品や魔石も 、ボックス内に直接収納され、ノーナによって分類収納され、セイヤに報告される。
ダンジョン内では、魔物の遺体が残って、解体による剥ぎ取りではなく、ドロップ品として、品物や魔石、強い魔物の群からは、魔結晶が残る事もある。
品物の中には、討伐部位になる物もあるが、《鍛冶》・《錬金術》スキル、魔道具に用いる、素材となる物も多く、セイヤのボックスには、其れらの素材も貯まり始めていた。
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転移128日目(地球9/5)(カルネイラ796'9の月.3回り水の日)
地下39階 転送部屋
地下40階に降りる階段の近くの部屋で、夜営したセイヤ達は、朝食を取り終えると、夜営用品を片付けて、地下40階へと降りていく。
階段を降りて部屋を出ると、魔物に遭遇した。
其れは、いままでに遭遇してきた魔物でなく、アンデッド系、スケルトンやゾンビ、ゴーストだった。
しかも、ゴーストには、物理攻撃が効かず、《火魔法》・《光魔法》・《聖魔法》の攻撃しか効かず、セイヤからの魔法でしか倒せなかった。
半透明で、セイヤが《危険察知》で気づき、被害が広がる前に対処出来たが、魔法攻撃により、怪我はしていた。
個体数も少なかった為、回復ポーションと少しの休憩で回復させ、探索に戻った。
セイヤは、探知系のスキルを全て発動させ、常に発見出来る様に努めた。
スケルトン・ゾンビからは魔石が取れ、ゴーストからは魔結晶の欠片が取れた。
魔結晶の欠片は、幾つかを合わせて魔力を注ぐと、魔結晶となった。
魔結晶にもランクがあり、大きさでランクが変わり、同じ大きさの魔結晶も、幾つか合わせ魔力を注ぐ事で、ランクが上がっていき、色も数種類有るそうだ。
ゴーストからは、黒っぽい色の魔結晶の欠片で、ランクが上がっていくと、より黒くなっていった。
魔石に闇魔法の属性が付いた感じで、魔結晶化しているようだ。
魔石は、ランクD+迄しかなく、魔結晶はランクEからA迄あり、ランクAを幾つか合わせると魔水晶ランクSとなる。
魔物によって、魔石が残ったり、強い魔物だと魔結晶と魔石が残ったりする。
フィールドの魔物は魔石か魔結晶が残り、複数の時もあるが、魔物の数より減る事はない、ダンジョン内では、複数の魔物を倒した時、魔結晶化して、魔物の数と魔石や魔結晶の数が合わない事があり、ダンジョン内では、纏めて結晶化する事で、持ち物を減らす効果もあり、冒険者に取っては、荷物を減らす為、魔結晶が喜ばれる。
その為、ダンジョン内で魔結晶が出ると、複数個になった場合、ランク上げで数を減らす為、魔力を注ぎ数を減らす行動が良くとられる。
勿論、魔結晶の属性があった場合、同じ属性同士で結晶化を行い、上のランクにしなければならない。
属性は魔結晶からで、魔石には無いが、結晶化しない段階で、欠片となって残るわけである。
地下40階は、いままで探索された階の、外周を回る様に、一番外側を回り、幾つかの魔物部屋を通って、地下41階への階段がある場所へと繋がる。
地下41階の階段の近くにも、転送部屋があり、セイヤ達は其処で夜営する事にした。
地下40階を越えてからは、1日の探索範囲が、1階づつを越える事が難しくなり、各階の転送部屋で夜営する感じになってきた。
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転移129日目(地球9/6)(カルネイラ796'9の月.3回り風の日)
地下41階 転送部屋
地下41階でも、出現する魔物はアンデッド系、スケルトンの中にはスケルトン・ソルジャーが混じり、ゾンビにはグールが混じる。
グールは、魔法を使いセイヤ達を襲い始めた。
ゴーストも、魔法を使うスペクターが混じり、セイヤの《危険探知》・魔法での攻撃を潜り抜けての攻撃により、パーティーのポーションの使用頻度も上がり、ローガン、カルロスの負傷からの回復休憩も増えていった。




