第1章 第42話 領都への帰還
転移43日目 フィフウトゥの街の宿
セイヤ達が、朝食を取りに降りて行くと
「セイヤ! 今日は、冒険者ギルドに報償金等を取りにいったら、1泊目の場所迄向かうから、少し夜間も走る事になる! 注意してくれ!」
「わかりました! 1泊目の、土壁で囲った場所ですね! 途中、光を飛ばし、明るくしながら進まないと、心配ですねぇ。」
「明るくすれば、魔物も寄って来そうで、心配ではあるがな!」
朝食の済ませたセイヤ達は、冒険者ギルドに向かい、報償金と売却代金を、取りにいく事にした。
「サーテア子爵家の者だが、先日に盗賊団の手続きに来た!」
クレア達が、冒険者ギルドに入っていき、受付嬢にそう言うと
「こちらでお待ち下さい。」
受付嬢の案内で、奥の会議室に通された。
「ギルド長のクーガです。 クレア嬢、盗賊団退治、ありがとうございました。 こちらが報償金です。」
「いえ。 ギルド長、護衛の方々に、腕のたつ者達が多かっただけです。」
「そんな! 盗賊団を、あの様に一網打尽にでき、売却代金も、多額になりました!」
売却代金は、捕まえた者4・ギルド3・領主3と分配され、クレア達、捕まえた者に金貨80が支払われ、1人当り金貨4づつの取り分になった。
セイヤ達は、冒険者ギルドカードに入れてもらい、冒険者ギルドを後にして、フィフウトゥの街を出発した。
1泊目の空き地迄、3回程魔物に遭遇したが、なんとか暗くなって少したった頃には、着いた為、また竈門や土壁を設置していった。
討伐した魔物や、野菜等を調理していき、夕食を取り、休んでいった。
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転移44日目 夜営予定地
セイヤ達が起き出すと、リョカが朝食の準備に出ており、セイヤは、土壁を崩していった。
セイヤが崩し終える頃、ファリスが呼びにきた
「セイヤさん、交代で食べた後、出発するそうです。」
先に、騎士達とセイヤ達が、見張りに立ち、モールさん達と交代して、セイヤ達が朝食を取った。
「今日中に、サーテアに着くぞ!」
モールさん達が、前衛で出発していき、サーテアに向かった。
夕方、順調にサーテアに着き、途中討伐した魔物を、〖ムードの風〗・騎士・セイヤ達で、3分割して、領館で解散となり、セイヤ達は〖精霊の泉亭〗に向かった。
「ただいま!! セレスさん、2泊お願いできますか?」
「アラ! お帰りなさい! セイヤさん達は、2部屋ですね!」
「はい! お願いします。」
「大丈夫ですよ! 空いてます。」
セイヤ達は、2泊分の代金を払い、宿を確保した後、〖ムードの風〗の面々と、冒険者ギルドに向かった。
セイヤ達が、冒険者ギルドに入っていくと、ニコルさんが、奥の会議室に案内していった。
「今回の、指名依頼、お疲れ様でした! こちらが報酬です。」
〖ムードの風〗とセイヤ達に報酬が払われ、ギルド長のユーノスさんが入ってきた。
「お疲れ様でした。 〖ムードの風〗の面々は、現在、ファイの村に派遣されている、8パーティーの冒険者の後に、交代に行くパーティーで派遣されるので、そのつもりでお願いしたい。」
「期間は、確か1の月だったな! 出発前には、ギルドに戻っている様に、計画を立てて行動する。」
「頼む! セイヤさん達だが、まだ、パーティーの人数が少ないので、交代要員には、計画を立てていないが、これから先はどうする?」
「まだ、計画は立ててませんでしたが、ファイの村付近の魔物の活動は、どんな感じですか?」
「減ってきてはいるが、其でも多い様だ! 」
「其なら、ファイの村付近で、討伐に出ましょうか?」
「遊撃として、討伐に出てくれると助かる!」
「〖イースビレン〗は、ファイの村付近で、討伐をしながら、装備品の補充等を仕入ていきます。 他に、この辺の村々は、異常ないですか?」
「他の村々からは、異常の報告は入っていない。 また、ファイの村には、少人数のパーティーや、ソロの何人かが、ギルドの依頼とは別に、参加している者達がいる。」
「その方々と協力して、討伐をしていきます!」
「ありがとう! よろしく頼む!」
セイヤ達は、ギルド長との話を終え、宿に帰ろうとするとニコルさんが
「セイヤさん、少し良いですか?」
ニコルさんは、セイヤ達を呼び止めた。
「こちらが、前回の、死者・落とし物として、確認されたカードの取り分で、セイヤさん達の分です」
遺体が多かった為、金貨2・銀貨80にもなり、銀貨20を渡して、3人のギルドカードに、金貨1づつ入れてもらった。
宿に戻って、ハルスと、セイヤの馬車はボックス内に入れ、〖ムードの風〗が、乗ってきた馬車を、裏に停めさせてもらった。
セイヤの部屋に入り、食事の時間迄、防具や矢等を作り、回収品の修理・精錬等をしていった。
その間、ファリスにポーション作りをリョカに教えながら生産してもらった。
セイヤ達が食事に降りて行くと、〖ムードの風〗の面々と、〖セカンの一颯〗の面々が、パーティーに別れて食事を取っていた。
「ヨォ! セイヤ! お前、ダンジョン制覇したんだって!」
ガーリーさん達が、ギルドでの噂話を聞いたのか、セイヤに確かめてきた。
「確かに、ダンジョンは有りましたが、浅い階の小さなダンジョンでした。」
「小さなダンジョンでも、ダンジョン制覇したんなら、凄い事さ!! オレ達は、次の派遣隊だったからなぁ~」
「村の防衛にあたっていた、半分のパーティーも、制覇組でなかったですからねぇ。」
「でも、まだ派遣隊を送るんだな?」
「ランクSの方々が、必要になる可能性がある物が、奥にあったので…… 今は、封鎖してありますが。」
「セイヤ達も、この後行くのか?」
「周りの討伐に出る方々と一緒に、周りの討伐ですね!」
「ランクS・Aを集めてるって事は、次の派遣時か、その次の派遣時頃に、探索になるかな!」
「その頃かと思います。 増援としても、呼ばれる可能性もあります。」




