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セイヤの冒険(仮題)  作者: KEN
第1章 サーテア子爵領
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第1章 第41話 王都にて



転移36日目 王都途上 フィフウトゥの街


セイヤ達は、3台の馬車に分乗し、フィフウトゥの街を出発した。


途中、2泊目予定地を過ぎ、順調に3泊目のサーティワの街に向かっていた。


サーティワは、サーティワ侯爵領の領都で、サーテア子爵の本家筋にあたり、王国の重鎮でもあるサーティワ侯爵のお膝元でもある。


街道も、道が広くなっていき、魔物や盗賊といった類いも、略出逢わなくなってきた。


夕方、少し遅く、サーティワに着き、宿を取ると、姫様達は、サーティワ侯爵の領館に向かった。


〖ムードの風〗のモール達は、宿に残ったが、セイヤ達は、護衛も兼ねて領館迄いき、街を観ていった。


冒険者ギルドで、調味料を売っている店を聞き、調味料の補充もしておいた。


リョカも、新しい調味料を見つけ、料理の巾が拡がると、喜んでいた。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


side クレア


「失礼します。」


クレアは、サーティワ侯爵の執務室に通され、旅装ではあるが、令嬢らしく挨拶した。


「サーティワ様、ご機嫌うるわしく…「おぉぉ、クレア嬢、今日はいかがした? まだ、旅装ではないか。」… 旅装のまま、失礼いたします。 サーテアが近く、ファイの村の近隣に、魔物の大量発生があり、其を討伐した後、近隣を調べた所、ダンジョンを発見し、コレを制覇しました。 奥の部屋を調べた所、床が抜け落ち、禍々しい瘴気が立ち上がり、その場は埋めたのですが、ランクSの冒険者が必要な程の瘴気であった為、王都にご報告に向かう途中、報告によりました。」


「ナニッ!! ダンジョンがあり、制覇した後に、瘴気が出たと!? コアは、回収したのか?」


「こちらに、コアは此のように、回収したのですが、奥の部屋を発見し、中の宝箱を回収した際、床が落ち、其処より瘴気が。」


「コアを回収してからの瘴気か! しかし、王国には、ランクSの冒険者は居ないぞ! 冒険者ギルドから、各国のランクSの冒険者に、打診せねば……」


「その為にも、国王陛下にお伺いせねば…」


「私も、明日一緒に行こう! 国王陛下に会う力添えをしよう。 クレア嬢は、体を休め、明日の準備を!」


「ありがとうございます。 では、失礼いたします。」


「ウム 誰か!! 明日、王都に立つ! 馬車と護衛の手配を!」


サーティワ侯爵は、部下に、明日の手配を指示した。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


転移37日目 サーティワ侯爵領 領都 宿屋


セイヤ達は、サーティワ侯爵一行を含めた、馬車7台・騎馬騎士15頭の、大所帯となり、王都に向かった。


〖ムードの風〗が先頭、セイヤ達が殿で、サーティワ侯爵、サーテア子爵の順に並んで、街道を登っていった。


王都の入口では、一般の入口と、貴族の入口に別れており、今回はサーテア子爵の護衛として、貴族側の入口より入ろうとすると、セイヤ達の馬車だけ、止められた。


「待て!! コレは、魔物! ブラックホースだ!!」


王国騎士が、わらわらと集まってきたが


「この者は、サーテア子爵家が護衛、冒険者ギルドの首輪も付けている!」


「サーティワ侯爵家も、サーテア子爵家が護衛と云う事を承知している!」


セイヤは、御者席より降り、手綱を握り、首輪を見せた。


一時は騒ぎになったが、許可された魔物だった為、入口を入る事ができた。


入口を入ると、貴族街のサーテア子爵邸に入り、護衛として、使用人棟に部屋を与えられた。


セイヤ達は、クレアが領に戻る迄、休暇となった。


セイヤは、冒険者ギルドに、ハルスがこちらに来ている事を、伝えにいき、滞在中は、子爵邸に入れておく事を約束した。


セイヤは、ギルドで、取り貯めた討伐部位や不要な魔物肉・素材等を買取りしてもらい、3人のギルドカードに、各金貨2づつを入金して、2人のランクをDにアップさせた。


サーテア子爵邸に戻り、セイヤ達はボックス内に集合し、ファリス達にはポーション作りをお願いし、セイヤは戦利品の選別をしていった。


修理が必要な物を修理していき、販売可能な物を準備していった。


2人用の普通の矢(D)も、100が準備できたので、鋼の矢(D)の生産にかかり、100になったら、鋼の矢(C)に変えていく計画を立てた。


硬革鎧のセットも、ランクE・Dを、各20づつ準備したら、ランクCの生産に変え、準備していく事にした。


夕食の時間になり、済ませた3人は、部屋でボックス内に入れ、寝る為の準備の入浴等をさせた後、各々の部屋に帰らせた。


セイヤは、2人を部屋に帰らせた後も、ボックス内の整理をしながら、ボックス内の馬場を広げ、他の2頭の馬が入ってこれる準備をしておいた。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


転移38~41日目 王都 サーテア子爵邸


クレア達は、サーティワ侯爵達と一緒に、王城に向かい、ランクSの冒険者の手配や、ランクAの冒険者を集める等、王家側と話し合いをしており、其が終わる迄は、護衛組は待機であり、王都で買い物等をしていて、大丈夫との事だった。


セイヤ達は、ハルスと2頭の馬を、ボックス内に入れて、広い場所に放し、運動させられる様にして、馬を休ませた。


セイヤ達は、放牧を済ませると、盗賊団からの戦利品等を販売していき、サーテアで見かけない物等を仕入ていった。


他にも、空いた時間で、ポーション系や矢・防具等を作って、時間を潰していると、3日程過ぎた時、明日、サーテアに戻ると通達がきた。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


転移42日目 王都 サーテア子爵邸


クレア達は、サーティワ侯爵の領都に発ち、サーティワで1泊して、盗賊団の手続きを済ませる予定だった。


ハルスも馬も、仲良くなった様で、元気に馬車を引き、順調に王都を発つ事ができ、サーティワ侯爵領に入っていった。


サーティワ侯爵の領都に、順調に着き、サーティワ侯爵達と別れ、フィフウトゥの街に急いだ。


フィフウトゥの街で、なんとか宿を取り、翌朝冒険者ギルドで、報償金と盗賊団員達の、犯罪奴隷への売却代金を、受け取る事にした。


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