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セイヤの冒険(仮題)  作者: KEN
第1章 サーテア子爵領
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第1章 第33話 ダンジョンコア



残っていた歩兵達と、リョカ達で、夕食の準備ができ、夕食を取っていく


「「「今夜も美味しい!!! 疲れが取れるぜ!」」」


皆が、交代で食事していき、リョカが片付けに向かう。


ファリスには、テントのボックス内で、ポーション作りを頼み、セイヤは、代表達の会議に向かった。


会議に着くと、冒険者の代表達から、感謝された。


ファリスが、救護に当たった事で、怪我人も回復し、冒険者達に死者はなかった。


「此れより、会議を始める。 今日の探索で、ゴブリンナイトが確認された! それを踏まえて、今後を検討していく。」


「「ゴブリンナイトだって!!」 うちらの隊で、ゴブリンリーダーは見かけたが…」


「1匹は討伐できたが、後1匹は確認している。 それを討伐しないと、ここの探索は終われない!」


「何処かの隊で、それ以上の魔物は、発見した隊があるか?」


「うちらの隊は、1階で終わり、リーダー迄だった。」


「うちの隊は、マジシャンが1匹出たが、1階で行き止まりだった。」


「我が隊も、1階で終わり、リーダー迄だった。」


「多くは、リーダー・マジシャンがメインで、ボスはナイトの可能性が高いか?」


「ナイトより、強敵は見てない! 此処のボスは、ナイトと思われる。 明日、2階のナイトを討伐して、その奥の確認を、主目標にする!」


セイヤは、会議に出ながら、装備品の確認をしていくと、ナイトが装備していた物か、鋼のロングソード(C)が見つかり、修理品に加えた。


会議が終わり、テントに向かうと、リョカも終わったようで、途中で一緒になった。


テントに戻り、ボックス内に入って


「リョカさん、風呂に入ったら、休んでください。 今日は、見張りは無くなりました。」


「はい、わかりました。」


「ファリスさん、見張りは無くなりましたので、風呂の後、少し回復ポーションをお願いします。」


「回復ポーションですね! 少し作っておきます!」


セイヤは、鋼のロングソードを修理して、硬革鎧セット2を作り、普通の矢(D)を作ってみた。


セイヤは、風呂に入った後、《浄化》等を済ませながら、明日の飼い葉や、ターニャの食事の準備等を済ませておいた。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


転移30日目 夜営地 朝


セイヤは、ファリスに起こされ、テントを出た。


朝食の準備が出来ており、寝過ごしていたようだ。


「おはよう、寝過ごした!」


「大丈夫ですよ。 昨日、お疲れの様だったので、先にファリスさんを起こして、準備に行きました。」


リョカが、今日も食事の準備に出ていた。


食事を終え、昨日の様に準備していると、今日の夜営地残り班は、昨日負傷した人達が残るようだった。


回復しているが、休養と防衛を兼ねる様だった。


姫騎士も休養組に入っていた。


副官指揮の下、昨日の半数が探索、残りで、2階の昨日の広場に向かった。


セイヤ達は、広場隊で、騎士5・歩兵3の騎士組4、冒険者組1、セイヤ達が所属した。


騎士組2・セイヤ達で前衛、騎士組2・冒険者組で後衛となり、進んでいった。


何度か、魔物に遭遇したが、騎士組が頑張り、セイヤ達は、回復・回収に終始していたが、広場前で


「此れより、広場に突入する! 後衛も前に詰め、後衛を冒険者組にお願いします。 セイヤさん、敵の分断をお願いします!」


「「はい!」 後衛は任せろ。」


「では、突入!!!」


セイヤ達は、広場に突入すると、セイヤは、広場の奥に向け、広範囲の風魔法を叩きつけた。


その後、突撃してきた魔物の後ろに、炎の壁を立て、ファリスの木魔法が、魔物の足を絡め取った。


騎士組の1組が、奥の通路を塞ぎ、他の3組で広場の掃討をしていく。


突然、魔物側から、魔法が襲ってきた。


ゴブリンマジシャンが複数おり、負傷者が続出した。


セイヤは、広範囲聖魔法で、回復を行い


「リョカさん、残りの負傷者の回復を」


セイヤは、今度は、魔物に向かって風魔法を連射した。


立ち上がった魔物は4匹、セイヤは、一番大きな個体を倒し、他は騎士達が倒していった。


広場の奥には、装備品の山が有り、セイヤが回収していく。


リョカ・ファリスにも回収をお願いし、魔物の遺体も回収していく。


騎士達は、通路の騎士を加勢にいき、セイヤ達は、広場を調べて回ると、1ヵ所奥に入れる場所を発見した。


「ここから、奥に行けます!」


「セイヤさん、そちらは、冒険者組とお願い出来ますか? 騎士組は、通路の奥を調べます。」


殿を努めていた、冒険者組は、ピードさんの〖ファイの嵐〗だった。


「セイヤ、この先に、何か有りそうだぞ!」


「そうですね! ボスと思われる、ゴブリンナイトの奥です。」


「こちらが、当たりでなかったら、次はキングになれば、ランクAの冒険者組でないと、止められない。」


奥には、大きめの魔石が有り、それを回収しようと近づいたセイヤは


「セイヤ、待ってくれ。 ソレを回収するのは、全ての人を集めてからにしよう!」


「エッ!」


「ソレは、たぶん〖ダンジョンコア〗、全員でスキルを得る為、大人数の方が良い!」


「〖ダンジョンコア〗によって、スキルを得られるのか?」


「そうだったな! お前、新人だったな! 〖ダンジョンコア〗で、スキルを得られる。 まぁ、この部屋に入れる人数だがな。」


「わかった。 コレは、明日来て回収しよう。」


セイヤ達は、広場に戻り、セイヤの土壁で封印し、騎士組達を追った。


「まぁ、2階と浅いダンジョンだから、強いスキルでは、ないだろうがな…」


ピードは、そう言いながら、騎士組を追った。


騎士組に追い付くと、姫騎士の落ちた場所の周りで、盾等、落とした物の回収をしていた。


「副官! 奥に〖ダンジョンコア〗が有った! この先を調べてから、戻って、明日回収しよう。」


「わかった! 明日回収だな! 何人位入れそうか?」


「小さな部屋だ。 50人がとこ、入れば良いとこだろう。」


「50人か、冒険者組だけでも、30位か、騎士は20位って事か……」


「そうだな。冒険者優先規定によって、そうなるな…」


「わかった。姫様に伝える。」


「じゃぁ、この先を見て、戻ろう。」


騎士達と、セイヤ達は、最初の隊列に戻り、先に進んだ。


セイヤ達前衛が、進んで行くと、奥が部屋のようになっていた。


セイヤが入ろうとしたところで


「ちょっと待ってくれ!! リョカ、ファリスは、後ろの方に、副官さん、ピードさん、ちょっと!!」


セイヤは、副官とピードを呼んだ。


「どうした、セイヤ?」


「何かあったのか?」


「こちらの確認を……」


部屋の中は、凄惨な状態だった。


「「なんだっ、ここは!!!」」


「遺体の回収をしてきます。」


拐われてきた人や、旅行者、商人等の女性が集められ、孕み袋にされて、死んでいた。


セイヤのみで、部屋に入り、遺体の回収をしていく。


セイヤは、全てを回収した後、部屋を《浄化》していった。


「全て、終わりました。」


セイヤは、部屋を出てから、部屋に向かい、手を合わせた。


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