表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セイヤの冒険(仮題)  作者: KEN
第1章 サーテア子爵領
PR
34/92

第1章 第32話 姫騎士救出



side セイヤ


地下2階に降りた、セイヤ達は、騎士組と一緒に行動し、姫様達を探した。


『ノーナ、ターニャと連絡する方法は無いかなぁ?』


『《念話》のスキルで、会話出来ます。』


『じゃ、《念話》のスキルを取得して、ターニャと繋いで。 ターニャ、聴こえる? ごめん!こちらで魔物だ!』


「魔物が近づいてくる、気を付けて!」


『セイヤ? 近くなの? 声が聴こえた?』


『ターニャ、念話で話してるが、こちらに魔物。 すまないが後で』


「右からくる! 姫は、倒した奥の方だ!」


「倒します!! セイヤさんは、誘導と援護を! 姫と合流するぞ!」


「「おぅ!!」」


「ファリス、リョカ、後ろからも魔物!! 前は騎士達に任せ、こちらは後ろに対応!!」


「セイヤさん、魔法で対応します! 〘ヴィト・ァラゥ〙!!」


ファリスから、魔法が飛んでいく。


かまいたちの様な、風魔法と思われた。


セイヤは、魔法をイメージで使っていた為、呪文?の様な物を初めて聞いた。


後ろからの魔物は、ゴブリン5匹で、内3匹が倒れ、セイヤが向かっていく。


1匹を倒していると、後ろ側の、もう1匹のゴブリンの首から、ナイフが2本出てきた。


リョカが、《隠密》で隠れ、後ろからナイフを2本刺したようだ。


後ろ側が済み、前を向くと、最後のボブゴブリンと格闘中だった。


セイヤは、魔物を直ぐに回収し、足場を綺麗にして、戦い易くした。


大きな怪我もなく、倒し終わり、回収して先に進んだが、セイヤの《地図》に、姫様との間に、魔物の多い地点があった。


しかも、姫様達も、そちら方面に向かっていた。


『ターニャ、姫様達を、待機させられないか? その先は、魔物が多くいる!』


『セイヤ、姫様に、声が届いてない! ナニか、違和感は感じているみたいだけど…』


『精霊の声に反応出来てないって事か…』


『そうなの… 魔物に私が、魔法を使っている事も、気付いてないかも…』


セイヤは、姫様達の方が早く、多くの魔物に会う気がして、騎士達と先を急いだ。


「姫様達は、この先だが、間に魔物が多くいる所が有る。 姫様達の方が、その地点に近いので、急がないと!!」


「わかった。先を急ぐぞ!」


騎士組が急ぎだした。


「2人共、こちらも急ごう!」



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


side 姫騎士 クレア


ナニか、違和感はあるが、なんとか魔物を倒して、進めている。


2人切りで、寂しくはあるが、なんとか大きな怪我もなく、協力して進んできた。


先を進むと、少し開けた場所が有る様だが、こちらにも、違和感がある。


「マイク、少し先が、少し広くなっているが、ナニか、違和感がある。 この先にいくか?」


「姫様の安全が第一です! 私が先にいき、みてきます。」


『……………』


「安全もそうだが、皆との合流もある。」


「皆が、どちらに居るかも、わかっていませんし……」


『……………』


「よし! 前に進もう。 偵察を頼む!」


騎士マイクが、少し先に進み、広い場所に出る。


直ぐに戻るが、魔物にも、発見されて


「姫、魔物が多数います! 発見されました!」


ボブゴブリン・ゴブリンリーダー等が、通路の方に寄ってきた。


「此処は、私が食い止めます! 姫は下がって下さい。」


「マイク、危険だ!! 一緒に下がるぞ!」


『……………』


通路に、向かってきた魔物達が、悲鳴を上げ、広場の奥の魔物達も、通路側に向かってくる。


マイクは、通路と広場の境で、防戦し


「姫様、危険です!!! ゴブリンナイトもいます! お下がり下さい!」


『…………』


1人では、到底防戦出来ない状況になり、マイクの怪我も、大きくなっていく


クレアも、マイクの隣に立って、防戦しているが、少しづつ怪我をしていく


『……………』


クレア達は、下がりながら、防戦していた。


時折、魔物達が怯んだりするが、押されている


「「ギャァギャァ!! ギャッギャ~~」」


突然、目の前の魔物達が怯み、数匹が倒れていく


「突入!! 姫を守れ!!」


魔物達の後方から、声が聴こえ、後方の魔物が倒れたり、下がっていったりし始める。


「騎士達は、通路側を、こちらは、歩兵の方々と私達で!!」


広場の方で、火柱が上がり、強風が吹く


「「姫様、お出でですか!」」


はぐれていた、騎士達の声だった。



◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇


side セイヤ


騎士達と、魔物の多かった広い場所に着くと、先の通路に、姫様達を見つけた騎士達が、広場に走り込む


「騎士達は、通路側を、こちらは、歩兵の方々と私達で!!」


セイヤは、通路側を騎士達に任せ、広場側に、炎で壁を立てる。


ファリスは、〘ヴィト・ァラゥ〙を唱え、騎士達の前の魔物達を攻撃して、援護していた。


ターニャの、呪文も炸裂し、通路側の魔物達も減ってきた。


3人の歩兵の方々が、広場に展開し、ファリスが援護していく。


セイヤは、もう一度、奥側に炎の壁を立て、手前の魔物を倒していく。


手首に巻いた、クラウドから、最適の武器に持ち替えながら、防戦していく。


騎士達と、クレア達が合流し、リョカが、ポーションで救護していくと、騎士達は戻ってきて、歩兵達に合流し、退路を確保していく。


「姫様、こちらのポーションを!!」


リョカは、クラウドの中から、ポーションを出してクレアとマイクの治療をしていく。


「一時撤退を!!」


騎士の1人が声をかけて、撤退の準備をしていく。


『ノーナ、通路側の魔物の遺体の回収、リョカの背負い袋に可能か?』


『可能であり、回収中です!』


「リョカ、姫様達を治療しながら、撤退の準備!!」


「はい! セイヤさん!」


「騎士・歩兵の方々は、来た方から、撤退の準備を! 殿は、私がします! ファリスも、リョカと撤退準備を!」


セイヤは、もう一度、炎の壁を立てながら、撤退を促す。


騎士・歩兵達が、退路に先行し、姫様達とリョカ・ファリスが、退路に入るのを確認して、セイヤは退路に入り、もう一度炎の壁を、退路前に立てた。


先行の騎士達とファリスで、撤退しながら、遭遇した魔物を倒していき、姫様達とリョカで中衛、セイヤと歩兵達で後衛をして、入口迄撤退した。


夜営に着くと、他の方々も戻って来ており、ファリスには、救護をお願いし、リョカには、共同討伐分から、食用になる魔物肉等で、食事に準備をお願いした。


『ターニャ、姫様の護衛、ありがとう!』


セイヤは、討伐した魔物の、装備品を確認し選別していると、騎士団の副官が来た。


「セイヤさん、姫様の救出ありがとう! 姫様の天幕に来てくれないか?」


「こちらも、報告が! 出来れば、代表達を集めて、相談が…」


「わかった。代表達の集合は準備する! 集合は、夕食後にし、先に姫様に会ってくれ。」


副官に連れられ、姫様の天幕に向かうと、中から、入室の許可が出た。


「失礼します。 ………「セイヤさん、今日は、救出に来てくれ、ありがとうございました。」…」


セイヤが、自己紹介しようとするそばから、クレアさんが、お礼を言ってきた。


「いえ、こちらは、する事をしただけです。 被害状況は?」


「騎士団に被害が出た。 騎士1人、歩兵に1人の死者が出た。 遺体は、なんとか持ち帰れたが…… 冒険者の報告は、まだ入っていない。」


「魔物の遺体の回収の中に、ゴブリンナイトが、居ました。」


「1匹は、倒せたのだな! 広場の所で、2匹は確認していたが…… アレは、ランクBに近いCだ!」


「ゴブリンナイトも居たのですか!! んっ、どうやって回収した?」


「私は、ボックスを持っているので、《収納》というスキルと紐付けし、自動で回収しています。」


「そんなスキルがあったのか!」


「その為、ゴブリンナイトが居た事も、確認できました。」


「残りの、ゴブリンナイトを討伐する事で、この巣穴を退治する事ができるだろうか?」


「それを、相談したかったのです。」


「わかった。夕食後に、皆で相談しよう。」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ