第1章 第31話 騎士団との討伐
セイヤ達が、リョカの家を出ると、何組かのパーティーが村の広場に、騎士団駐屯地の方では、村の森側の出入口方面への、移動が始まっていた。
冒険者パーティーの参加は、4パーティーで、ピードさん達〖ファイの嵐〗も、討伐組で参加するようだった。
騎士団が集合し終わり、パーティーと一緒に森に向かった。
街道から、川沿いを遡上し、崖付近に来る迄、何度か魔物に遭遇するが、大人数の為、難なく到着して、穴の前にたどり着いた。
「此処に、夜営地を造り、明日より穴の探索をする! 周りの木の伐採と整地を。 かかれ!!」
姫騎士の号令で、騎士団が夜営地を、設営していくと、騎士団の副官が声を掛けてきた
「セイヤさん、竈門の設置を、お願いできるか?」
「はい、わかりました。 整地と竈門は、準備します。 伐採した木で、周りに柵をお願いします。」
セイヤは、《土魔法》で、切り株の掘り出しと、整地、竈門の準備をしていく。
その間に、冒険者組は、穴の中を探索し、騎士団が夜営地の設営をしていく。
夜営地が、ほぼ完成し、竈門・柵の設置が終わる頃、冒険者組が帰還してきた。
「中は、ダンジョンの様に要り組み、奥に続いている。」
冒険者組からの情報が入り、今夜は此処に、夜営する事になった。
騎士団、冒険者組、セイヤ達が、各各テントを建て、竈門の方で食事の、準備が行われていく
「リョカさんは、食事の準備に、加勢して下さい。 こちらは、2人でテントを建てます!」
騎士団、冒険者組等から、選抜メンバーが、食事の準備に出ていたので、リョカに声をかけた。
材料は、夜営地に着く前迄に、討伐した魔物肉等を使い、セイヤが野菜等を出していった。
「「「今夜のメシ、うまいぞ!!!」」」
「「「何時もより、美味しい!!!」」」
リョカの《家事》スキルの効果か、どこも、好評の声が出ていた。
「食事後、代表者は、集合してくれ!」
騎士団の副官の声で、伝達が有り、食後に代表者達が集合した。
「今夜は、交代で見張りを立てる。 明日は、騎士団の歩兵20と、冒険者パーティーの1組が、夜営地の防衛並びに休憩、毎日交代で探索に当たる!」
「4日に1日の休憩だな。 騎士団は、もっと厳しいか…」
「中では、騎士5・歩兵3のパーティーを、10組、冒険者パーティーが3組、セイヤさん達となる。 セイヤさん達も、4日に1日のペースで休憩を取ってくれ。」
騎士団からの指示があり、崖の穴の探索が行われていく。
代表者達が、戻っていき、セイヤもテントに戻ると、リョカも片付けから戻ってきた。
セイヤ達は、テントの中から、ボックス内に入り、各各の仕事をしていく。
今夜の見張りは、セイヤ達は、外れていたので、露天風呂に入り、寝ていく。
セイヤは、寝る前に、露天風呂に《浄化》をかけておいた。
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転移29日目 ファイの村近く 森の夜営地
朝、起きてテントを出ると、朝食の準備の班が、食事の準備をしていた。
セイヤ達からは、リョカが出てくれており、準備をしてくれていた。
夜営地で、朝食になり、みんなで朝食を取り始めた。
「「「今日も、うまい! 元気が出る!!」」」
今日も、好評のようだった。
「食後、各自、装備の点検後、組に別れ、穴に入っていく。」
騎士団の指示で、各各、確認が取れ次第、穴に向かっていった。
穴の中では、騎士組4・冒険者組1で1つの隊を組み、角毎に左右に別れて進む事になっていた。
セイヤ達は、最後の騎士組と一緒に入って、先の角での別れての探索になっていた。
セイヤ達の前に、騎士組がいたので、騎士組の倒した魔物達は、セイヤ達がボックス内に入れ、後で食事用の魔物肉の、拠出等に使っていく事にした。
先の角に進むのは、騎士組2・冒険者組1・セイヤ達で、先の角は、二股の分岐だった。
騎士組1・冒険者組1、騎士組1・セイヤ達に別れると、セイヤ達は、姫騎士と一緒の班だった。
姫騎士と一緒の班で進むと、その先でまた、分岐になっていた。
「セイヤさん達は、そちらの分岐を、騎士組で、こちらに進む!」
姫騎士が進んでいこうとすると
「キャァ~「ワァ~~」……」
「「あっ! 落とし穴だ!!」」
セイヤの後ろで声がし、戻ると、姫騎士と騎士1人が、落ちたようだった。
「「姫様~~!!」」
騎士達が、落とし穴の下に声をかけるが、返事はなかった。
『ターニャ、すまないが、姫騎士に付いて居てくれ!! ノーナ、ターニャの位置を記憶して、誘導してくれ!』
『わかった。姫様の近くに居るから、迎えに来て!』
ターニャが落とし穴の下に入っていき、セイヤは、騎士達に
「姫様に、護衛を付けました。 誘導するので、一緒に!!」
セイヤは、騎士達と一緒に、道を戻り、反対側から階段を探した。
途中、魔物との遭遇や、分岐はあったが、セイヤは、ノーナの指示で道を選び、階段に向かった。
騎士達は、疑問に思っていたが、セイヤの指示に付いていき、階段に到着した。
「此処を降りて、姫様を探します。」
セイヤ達は、騎士達と階段を降りていき、ノーナを頼りに道を進んだ。
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side 姫騎士 クレア
「………様! 姫様!」
「ウッ…… ここは?」
「落とし穴に落ちたようです。 怪我はありませんか?」
「1階落ちたという事か? 人数は、2人か…」
「はっ、そのようです。 早く、合流しないと……」
私達は、落とし穴に落ちて、少し気絶していたようだ……
「そうだな。 魔物が多数だった場合、2人では守りきれない……」
『……………』
その時、私の頭に違和感があった、と同時に、3匹のオークが、こちらに進んできた。
「姫様! 敵です!」
『……………………』
私達は、オークとの戦闘に突入した。
2人共、魔法のスキルはなかったので、剣で対抗していき、なんとか、倒す事が出来た。
そこまで体力がなく……と、いうか、怪我をしている状態で、襲ってきていた。
一陣の風が吹いた後、怯んだ所を撃ち取った。
「姫、ナニをしています!」
「いいから、装備を剥ぎ取って! 終わったら、解体できるかしら?」
「すみません、解体のスキルは無いので……」
「それでも、食べられそうな所を少し、取っておいて!」
装備を剥ぎ取り、その装備で、アイテムを作り、騎士に持たせた。
「此れを、装備しておいて!」
「此れは?」
「少しでも、役立つ物。 いいから、装備しておきなさい。」
私の作った物は、少しでも、体力を回復させる物だが、材料が悪すぎた。
合流する迄、体力がもてば良いのだが………




